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もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

もしも総監が東光太郎だったら第一話7

男性の指さす方向に目を向けると、耳障りな高周波の羽音を撒き散らしながら飛来してくる、怪獣がいた。その姿は、以前に倒したインセクタスに酷似している。あちらは飛べなかったが、同系種と見るべきだろう。
ミライは急いでメモリーディスプレイを取り出した。
「こちらミライ! 怪獣はこちらに向かっています!」
本部に通信を入れると、すぐに相手を切り替え、リュウに繋げた。
「リュウさん! 上空に怪獣が!」
「ああ! すぐに公園付近の人を避難させるんだ!」
「GIG!」
ミライが通信を終えた時、男性の姿は隣になかった。羽音が強くなり、風圧を直接感じるようになるまで接近した怪獣の真下近くを走っていた。
「早く逃げるんだ!」
悲鳴をあげて、ばらばらの方向へ逃げ惑う人々を、的確に誘導している。
一瞬、先手を取られた気持ちになったミライは、頭を振ってそれを打ち消すと、彼の傍に走った。
「ここは僕が引き受けます! あなたも逃げてください!」
強烈な突風が吹き、砂塵が舞う。子供が一人転んだ。
「大丈夫か?!」
男性はその子に駆け寄って抱き上げると、ミライを見た。
「頼んだぞ!」
ミライはうなづくと、トライガーショットを構えた。だが、インセクタスの着陸地点はミライが思っていたよりも至近距離だ。じりじりと見上げながら後退する。
「ミライ!」
「ミライ君!」
仲間たちの声がして、ミライは一瞬だけ視線を移したが、すぐにインセクタスを睨みつける。
「着陸した瞬間を狙うぞ!」
リュウの言葉に、
「「「GIG!!!」」」
残りのメンバーは叫んだ。
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

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