もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

そうだ、ゲームしに行こう!10

タカノリ達に引っ張られ、トシオはTVゲームのブースに行った。服を脱いだ女の子のイラストがたくさん飾られていて、大人の男ばかりが群がっている。
「お~・・・・」
「ちょっとドキドキする、かも・・・・」
「そうか。こういうのがドキドキするのか」
トシオは真面目そうに画面の中で動く女の子たちを見た。
「あの~、すみません。こちらは成人指定のブースでして・・・・」
背中をつつかれて振り向くと、係員らしき人がトシオに棘のある視線を送っている。
「申し訳ございませんが、お子様連れはご遠慮をお願いしております」
「え?」
首を傾げるトシオの腕をセイジが引っ張る。
「エロゲだから子供は見たらダメだってさ」
「そうなのか? どこが星人指定なのかわからないが、地球人向けのだろう?」
「兄ちゃんの漢字変換が間違っているのだけはわかったよ。
いいからこっち! タカノリ、アイト!」
大きなモニターを見上げている二人の服を引っ張り、ブースの前から抜け出す。
「ちっ、大人が一緒なら見れるかと思ったのに」
「やっぱダメか~」
「普段からあんなの見ないくせに」
「そしてこちらが、来月発売の『シスターメーカー』です!
こちらのゲームは、タイプの違う妹を自分の好みに育成していくという育成シミュレーションゲームです!」
別のブースから聞こえてきた声に、トシオの足が止まる。
「今回の体験版は、この体験版のみの限定キャラの攻略となっています! 通常プレイ時の設定期間は三年間ですが、体験版は一年間設定です。しかし、本編に劣らないイベント盛りだくさん!」
「妹か・・・・妹は確かに育てたことはなかったな・・・・」
いわゆる萌え絵のパッケージを見て、体験版ならいいかと一つ手にとった。
「すみません、弟の育成ってないんですか?」
「いや、うちは男性向けメーカーですから・・・・女性向けだったらあるかもしれませんが・・・・」
手早く会計をすませるスタッフは困惑したように女性向けゲームのコーナーを示した。
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

コメント

困惑するお姉さんの気持わかります

弟育成ゲームする兄さん。とても笑えます。

もし女性向けにあったら本当に購入しそうです。

ジャックとかタロウとかつけて

  • 2011/07/10(日) 18:12:04 |
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