もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

あなたの為なら壊します36

「ねー、隊長、隊長」
「ご相談があるんですけど」
少々小生意気ではあるが、キルシュとペシェは優秀だった。情報処理能力が物凄く高い。5窓6窓は当たり前で、検索をかけるのも上手だった。連邦議会の会議報告書まで盗み見てくる程である。更に双子だからなのか、互いに超能力を使わなくても見ているものが共有できるらしく、見てもいない画面を訂正しあってもいた。
二週間もすると、もう床に積みあがったプレートはなくなった。口調はこれから直させなければいけないが、仕事に余裕ができてきたのは良いことだ。おかげでゾフィーは伸ばしに伸ばしまくっていた会合や視察にでかける時間ができた。ディナ達は交代でそれに付添ったり、双子に効率的なデータ処理を教わったり、レピと一緒にお茶を飲んだり作法について勉強をしたりした。
「どうした?」
「ここってまだアルバイト募集中ですよね?」
「アルバイトどころか正社員が欲しいんだが」
「隊長、社員ではなく、隊員です」
ウルトラの父が隊長を務めていた時は、10人以上が秘書官を務めていたのだ。半分以下で回している今の方が凄い。
「あれ? ひょっとして今って凄い?」
「何がですか?」
「あ、ああ・・・・ちょっと・・・・。
それで? 誰か面接でも希望をしているのか?」
キルシュとペシェは、机ごとずずいっと移動してきて、ゾフィーの正面に並び、ついでにプレートを開いて仕事をしていた。ながら仕事できるって凄い。
「この間、上級生が引率をしてくれて、他の惑星で授業を受けてきたんですよ」
「ふんふん」
「私達が先生に授業を受けている間、上級生ってヒマな時間ができるじゃないですか」
「その時に、ずーっとアルバイトの求人情報を見ている先輩がいたんです!」
「これは即座に確保するべきですよ!」
「なるほど」
身を乗り出していたゾフィーは椅子に座りなおして少しそっくり返る。
「まだ決まってはいなさそうということだな?」
「「そうです」」
「では、すぐにその貴重な人材を確保してくるように!」
「「了解!!」」
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  • 2016/07/26(火) 22:33:09 |
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