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もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

もしも総監が東光太郎だったら第二話13

「ウイングレットブラスター!」
リュウが吼えた。ガンウインガーの熱線砲は、振動板をわずかに外れてインセクタスの表皮を微かに焼いた。
「くそ!」
旋回して、もう一度インセクタスの正面に回る。左右の角が中央に寄せられて、スパークが起こった。
「リュウさん、来ます!」
リュウは軽く唇を噛んで再度機体を捻った。虚空をビームが貫く。
「くそ、ウインダムを使えりゃ・・・・」
戦闘機では意外と戦い難い相手だった。振動板の狙いを定める時間が短い。
「ジョージとマリナは?!」
「それが・・・・」
『2人は新たに出現したケムジラと交戦中だ。すぐにこっちも現場に向かう』
サコミズの声がコクピットに響いた。
「あっちもこっちも大変ってか」
リュウは再びインセクタスの正面に機首を向けると、ビークバルカンを撃った。数発が振動板に当たったが、まだ破壊するには至らない。
「リュウさん!」
突然切羽詰まった声をミライが出した。
「どうした?!」
「機体の排気噴射口に、蟲が・・・・」
「何ぃ?!」
リュウが手元の機体各部のパラメータ画面を見たわずかな時間だった。大量の蟲がガンウインガーのフロントに突撃してきた。
「うおっ?!」
高速で激突し、死骸へと変化した蟲の体がべっとりと強化ガラスに張り付いて、肉眼による視界を奪った。
インセクタスが振動板で、先程リュウ達が呼び寄せた蟲を利用したのだ。
「くっ・・・・!」
眼下のインセクタスの姿が視認できない。レーダーを頼りに一旦急上昇する。
「ミライ、舌噛むなよ!」
「はい!」
リュウはそのまま機首を真っ直ぐ大地に向け、急降下した。2人の体を強烈なGが襲う。まともな操縦ではない。だが、そのおかげで蟲の死骸がはがれた。体液がまだ残っているものの、とりあえずの視界は確保できた。
「隊長! メテオールの許可を!」
角がまた振動板を守っている。スペシウム弾道弾で殻ごと倒すしかない。
セットしたメモリーディスプレイの中でサコミズが頷いたような気がしたが、それを確認する暇はなかった。
地面に大きな穴が空き、そこから巨大な青虫が出てきたのが見えたからだ。
「何だ、あれは?!」
インセクタスは突然の闖入者に向けて、角をスパークさせる。青虫はそれを見るとインセクタスに向かって白い糸を吐いた。角が糸に絡まり、スパークが途絶える。
『・・・・ケムジラだ・・・げほっ、げほっ・・・・・』
掠れ、咳込んだジョージの声がした。
「ケムジラ?」
『すまん、逃がしちまった・・・・ごほっ・・・・』
「ジョージさん!
リュウさん、出ます!」
ミライが左腕をかざした瞬間、ケムジラとインセクタスに旧型のミサイルが直撃した。
「?!」
2人がミサイルの発射された方向を見ると、青を基調とした二段の水平尾翼が特徴的な機体が更に攻撃を仕掛けている。その機体を、リュウは写真でだけ見たことがあった。
「スカイホエール?!」
そろそろ戦闘シーンに飽きてきた・・・orz
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

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