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もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

もしも東光太郎が総監だったら第一話4

リュウは旦那さんに教えられた和菓子屋さんの前にGUYS専用車を止めた。意外なことに、メンバーの中で車の運転免許を持っているのはリュウひとりだ。ミライは言わずもがな、マリナは「四輪は嫌いなのよ」と流し、ジョージは「車は運転してもらうものだ」と豪語している。
和菓子屋さんのある付近は再開発が進んでいて、下町風情のある商店街の隣に、大きな公園と建築中の高層マンションが並んでいた。
GUYSのキャップを被ったメンバーが専用車から降りる。
「こんにちは」
「失礼します」
暖簾を潜って今時き珍しいガラスの引き戸を開けると、中には駐在さんと店の主人らしき初老の人が談笑していた。
「いらっしゃいませ!」
店の主人の威勢のいい声に駐在さんが振り返り、GUYSの制服に敬礼した。リュウ達も背筋を伸ばして返礼する。
「どうしたんですか? まさか近くに怪獣でも?」
「いえ、そういうわけじゃ・・・・」
口ごもるリュウ達に気付かず、ミライが店主と駐在に歩み寄った。
「ここに、ヒガシという人は来ませんでしたか?」
「ばか! 買い物客がいちいち名前なんか言うか!」
ジョージとリュウが二人してミライの腕を引っ張る。
「東さんですか! いやー、まさかGUYSの関係者だったとは!」
「やっぱりいい男は違うねえ」
駐在さんも店主も、嬉しそうに顔を見合わせる。
「ご存じ、なんですか?」
マリナがミライを制して問いかける。
「さっき、バスから降りようとした女性客がひったくりに遭いましてね。同じバスに乗っていた東さんが取り押さえて本官のいる駐在所まで連行してきてくれたんですよ。調書を書くのにも協力してくださってねえ」
「しょっぴいている姿を見たけど、颯爽とした良い男だぁねぇ」
店主は呵呵と笑ってみせた。
「それで、その人は何処へ?!」
「表にあるバス停の時刻表を見せてくれって・・・・」
「「「「ありがとうございましたーー!!!!」」」」
ガラスの引き戸が乱暴に開いて閉じた。
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

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