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もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

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石の人魚2

ゲン達が声のする沖の方へと目を向けると、潮に流された女性が、手をあげていた。
「誰かーーー! 助けてーーー!!」
「待ってろ、今行く!」
ゲンはトオルとカオルを下がらせ、海の中に入って行こうとする。
「待って! おおとりさん!」
だが、百子の声がそれを遮った。
「百子さん、早くしないとあの人が流されてしまうんだ!」
「いいのよ、もう少し待って」
「ええ?! なんてことを言うんだ!」
「いいから! 私の言うとりにして、おおとりさん」
百子は腰まで海水につかり、ゲンの腕を強く引いた。
「助けて~~~・・・・」
更に遠くなった悲鳴がか細く聞こえてくる。他の海水浴客も、不安そうに流されていく女性を見ていくばかりだ。
「ほら、もうあんなに遠くまで! 百子さん、俺は行ってくるよ!」
「ええ、あれぐらいだったらもういいわ。行ってあげて」
「ええ?!」
いきなり腕を離した百子に面食らい、ゲンは数回瞬きをした。
「ほら、早く!」
「う、うん・・・・」
首を傾げながらもゲンは更に深くまで歩いて入り、一気に抜き手をきって泳いだ。
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

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