もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

私は卑怯な人間なので誰かの所為にせずにはいられない1

DVD見てたらディレクションルームに電話はなかった・・・・。


     ただいま~
     電気点けて、お風呂沸かして、野菜とお肉は切ってあるから炒めて・・・
     あ~、その前に持ち帰りのデータPCに移さないと
     うわー、着替え面倒!
     もーいいや、明日明日!
     今日は服来たまま寝ちゃえ!



ディレクションルームの電話が鳴った。
「はい、こちらディレクションルーム!」
ワンコールも鳴りきらないうちにリュウが電話に飛びつく。
「は? 死因?! そういうのは警察に・・・・ちょっと、おばちゃんどこの部署? ここは行動隊だよ?
 え? イイダさん? うちは科特隊じゃないって!」
「リュウ、どうした?」
サコミズは、困惑したまま怒鳴りそうになっているリュウに宥めるような声をかけた。リュウは受話器を手で包んでサコミズの方を向いた。
「それが、娘さんが死んだから原因を調査してくれって。科特隊ならできるだろうって言ってるんですよ」
サコミズは少しだけ眉をひそめると「代わってくれる?」とジェスチャーをする。リュウは保留ボタンを押してサコミズに電話をまわした。
「はい、お電話代わりました。科特隊への調査のご依頼というのは?」
電話を取るサコミズから少し離れたコノミの席で、メンバーは電話の会話を聞き逃さないようにしながら、囁き合う。
「でもなんだってうちに科特隊宛ての電話が?」
「死因の調査って、おかしくないですか?」
「いや、別におかしくないですよ。科特隊はそもそも警察の一部だったんですから」
「ええっ?! そうだったのか?!」
ジョージはおろかリュウまで目を丸くしたのを見て、テッペイは瞼の上を平らにした。
「科捜研でも調査しきれない怪事件を専門を扱っていたのがそもそもの発端です。事件の多くが怪獣や宇宙人関係のものだったので、対策として武器の充実や、宇宙にまで行けるような移動能力と、どんどん追加されていき、ウルトラ警備隊からの防衛チームが出来上がったというわけです」
ミライはテッペイの説明に何度も深く頷いた。
「歴史のある組織なんですね」
「でもよー、科特隊はねーだろうが。今はGUYSだぜ?」
「年配の方になると、どの時代のチームも全部科特隊で一括りにしちゃってますからね」
やがてサコミズが電話を切ると、ささっとメンバーが付近に集まる。隊長は集まったメンバー達を見て、くすっと笑った。
「こういうのは警察の事件だからね。ミサキ総監代行に頼んで、警察に回してもらうよ」
走り書きのメモを破り取ると、サコミズはディレクションルームを出て行った。
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

コメント

昔は直接かかってきていたんですよね。帰りマンとか見ていても、そんなシーンありますよね。
今は確か、オペレーター席の通信(受話器ではなくインカムでしたっけ?)に転送とか・・・・で、確かに受話器は無いですね。
時代なんですね・・きっと。寂しいです・・・

続き、楽しみにしています。

  • 2011/05/11(水) 00:53:42 |
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  • すずはらあすか #7iQfpXP.
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