もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

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もしも総監が東光太郎だったら第一話9

『リュウ、そっちの状況は?!』
サコミズの声がメモリーディスプレイから聞こえてきた。
「たい、ちょう・・・・」
リュウは倒れた地面の砂を握りしめた。
「くっそおおおお!!」
そのまま勢いをつけて立ち上がる。
リュウの気合に押され、ミライやジョージ、マリナも立ち上がった。
「隊長、メテオールの許可を!」
今、インセクタスはこちらに背中を向けている。今のうちにウインダムで攻撃を仕掛ければ・・・・・。
「待て! あそこに人がいる!!」
ジョージが指さしたのは、建設中の高層マンションの現最上階だった。
「あ、あの人は・・・!」
ミライは思わず息を飲んだ。


その男性は、まだ鉄骨を組み上げている最上階へと上り詰めると、インセクタスの方を向いて、持っていた枝を振りまわした。
「おーい! こっちだ! こっちを見ろ!!」
常緑樹の枝がわさわさと揺れ、葉っぱが数枚、落ちていく。
「おーい!」
数度目の呼びかけで、インセクタスは彼の方を見た。液化した樹木を吸っていたストローを一旦口の中へと仕舞う。
「よおし!」
彼は持っていた枝をインセクタスに向かって投げつけると、すぐ傍にあったクレーンに乗り込んだ。一纏めにされている鉄骨の束をつかみ上げると、クレーンを回転させて勢いをつける。
インセクタスの溶解液が発射される瞬間、砲丸投げの様に放たれた鉄骨の束が振動板に突き刺さった。

「うそだろ・・・・」
その瞬間をしっかりと目撃したジョージは、口をぽかんと開ける。
「すごい・・・・武器がなくても、戦えるなんて・・・・」
同じくミライも、機転を利かせた男性の姿に感動する。
不意に、訓練生だった頃聞いた、タロウの言葉を思い出した。
《何も戦闘能力だけが全てじゃない。体が大きくて強いからって、何にでも勝てるわけじゃないんだよ》
(なんでだろう。さっきから、タロウ教官・・・・兄さんのことばかり思い出して・・・・・)


「どうだ!」
彼は得意そうにクレーンの操縦席で鼻を擦った。
インセクタスが声にならぬ悲鳴をあげて、のたうち回る。
「もう一丁、お見舞いしてやる!」
クレーンのアームが再び鉄骨をつかむ。
インセクタスは角を振り上げ、内側に向けた。
「それっ!」
だが、今度の攻撃はインセクタスの角に当たって弾かれた。重い鉄骨が金属音を立てて地面に落ちていく。
インセクタスの角がスパークした。


「危ない!」
ミライはトライガーショットを投げ捨てると、左腕を天に向かって突き上げた。
「メビウーース!!」



もちろん、「タロウ」第一話のパク・・・オマージュですw
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