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もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

もしも総監が東光太郎だったら第二話16

セヤッ!

メビウスは空中からケムジラを蹴り倒すと、ふわふわと頼りなげに浮かんでいる落下傘を掌で受け止めた。
最初に足が、続いて尻もちをついて、手で体を支えて、最後にパラシュートが落ちた。光太郎はメビウスの顔を見上げると、全開の笑顔を向けて手を振った。
光太郎をそっと地面に下ろすと、メビウスはケムジラに向き直った。
突進してくるケムジラを巴投げで投げる。間髪入れず転がったケムジラの胴体を掴み、再び投げ飛ばす。
轟音を立てて転がったケムジラはよたよたと立ち上がり、続けざまに糸を吐いた。メビウスの太ももに、首に、腕に糸が絡まる。そのまま糸を引っ張られ、メビウスは膝をついた。
「ミライ!」
ガンウインガーからウイングレットブラスターが発射される。数条の熱線のうちの一つがメビウスの左腕に絡みついた糸を焼き切った。
メビウスは顔をあげた。左腕のブレスから、メビュームブレードが伸び、全身に絡みついた糸を切り払った。

セヤッ!

光の剣を構えるその姿に、ケムジラは慌てたように後退りをした。怪獣が後ろを向く前に、光の戦士はケムジラへと肉薄し、ブレードを振りおろした。



「やった!」
ディレクションルームでテッペイとコノミが歓声をあげる。
ホッとしたサコミズは、地面でパラシュートを外している呑気な総監を見て、深いため息を吐いた。
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

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