もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

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コーヒー13

「兄さん、何だってメビウスを連れ出したりしたんですかっ!」
「見ての通り、私の秘書たちが全員定時で上がってしまってね。おまえが居ない間この子が寂しそうだったから、仕事を手伝ってもらおうと思ったのだよ」
よくもいけしゃあしゃあと・・・とタロウは口にこそ出さないが表情に思いっきり出して隊長を見た。
宇宙警備隊隊長秘書室と言えば、後方勤務の花形だ。大隊長付きよりも競争率が激しい。
あの有能と勤勉が忠誠の服を着ている様な連中が、隊長を放っぽって定時に帰るわけがないのだ。絶対、無理矢理帰らせたに違いない。
「手伝うって、訓練生に何をさせていたんですっ!ここにあるのは全部!機密レベルAAAじゃないですかっ!!」
「と、AAA?!」
メビウスは無造作に抱えていたプレートを見た。国家機密レベルだ。それが腕の中に10枚以上。部屋の隅に数百枚。床の上に・・・・。眩暈がしてくる。
「そんな大仰なものばかりじゃない。AもBもある。
ああ、緊張しなくていい。君が持っているのは、今日の銀河連邦政府の議題だ」
メビウスの体が完全に硬直する。連邦政府まで絡む様な大事など、自分からは縁遠いと思っていたのに。
「れ、連邦政府の・・・・・」
震え始めた腕の中でプレートがかちゃかちゃと音を立てた。
「こんなもの、下ろしていい」
タロウがメビウスの腕の中からプレートを取り上げる。
「ま、待ってください!」
メビウスが叫ぶと、残っていたプレートが数枚、床に落ちて起動した。
「あっ・・・・」
「あ・・・・」
「はい、失格」
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

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