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もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

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コーヒー14

ゾフィーは席から立ち上がってプレートを拾うと、ちゃんと動くか数回起動させた。そしてメビウスの方を見る。
「落とすな、と言ったはずだな?」
「あ・・・・あ・・・・」
「余計な事を言って落とす様に仕向けたのは誰ですかっ!!」
タロウはメビウスの腕から取り上げたプレートを机に叩きつけると、ショックで呆然としているメビウスの肩を抱き寄せる。
「乱暴に扱うな。おまえは感情的になると物をぞんざいに扱う。
だが」
ゾフィーは手に持っていたプレートを再度起動させ、タロウに向けた。
「こんな金属の板きれ一枚でも、100億の命が救える」
その言葉に、メビウスは弾かれた様に顔をあげた。タロウはメビウスの肩に乗せている指先にぎゅっと力を篭める。
ゾフィーは再びメビウスへと視線を落とした。
「たった一言で動揺することは戦場でもある。気をつけるんだ」
そういうと再び席につき、二人などまるで存在しないかの様に仕事を再開する。
タロウはしばらくゾフィーを睨みつけていたが、メビウスを抱える様にして回れ右をする。
「サイフォンが残っているぞ」
「いりませんよ!」
乱暴な音を立ててドアが閉まると、ゾフィーは椅子に背を預けて大きく溜息をついた。
「やれやれ・・・・」
しばらく瞠目していたが、ノックの音に顔をあげた。
「失礼します」
「隊長、長時間休憩、終了いたしました」
勝手に中に入ってきたのは、数時間前に帰した秘書たちだ。これには流石のゾフィーも開いた口が塞がらなかった。
「おまえ達、今日は定時に帰れと命令したはずだが・・・・」
「そうでしたか」
「申し訳ありません、伝達ミスが生じた様です」
「これより業務に復帰いたします」
席につく部下達に、ゾフィーは別の意味でまた溜息を吐いた。
「全く良くできた部下だよ、おまえ達は・・・・」
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

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