もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

機械にまとめられた秩序30

ナオがかちゃかちゃとジャンボットの修理をしているのを、エメラナは隣にちょこんと座って見ていた。何もしないのはジャンボットにもナオにも申し訳ないので、工具箱の中からナオの言う通りのドライバーやペンチを取り出して渡している。
「ナオ」
「ん~?」
「先程ナオが言った、ジャンキラーがジャンボットの兄弟というのは・・・・」
「そりゃあ同じ人が作ったわけじゃないけどさ。でも、ジャンボットの人工頭脳をコピーしたっていうから・・・・あ、じゃあ双子?」
エメラナはナオの言葉にくすりと笑った。
「それはとても素敵ですね。
ね? ジャン」
話を振られたジャンは困ったように集積回路結晶体を点滅させる。
「私は、子供の頃お姉様と一緒に貴方に乗る度に思っていたの。貴方にも兄弟がいたらいいなって。
もし、ジャンキラーがあなたの兄弟になったら・・・・」
『しかし、奴はビートスターが造り出した殺戮兵器です』
「でも、まだ罪を犯してはいません。生まれたばかりなのですから」
『まだ間に合うと?』
「ええ。彼を私達の仲間にすることはできないでしょうか? もし、説得ができたのなら、彼にある心が、殺戮を望んでいないのであれば、それはきっとできると思うのです」
『姫様が望むのであれば、やってみましょう』
ナオが一つ線を繋ぐ度にジャンの声が鮮明になっていく。
「じゃあ、ゼロ達にも作戦を説明しないとね!」
「ええ」
エメラナが頷いた丁度その時、壁の装飾品の一つからミラーナイトが現れた。
「姫様、ナオ。ランがバーベキューをするようです。外へどうぞ」
「やった! お腹すいてたんだ!
あとこれで最後だから先に繋げちゃうね!」
ナオが手早くパワーコンジットを繋げると、ジャンの集積回路結晶体が輝く。
『これより人工知能の再起動に入ります。どうぞ、休憩をしてきてください』
「ええ。行きましょう、ナオ」
「また後でね」
『ああ』
ジャンの人工頭脳が収納され、エメラナ達のための椅子が出てくる。
二人はホッとしてミラーナイトに促されるまま外に出た。

【“機械にまとめられた秩序30”の続きを読む】
スポンサーサイト

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

チャットしますよ

明日の夜23:00~。もし今年エイプリルフールがあったら通常よりも延期する所存(笑)
http://chat.kanichat.com/chat?roomid=goldultora

携帯
http://chat.kanichat.com/mobile.jsp?roomid=goldultora


ウルトラマン妹を立ち読みしてきました。兄さん、ラストの章で出番はないんですが「エネルギーわけてもらっちゃいました!」「ブレスレットもらっちゃいました!」とかこそこそお仕事しています。しかしなんだ。養成所の話書いてる私が言うのもなんだが・・・・新人にもまだなれない訓練生にまでちょくちょくエネルギー分け与えてるとかアイテムあげちゃうあたり、兄さんの子供好きは相当なもんです。あれ、子供だからかまっているというかとにかく年下好きなんだな。面倒見たくてしょうがないんだな。舞台の地球はメビが去ってからしばらくしてからみたいです。ウルトラマンが助けてくれた地球。10分の立ち読みじゃ全部見切れてませんが、続きありそうな終わり方だった。今度こそ兄さんがまともに出てきたら即座に買うのに!

テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

機械にまとめられた秩序29

ジャンキラーはビートスターの元に戻った。薄暗い制御室の中、台座に固定されたビートスターがゆっくりと腕を動かす。
『何故戻ってきたジャンキラー?』
『ビートスター、初期不良がある。照準が合わない。稼働も良くない。すぐに再調整を』
『そんなはずはない。おまえは、私が異なる9つのアルゴリズムを融合させた完璧な兵器だ』
『しかし! 現に動きが悪くなった時がある。データを再生すればすぐにわかる』
『私の計算が間違っていると言うのか』
『! 
・・・・そうは、言っていない・・・・』
何故、調べてくれないのだろうかと、ジャンキラーは肩を落とした。このままでは命令に従って有機生命体を抹殺することができないのに。
『エネルギー不足あるのなら補給しよう』
無いはずの顔がジャンキラーを下から上まで眺める。これはスキャンをしてくれているのだろうか。
ジャンキラーはビートスターの視線が外れるまでそこに突っ立っていて、それからのろのろとエネルギー供給路に向かった。


ジャンボットの修理はナオとエメラナに任せ、ランは食糧庫に向かった。
機械を修理するのは昔からナオに任せている。あとはエメラナがいるからジャンボットは大丈夫だろうと踏んでのことだった。
「あー、やっぱこの辺はダメか」
入った食糧庫の床を見て、頭をガシガシと掻いた。戦闘に不要な部分に回すエネルギーはないからとエネルギー供給がカットされていたのだろう。保存食は床に散らばってしまっていたし、冷蔵庫の電源も切られていた。
「まあ、そんなに時間は経っていないから大丈夫か?」
野菜は落ちた衝撃以外の痛みはなさそうだ。あとは肉や魚の心配だ。
「よしっ!」
散らばった食品を拾い上げ、ランはジャンボットの外に出た。

「霧が晴れたようですね」
「んあ? ・・・・ああ・・・・」
ミラーナイトの言葉に、岩の上で転寝をしていたグレンファイヤーが顔をあげる。
「おおっ?! 晴れた?! いいじゃねえか、いいじゃねえか!」
胸のファイヤーコアはまだ沈黙しているが、霧がなくなればすぐに回復できる。
「よーし、これであのロボットをぎゃふんと言わせてやれるな!」
「ラン!」
同意を求めた首を巡らせるグレンファイヤーをスルーして、ミラーナイトは何かを抱えてえっちらおっちら出てきたランを見た。
「そっちも大分元気になったみたいだな」
「ええ。霧が晴れてきたので、もう少し休めば大丈夫でしょう」
「ゼロはどうした? 何持ってんだよ?」
グレンファイヤーはランの持っている物を指差した。
「生ものがやばそうだから、全部焼くか燻製にしようかと思ってさ。今日はバーベキューだ。
ゼロならまだ寝てるよ」
ランは手早く石を積み上げて竈を作ると、肉や魚を切り始めた。グレンファイヤーが指を一振りして竈に火を入れた。
「は~、売ってるのを見たことはあるが、作ってるところは初めて見るな」
「グレンが見たのは人間サイズか?」
「闇市で売ってるのを見たんだ。俺が食えるぐれぇのでっかい固まりだよ。何しろ海の男が大量に食うんだからな!」
自慢げに言うグレンファイヤーにランとミラーナイトが笑った。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

本日の列伝

怪獣平気VSウルトラ兄弟! ハイパーゼットンがスフィアを吐きだしたら、ベロクロン達になりました。
そしたらゾフィー兄さんが現れ・・・・ってこれメビの時のヒカリに警告しにきた時の兄さんじゃないスか。
戦うべきは怪獣兵器じゃなくてハイパーゼットンだよって教えてくれているからこれはTV用に撮ったやつですね。おお、パンドンにサイボーグっぽいチューブとかついてる。セピア色の戦いでタイラントと戦っているタロウ!
最初はジャックさんのVSブラックキング夕日編。ああ、ボロクソに殴られております。ブレスレットも効かない! おまけにナックルも来たぞー! 
・・・・この語り方アレだ。ウルトラマンZOFFY。うう、兄さんは戦わずにナレーションですか。この間のゼットン特集みたいだー。
屈辱の磔シーンです。でもゼロのパパンと初代さんが助けに来てくれました。というわけでナックルとブラキン退治。兄さん真面目な声でウルトラ投げとか言わないでください。笑っちゃうから。
おお! ヤプールさんだ! このセコセコ動き回っているようなヤプールさん好き。しかしベロクロンのデザインは秀逸だ。しかもデザインはサンゴが元だっていうんだから凄いよね。エース1話です。エースの戦闘の曲好き。すげー、指ミサイルがエースに効かないよ! メタリウムでトドメ!
そしてキタキタキターー! タイラントだ!! ぎゃあ兄さん速攻で腕折られるシーンとか流さなくてもいいのに! 無念だった・・・いやマジで無念ですよ。てか兄弟全員のボコられシーン流して・・・・あ、でもタロウのこの曲は好きですよ! この頃光太郎さんは地球で自転車の乗り方を教えていたんですが(笑) タロウーー
! スワローキックきたーー! 篠田さんの声のタロウだーー! やっぱパワフルでスピーディーだ。そして平気で建物壊す(笑)タロウ、タイラントへ勝利! このタイラント自身の武器でって・・・内山マンガのアサシンネタですか。
あ、バラージの町にノアの神。ゼロが反応しています。しかし何度見ても初代さんの特撮の贅沢さは素晴らしい。ゼロちゃんはノアの神にはちょっと似てませんからね。ウルトラマンピンチになりましたがチャータムがくれた青い石をキャップが投げて倒しました。
次はセブンです。パンドン、毎度思うんですがペスターみたいに二人で良かったんじゃないかと。そしてボコられる親父に声も出ないゼロ。セブンがなんとよわよわしい・・・・でもパンドン倒しましたー!でもサイボーグパンドンになって復活しちゃいましたー。何故だろう、サイボーグパンドン相手にしてる方が活き活きしてるんですが。
あ、バットさん出てきました。映画のゼットン戦が映され・・・・兄さん方が変身! エースとレオ、変身ポーズ新規? BGMがキラメク未来です。まさかこれで戦うとは(笑)てか・・・・ウルトラ兄弟の新規戦闘短すぎだろ!! 歌1晩だけで戦闘終了とか短すぎ! 映画用に出番少なかったとは言え、もうちょっとあってもいいんじゃない?! ああ、よく見たらこの戦闘って、兄さんもタロウもいないんだよね。うわー、なんか物足りない。

来週は映画特集です。メビ&兄弟が流れますよ! タロウと兄さんも映してね!

テーマ:日記 - ジャンル:日記

柔軟って大事ですね

体の柔らかさだけなら20代の新人とタメ張れますw これぐらいしか自慢ができませんが。
ストレッチだけでもやるもんですね。

ちょっと同僚に自慢していた私に拍手ありがとうございます!

yamiさん>そうなんです、ボツ原っぽくもあるし、タロウの1~53話のダイジェストを平成用に焼き直しした感じもするし。母性がぐいぐい全面に出てきてるんでそう感じるのかもしれませんが。しかしそれを考えると、タロウって物凄くメッセージ性の高い作品なんだなあって改めて思っちゃいました。次のチャットでまたたっぷり語りあいましょう!

テーマ:小さなしあわせ - ジャンル:日記

機械にまとめられた秩序28

エメラナ達は非常用ハッチを使ってジャンボットの中に入った。ブリッジは何時ものように椅子を配置しているわけでも、戦闘用のトレース装置が出ているわけでもなく、エメラナでも滅多に見ない、人工頭脳の調整用の台がせり出していた。
「ジャン!」
慌ててエメラナが駆け寄る。こうなっているのはよっぽどのことだ。
「大丈夫なのですか? ジャン?!」
「しっかりして!」
心配するのを二人に任せ、ランはブリッジの内部を点検しはじめた。王族用に美しく飾られた内装の一部が壊れ、何本もコードが焼き切れている。
「パワーコンジットが焼き切れてる!」
「え?!」
ナオがランの側にやってきた。
「これ、メモリー回路に接続するやつだよ!」
ランはすぐにエスメラルダ王家からもらってきたジャンボットの整備マニュアルを、ナオは工具を取りに行った。居住区は重力制御が切られていて、物が散乱していた。
ナオは焼け焦げた樹脂をペンチで切って内部の銅線を露出させると、切れた銅線をよじってくっつけた。応急処置もいいところだが、電流が流れるには問題ない。
『・・・・ザザ・・・・・・ザ・・・ジジ・・・・サマ・・・・・・・・ヒメ、サマ・・・・』
「ジャン?!」
エメラナは調整台の上で赤く光るスプゥルを撫でる。
『・・・・姫様・・・・ナオ、ラン・・・・』
「やった!」
「ジャン! 元に戻ったのですね?!」
「俺達がわかるか? ミラーナイトやグレンファイヤーは?」
高密度集積回路を束ねる結晶のスプゥルが瞬いた。
『・・・・ああ、わかる。
お許しください姫様。敵のコントロール下にあったとは言え、私はこの手で姫様を・・・・』
「あなたに非はありませんよ」
『私はなんという過ちを・・・・この罪、万死に値します』
「ジャン、懺悔ならば後で聞きます」
このまま自殺でもしかねないジャンの悲観ぶりに、エメラナは厳しい口調に切り替えた。時に叱責や命令を欲することもあるのだ。
「私達と別れてからのことを話してくれますね?」
『はい、私は姫様達と別れてからビートスターに破れ、強制的にプログラムの上書きをされました。私はバックアップメモリへの侵入を恐れ、パワーコンジットを焼き切ったのです』
ナオはペンチを握りしめるとジャンに話しかける。
「ビートスター? それって・・・・」
『そう、あの顔のない鉄巨人だ。この人工惑星、天球のマスターコンピューター・・・・というより、天球そのもの。やつは異なる九つの宇宙を旅してきた。同時に、その宇宙の有機生命体を抹殺しながら』
エメラナが寒気を感じたのを察したランは、マニュアルと一緒に持ってきた刺繍入りのブランケットをエメラナの肩にかけてやる。
「ありがとう、ラン」
『ビートスターは有機生命体を敵だと思っている。奴は僕となるロボット達を異なる宇宙から集め、武器や特性を融合し、究極の殺戮兵器ロボットを完成させた。それがジャンキラーだ』
「ジャンキラー・・・・って、え? ジャンボット?」
『おそらく、私の優秀な人工頭脳や兵装バランスをコピーしたのでしょう』
「だからか」
ランは納得言ったように頷いた。
「兄貴?」
「さっきエメラナが叫んだ時、あいつも止まったんだ。ジャンボットと同じように。それってジャンの記憶までコピーしてるってことじゃないか?」
「なんだか兄弟みたいだね」
『私に兄弟などいない』
ナオの発想にジャンは憮然として答えた。
「いいじゃないか。殺戮兵器って言ったって、あいつは他のロボットと少し違ってる気がする。戸惑ってたんだ。それって、心があるってことだろ?」
「心・・・・」
エメラナは胸に手を当てた。
【“機械にまとめられた秩序28”の続きを読む】

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

ウルトラアイだだ余り

ウルトラショップで買ってきたチャームがまたもやウルトラアイだったのです。もう4つもあるんですが。半分処分してしまったよ・・・・。あとタロウバッジだけなのにー! やっぱり最初に大人買いしてしまえば良かったか・・・・。

ちょっと気落ち中の私に、拍手ありがとうございます!

しのさん>タロウへの実験作というかプレ編という感じでしょうかね。光太郎さんは両親のことは乗り越えているしっかりしたお兄さんだったのに対して、タイガはまだまだという感じですから。
あ、あと入場特典の内山マンガは、相変わらずゾフィー兄さんが格好良くて、萌えました。
ムックは私も見ましたー! あれはゼロが生まれてるから、その分も追加しないとアカン様な気がします。ええ。謎がまた一つ増えました(笑)
やつの名前はジャンボットが語るまではナシにしてました。もう一体についても同様です。あのモノクロとか、白刃取りしようとして失敗とか、バトルシーンは結構笑えましたよねー。ゼロの連続ひっかき攻撃とか(笑)

テーマ:小さなしあわせ - ジャンル:日記

機械にまとめられた秩序27

バトルアックスがエメラナの頭上数十センチのところで止まった。同時にロボットの動きもだった。
ジャンボットが錆び付いたように、鈍い金属音を立てながらエメラナを見る。
『ひ、姫様・・・・』
「ジャンボット!」
嬉しそうなエメラナの声に、ジャンボットは何かに逆らうように仰け反り、音と立ててよろめいた。赤い眼が点滅し、その光を失う。
「ジャンボット! 大丈夫ですか?!」
「おい、ヤキトリ!」
膝をつき、倒れたジャンボットに駆け寄る。


「止まった・・・・?」
ランの声を拾ったロボットは、動きの止まった自分の手を見て、信じられないというように首を振った。
「よそみしてんじゃ・・・・」
「よせ、ゼロ!」
ランは腹筋を使って起き上がったゼロの足に触れた。ゼロの体から金色に輝く光の粒が溢れ、ランの中に入っていく。
「お、おい! ラン!」
ゼロの抵抗も空しく、マントに包まれるような温かさを感じながら、ランの体の中に収まってしまう。
「う、痛・・・・」
傷だらけのゼロが体に入ったおかげでランのコンディションも最悪に近い。だが、ラン自身が傷ついているわけではないので、すぐに痛みは治まることはわかっている。
ランはロボットを見上げた。無機質な殺意が消えている。
「おまえは、自分の意思があるのか?」
『意思・・・・?』
ロボットは再度自分の手を見た。
『そんなものは必要ない。与えられた指示<コマンド>に従いさえすればいい』
右腕のキャノン砲をランに向ける。
「ジャンボット、大丈夫?!」
飛び込んできた子供の声に、ロボットの腕が震えた。
『! なんだこの反応は・・・・体が、勝手に・・・・』
自分の反応に戸惑うロボットは、静かに見上げるランに気付き、顔を背けた。
そしてそのまま何処かへと飛び去った。
「似てるかもしれないな」
寝ているかもしれないゼロに向かって呟くと、ランはジャンボット達にいる方向に向かって走り出す。
「兄貴! ジャンボットの中に入るよ!」
「ああ!」



テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

サーガ見たよ!

さてはて、噂のサーガを見てまいりましたー!
面白かった!
印象としては、平成でウルトラマンタロウを作成したらどうなるのか? という感じがしました。
冒険野郎を現代風のちょっとひねた無鉄砲野郎に。まあ、光太郎さんは一体化してなくてもあのぐらい楽勝だけどね!
母親との関係は、あの無力感を感じるトラウマ発生のシーンで。あそこが一番好きだったりします。それと、タケルくんが一身に引き受けてくれたかな。あれは父親を求めるものも含めてですが。タロウらしかったと思う。ただ、父親役の人がウルトラマンとして全員出払っちゃっていたので、止める役目の(=母親)しかいなかったのだけど。
それと、最後の旅立ちのシーン。あれどうでもいいかもしれないが、戸籍とかどうするんだ(笑)
あと地球防衛隊は借金返しましたか?(笑)
しかしTPC世界に残っているのはもう現役引退したティガしかいないじゃないかー。そしてGUTSの新人は行方不明になるという嫌なジンクスが発生してしまうのでは(笑)
コスモスは程良く、ムサシと合わせて全体的なお父さんポジション。ダイナ・・・・アスカが元の世界でも舞台の地球でも英雄でなんか神様ぽいというか。扱いだけでなく、実際にそういうことを見せてしまったから。それがちょっと不満と言うか寂しいというか。成長したということなのかもしれないけれど、バカで無鉄砲をやっていた彼がいなくなってしまったようで寂しい。
その分ゼロがコメディ担当で頑張ってました。ゼロはきっとレオに「心の眼で見ろ」と教わっただろうけど、実践は一度もやってないと思うよ! 「あー、そーいやなんか言ってたな―、テキトーにつかってやれー」とか、そんなレベル(笑)
繭の中のゼットンは不気味で良かったです。サーガになってからもテレポート合戦だけどガンガン動いてくれるサーガとか。ゼットンはバット星人と合体したから弱くなったんですよ。足元に気をつけないといけないのに!
しかしテレポート攻撃は良いね。ウルトラマンは使ったら寿命削っちゃうから多用できないもんね。
ゼロはチートイージス使わないのかと思ったらちゃんと使ってくれました。良かった。
チームUも凄く良かったけど、ヤンキーの子が「やめた!」って帰るのは良くないかと。あれを入れるなら戻ってくるのもセットにしないと。もしもくはこの子が森山君みたいにタケルを助けてくれればなーと思った。
ローダー格好良いです。あの地球はパトレイバー世界のように、ローダーが普通に工事用として売られているんだろうか。ハイパーゼットン、パトレイバーのパロゼットンに似てたな(笑)
3Dで見たのですが、途中から飛び出しは気にならなくなりました。飛び出してて当たり前? みたいな。
ミニチュア特撮は良い物ですよ。ビルの間で戦うサーガ格好良い。そして小さくてもゴメス投げれらるゼロすげー。
最後の東北がアップになるところでウルっと来てしまいました。

映画の後はチョコレートファクトリーでご飯を食べました。
チョコがけチキンカレー
ロッテが経営していて、何にでもチョコをかけるのです。スパゲティもありました。チョイスしたのはチキンカレー。甘くも辛くもなく、チョコをかけてコクで食べるという感じ。美味しかったけど、物足りないかも?
甘くないココア
食後の紅茶の代わりにココアを頼んでみました。これも甘くなくて、でも美味しいという不思議。
行ける人は行ってみて
ちょっと遠出もしたのですが、そこでこのポスターも発見。
東京駅で光輝く
そしてこちらでウルトラ麺を買ってきました。M78の可愛いシリーズはもっとアイテムが増えて欲しいです。今はストラップ系が欲しい。



テーマ:小さなしあわせ - ジャンル:日記

機械にまとめられた秩序26

グレンファイヤーは飛んできたジャンナックルをかわした。だが追尾ミサイルのように方向を変えて飛んでくる右腕を見て舌打ちすると、飛び上がる。霧がグレンファイヤーの体にまとわりつき、そこだけ密度を増していく。
「くそったれが!」
炎を手に集中させようにも指先にマッチ程の火すら灯らない。
「よすんだ!」
ミラーナイトが這うようにしてジャンボットの足にしがみついた。それを再びバトルアックスの柄がミラーナイトの背中を打つ。
「ぐっああああ!」
「ミラーナイト!」
ナオとエメラナが叫ぶ。それに気を取られた一瞬、ジャンナックルがグレンファイヤーを捉えた。
「おおわあっ!!」
派手な地響きを立ててグレンファイヤーが地面に落ちた。
「グレンファイヤー!」
どっちに駆け寄っていいのかわからず、ナオが立ちすくむ。
「ジャンボット、どうして・・・・」
口元を手で覆い、エメラナが涙ぐむ。
だがどうしてなのかぐらいはすぐわかる。あの後捕まってしまったのだ。有機生命を排除し、無機物を求めていた鉄仮面はジャンボットを手に入れ、自分の望むように改造してしまったのだ。
ジャンボットはエメラナの大切な友人であるが、同時に先祖から賜ったエスメラルダ王家の物でもある。それを奪われ、悪用されてしまうのは、エメラナの責任だった。
(止めなければ・・・・このままではミラーナイトもグレンファイヤーも、ゼロも・・・・。
でもどうやって? 今、ジャンボットの中に入れるのかしら? 私には修理もできないのに、どうしたら・・・・)
戸惑うエメラナの前からナオが走りだした。
「ナオ! 危ない!」
エメラナの声を無視したナオは、ジャンボットの爪先に辿り着くと、小さな足で鋼鉄の足を蹴飛ばした。
「痛った・・・・」
自分の足を押さえつつ真上でバトルアックスを構えるジャンボットを睨みつける。
「何やってんだよ! どうしてこんなことするんだよ! あんなに庇ってくれたのに、もう俺達のこと忘れちゃったのか?!」
「ナオ・・・・」
エメラナはドレスを両手で掴んでぎゅっと握りしめる。
何もできないかもしれないけれど、語りかけることならできるのだ。
ナオに向かって斧を振り下ろすジャンボットに向かって走る。
「やめなさい!」
ナオの肩を抱きしめ、ジャンボットを見上げる。
どんな時でも我儘を聞いてくれたジャンボットに、再度甘える。
「やめてジャンボット! 私のお願いを聞いて!」

ロボットの腕で収束していたエネルギーが霧散した。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

映画公開記念チャット

つっても私が見に行くのは明日ですがね!
個人的には前夜祭として楽しみたいです!

23:00~1:00
しかし映画を見に行くので私は0:00で離脱します。ごめんね!

http://chat.kanichat.com/chat?roomid=goldultora

携帯
http://chat.kanichat.com/mobile.jsp?roomid=goldultora

テーマ:日記 - ジャンル:日記

機械にまとめられた秩序25

ジャンボットは何時もと比べると緩慢に感じる仕草でミラーナイトを振り払おうと腕を動かす。細身のミラーナイトは勢いがないその動きでも、体を引っ張られる。
『抹殺・・・・全てを・・・・』
「どうしたというんですか! あなたらしくない!」
なんとか足を踏ん張り、バトルアックスを取り上げようとする体に、ジャンボットは容赦なく拳を当てた。
「いやー! やめてジャンボット!」
エメラナが口元を両手で覆って叫ぶ。
「どうしたんだよ! ミラーナイトのこと忘れちゃったの?!」
よろけるミラーナイトを突き飛ばし、ジャンボットはバトルアックスを握り直す。
『有機生命体を・・・・』
「おりゃあっ!」
グレンファイヤーがジャンボットの頭にドロップキックをぶちかました。これには流石のジャンボットも少しよろめいた。
「おいヤキトリ! てめー、とうとう頭の中までトリになっちまったか?! 姫さんとナオを忘れちまったのかよっ!!」
『抹殺、破壊・・・・』
息を切らしながら啖呵を切るグレンファイヤーに向かってジャンボットはバトルアックスを水平に向けた。そのバランスを崩そうとミラーナイトが体をかがめてジャンボットの足首を蹴るが、揺るぎもしない。ジャンボットは五月蠅そうに戦斧の柄でミラーナイトの腹を真上から突いた。
「ぐあああっ!」
「ミラーナイト!」
「ヤキトリィ!」
グレンファイヤーはジャンボットの装甲にもめげず、顔を一発殴った。あまりの堅さに一瞬手の動きが鈍くなるが、もう一発殴ろうと拳を振りかぶる。柄を短く持ち替えたバトルアックスが閃いたのを見て、即座に飛び退ってそれをかわす。
「おぐっ?!」
距離を取ったグレンファイヤーに向け、ジャンナックルが飛んだ。


ロボットとランの視線が合う。ロボットはランにも同じ攻撃を加えようと、胸の銃口が微かに温度をあげる。倒れたゼロは慌てて起き上がった。
「させるかあーー!」
横からロボットに飛び付いたゼロは、そのまま堅い装甲を殴りつける。だがロボットはその程度ではびくともせず、ゼロの拳が痛むだけだった。痛みに一瞬怯むゼロの首を無造作に掴み、地面に叩きつける。
「ゼロ!」
そのまま何度もゼロを踏みつける。ランの体にもその痛みは伝わってきて、直接蹴られたわけでもないのに、思わず膝をついた。
「っく・・・・」
痛みをこらえながら、ゼロアイをロボットに向けて撃つ。ロボットの注意がゼロからランに向いた。
「やめろ! 近づくなって言ってるだろ!」
ゼロは首を押さえつけらえたまま足を振り上げてロボットの頭部や肩を蹴りつける。まるでダメージが与えられない。
ロボットはゼロを掴んだまま、手首のキャノン砲を発射した。
「ああああああ!!」
痛みをこらえながら、ランが絶叫をあげるゼロに走り寄る。ロボットはランに向けて今度こそ砲撃を向けようとした。

  「やめなさい!!」

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

機械にまとめられた秩序24

「ミラーナイト!」
「ありがとうナオ!」
エメラナを守れたこととゴブニュの自爆から身を守れたことに礼を言う。
爆風が収まったところでディフェンスミラーを解くと、巨人の歩く音がした。振り返ると、ジャンボットが廃墟の向こうから歩いてくる。
「ジャンボット!」
何故かバトルアックスを担いだまま。
「良かった! 無事だったのですね!」
「もー、遅いよ! 早くゼロ達を手伝って!」
駆け寄っていくエメラナとナオに向かって、ジャンボットは無言でバトルアックスを振り下ろした。
「!!」
振りかぶった仕草に咄嗟に立ち止まったナオは小さな腕でエメラナを止める。そのほんの数十センチ先を白い斧が掠める。二人の髪が噴き上がった。ごつごつとした岩が巨大な斧を受け止め、礫を吐きだす。ナオの柔らかい頬と、エメラナの白い肌に岩のかけらが当たる。
『有機生命体を抹殺・・・・』
「?!」
「ジャンボット・・・・?」
深くめり込んだ斧を軽々と引き上げ、再びジャンボットは二人に向かってバトルアックスを振りおろそうとした。
「何をしているジャンボット!」
横から飛び付いた銀と緑の手がそれを止める。
「姫様とナオに刃を向けるなど、どうしたというんだ!」
ジャンボットが無機質な視線をミラーナイトに向けた。ゼロと対峙しているロボットと同じ赤い眼だった。


「ゼロ!」
ランがゼロに駆け寄る。
「来るな!」
分離したままでは言葉の通じないランに向かって掌を向けると、ゼロはよろりと立ちあがってロボットに立ち向かった。走りながらスラッガーを外し、両手で斬りかかる。
ロボットは腕のキャノン砲をゼロに向けた。同時に胸のリベット状の六つの穴から光弾を発射する。
「うわああっ!!」
「ゼロ!」
一度に攻撃を喰らったゼロが再度倒れる。
計算通りだ。この生命体には攻撃が当たった。出力も照準も申し分ない。ロボットはそのまま視線をランに向ける。ランはゼロアイを構えてロボットを見上げた。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

ゼロの年齢?

ゼロの年齢ができたってどっかで聞いたんですが、どこに載っているんでしょうか。買ってない本あったっけなー。
でもこの間のUstは見れなかったから、そこで言われていたらどうしよう。まあ、高校生ぐらいだよね。まだまだお子様に見えるし。そうそう45周年の本も買わなくては。ただ、妹は未だに躊躇しております。兄さんが出ているらしいんだけど、こう、ネオスの兄さんらしいんで・・・・。

微妙にもやもやしている私に、拍手ありがとうございます!

yamiさん>お久しぶりにどうもです~! バトル始まったら長くてすみません。というか、今回マジ長いです。3人書かないといけないからでしょうか。でもミラーとグレンは大分削っているんですが。姫様は特に背中がお美しく。あと今回は何時もよりもか弱い感じにしております。だって姫様だし。ミラーナイトの能力はいいですよ。使いたい個所がいっぱいあって、まず一回目です。ランが助かったのにはわけがあるのです。ってか?

テーマ:小さなしあわせ - ジャンル:日記

機械にまとめられた秩序23

「兄貴!」
思わず駆けだしたナオは、徐々に晴れて行く砂煙に足を止める。
「あ・・・・!」
「良かった・・・・」
エメラナもほっと胸を撫で下ろす。ランは腕で頭部を覆ってはいたものの、倒れず、真っ直ぐゼロに向かっていた。
『?!』
これに驚いたのは攻撃したロボットの方だった。ヒトの移動速度も動くコースも完璧な計算で行われ、こちらの発射タイミングも、致死量に至るだけの出力も全て計算づくだった。
『何故?』
ゼロが立ちあがってロボットを指差す。
「次はテメーの番だ!」

霧の粒子がグレンファイヤーの炎に触れる度、その炎が弱くなっていく。だが、グレンファイヤーはそんなことも気にせず、ファイヤーコアを燃焼し続けた。
「ファイヤアアアアアアーーー!!」
全身が燃えあがり、エンザンのレーザーウイップが解けてしまう。それに怯んだように後にさがったエンザンは、腹の文字から火を放った。
真っ赤に燃える炎がそれを受け止める。
「へへ・・・・ありがとよ・・・・いい補給させてもらってよ・・・・ちゃーんと返してやるからなッ!」
膨れあがった炎を両手に宿し、大きく振り被ってエンザンに投げつけた。
「ファイヤーフラーーーーッシュ!!」
スパークを放とうとしていた角をへし折り、エンザンの体が真っ赤に焼けていく。体の中心の文字にまで熱が伝わると、エンザンは爆発した。
「ひゃっほーーう! ・・・・・て、あ、あれ・・・・?」
いきなりファイヤーコアが光を失い、眩暈に襲われたグレンファイヤーがそのまま素っ転ぶ。
「なんだよ・・・・決まんねぇ・・・・」
倒れたグレンファイヤーは、目の前の石をおはじきみたいに指で弾いた。

ゴブニュはぐずりと足から形を崩した。砂鉄が岩や瓦礫の合間に滑り込み、ミラーナイトに向かってさらさらと流れて行く。
「はっ!」
危険を感じたミラーナイトが飛び上がる。体を薄く広げたゴブニュは、着地の瞬間をねらってミラーナイトの足首を掴んだ。
「?!」
砂鉄の塊が、その重量を以てあっという間にミラーナイトを地面に引き込む。
「は、放せっ!」
ざわざわと集まった砂鉄がゴブニュの非対称な頭部だけを形作る。先程まで規則正しく点滅していた左目が点滅を止め、一つだけぽっと灯った。まるでにたりと嗤うかのようなゴブニュの頭に手をかけて必死に地面から抜け出そうとしていたミラーナイトは、次に二番目の目が光ると、あがく体を一瞬止める。掌越しに感じる秒針の音。
「まさか・・・・自爆装置?!」
埋まった体を必死に抜こうとしているミラーナイトの姿は、エメラナとナオにも見えた。
「ミラーナイト!」
エメラナの叫びにミラーナイトが二人のいる方を見る。
「姫様、遠くへ逃げてください! 自爆装置が作動しています!」
三番目の目が点灯する。
「ンだと?!」
「何っ?!」
鏡の騎士の声は、グレンファイヤーとゼロにも届いた。倒れている場合ではない。即座に二人とも立ち上がる。
ナオはリュックを傾け、救難信号用の発光弾を取りだした。
「ミラーナイトーー!!」
四番目の目が点灯した。
視界の悪い霧の中、太陽のような光が一瞬で周囲の空間を満たす。金属のロボットの銀色の表面が光り、エメラナのネックレスが光る。
霧を丸ごと吹き飛ばす程の爆風が吹き荒れた。
ゼロはランの前に身を投げ出してそれから守り、ミラーナイトは残った僅かなエネルギーでエメラナの前に立って十字に輝くバリアーを張っていた。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

機械にまとめられた秩序22

ロボットは腹部のダイヤ型の砲塔から熱線を放った。咄嗟にゼロが横に避ける。
「っ!」
咄嗟にナオ達は顔を背けた。熱風が吹き荒れ、エメラナの長い髪やドレスがたなびく。
熱線に直撃された廃墟や岩が、マグマの様にどろどろに融けていた。それを見たゼロが「ほう、やるじゃねぇか」と言い放った。だが、余裕ぶっていたのはその一瞬だけで、すぐに沸点が頂点に達する。
「けどなあ、この程度じゃ俺はやれねえよっ!」
勢いをつけて飛び上がり、師匠譲りのゼロキックをお見舞いする。貯めたエネルギーによって燃え盛る足首を、そのロボットは止めた。
「何っ?!」
「嘘?!」
驚愕するナオ達の前で、ロボットは無造作にゼロを横にぶん投げた。
「うおっ?!」
咄嗟に受け身を取って勢いを殺すが、すぐ背後に迫った殺気に振り向きざま白刃取りを試みる。
脳天に強烈な一撃がきた。
「てんめぇ・・・・っ!」
頭部の痛みよりも屈辱感が先に立つゼロの腹に、ロボットは容赦なく鋼鉄の拳を叩き込んだ。
「うっあ・・・・っ」
腹を抱えるゼロに、思わずエメラナは目を覆ってしまう。
「ゼロ!」
痛みを堪えながらもすぐに立ち上がったゼロに、左右の胸に三つずつついた発射口からミサイルが発射される。まだ不安定な体制だったゼロは、全弾まともに食らって再び地に膝を着いた。そこへ追い打ちをかけるかのようにロボットは右腕のキャノン砲を放った。反射的にディフェンサーでそれを防ぐ。一回バリアを張っただけなのに、エネルギーをごっそり持っていかれる感がある。
ロボットは直撃だけを防いだゼロに向けて、再度キャノン砲を放った。これにもゼロはディフェンサーを張るが、防ぎきった直後にカラータイマーが点滅した。
「ゼロ!」
ランはナオをエメラナに押し付けるようにすると、ゼロに向かって走り出した。
「来るなラン!」
ゼロが叫ぶが、ランには言葉が通じない。ロボットが何かを構えた音がして、咄嗟にゼロはワイドショットを放った。ダイヤ型の発射口から発射されたレーザーと真正面からぶつかりあう。
「うっくく・・・・」
エネルギーの尽きかけている状態で光線を撃つのは辛い。肌にまとわりつく霧が更に密度を増し、エネルギーを吸い上げる。視界が暗くなった瞬間、弱った光線を切り裂いて、レーザーがゼロの体に直撃した。
「うわあああっ!!」
「ゼロ!」
「ゼロ!」
ナオとエメラナが絶叫をあげる。
『有機生命体・・・・』
二人の声を捉えたロボットがそちらの方を向く。だが、すぐに獲物を変更した。こちらに向かってくる小さな人影がいたからだ。
右腕のキャノン砲を構え、移動先を正確に計算し、彼は人間に向けて発射した。
「よせっ!」
立ち上がりかけたゼロが腕を伸ばしても、ランには届かなかった。


テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

機械にまとめられた秩序21

ゼロはダークロプスと向き合った。ベリアルが作った量産型をコピーしたのか流用したのかは知らないが、どちらにしろむかつく存在であることに代わりはない。
「この天球ごとブラックホールに叩き落としてやる!」
伸ばした黒い爪が、ゼロを抉るように突き出される。顔だけ避けて手首を叩き落とすと、ブロンズの爪先で蹴り上げてくる。肘でガードをしつつゼロも同じように蹴り上げると、同じようにかわされた。
「おりゃあ!」
ゼロは軸足に力を込めると、振り上げた足を踵側から振り下ろす。それは姿勢を戻したダークロプスの頭部に見事にヒットした。倒れたダークロプスに向かってエメリウムスラッシュを放つ。緑の光線は先細りし、ダークロプスに当たっただけだ。ただのペンライトの光のような頼りなさに、ゼロは息を飲んだ。
慌てて周囲に目を走らせると、ミラーナイトの両手からは輝きが失せ、グレンファイヤーのファイヤーコアも勢いがなくなっている。ワイドショットを撃とうとしている自分の中からもエネルギーが抜き取られていくようだ。
更に足元を見ると、ランがエメラナとナオの背中を擦っていた。
一層濃くなった霧が、視界の邪魔になる。
「・・・・霧だ! この霧が俺達から力を奪っているんだ!」
ダークロプスがツインソードを抜いて襲いかかってきた。慌ててゼロも両手に刃を持ち、応戦する。このままでは大出力のツインシュートは使えない。焦っているせいか、捌きに余裕がない。
その焦りを見られたのか、ダークロプスはゼロと距離を置くと、ワイドショットを撃ってきた。
「こいつ・・・・!」
霧に力を奪われないロボットに、腹の立ったゼロはスラッガーを握りしめる。
「調子こいてんじゃねーぞ!」
連発して撃たれる前に懐に飛び込むと、一気に胴体部分を斬り裂いた。
派手な爆発からラン達を守るように姿勢を屈めると、ダークロプスの残骸を破壊するかのように、更に爆発が起こった。
「?!」
ゼロの頭上から何発ものビーム弾が降ってくる。体を投げ出すような前転を繰り返し、直撃を避けたゼロの前に、新しいロボットが空から下りてきた。
銀と赤の左右非対称のボディーカラーに、若干尖った頭部。
『有機生命体を抹殺する』
初めて聞いたその言葉に、ゼロは一瞬動きが止まってしまった。


テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

チャットしますよ

例によって23:00~1:00まで!

http://chat.kanichat.com/chat?roomid=goldultora

携帯
http://chat.kanichat.com/mobile.jsp?roomid=goldultora

お暇な方はいらしてください~。

テーマ:日記 - ジャンル:日記

機械にまとめられた秩序20

「っ・・・・!」
ゴブニュはミラーナイトの方に顔を向けると、尖った左側の頭部から電撃を放った。咄嗟に側転で避ける。避けたミラーナイトに向かって、ゴブニュはまたのろのろと前進しはじめた。

ふわりと、エメラナ達の視界が悪くなる。何時の間にか霧が出ていた。これぐらいの視界ではゼロ達には大した影響は及ぼさない。だが、ここは霧が出るような地形ではない。さっきみた川とて、霧を発生させるだけの水の量はないし、水温と気温の差もそれほどない。
「嫌な霧だな・・・・・」

ゆっくりと振り下ろされるゴブニュの腕を掴み、投げ倒そうとするが、あまりの重さに逆に引っ張られてしまう。よろけたミラーナイトの肩に向かって、ゴブニュは腕を振り下ろした。
「うわああっ!!」
鋼鉄の塊が、細身の騎士を打ち据える。膝を着いたミラーナイトは地面を転がって次の打撃から逃げた。ゴブニュは再度電撃を頭から放ち、鏡の騎士を地面に張り付ける。数転の後、大き目の岩陰に隠れたミラーナイトは、電撃で飛び散る岩の中から飛び上がった。
「シルバークロス!」
胸で交差した手から放たれた光は、立ち込める霧に触れると、あっという間に散逸してしまう。
「?!」
信じられない面持ちで、ゴブニュの電撃を避けると、再度両手に光を集める。霧はそれを待っていたかのようにミラーナイトの両手に群がった。
「これは・・・・力が抜けて行く・・・・?!」

「けほっけほっ・・・・」
エメラナが軽く咳をした。
「大丈夫?」
気遣うナオも、少しだるい気がする。あの程度の睡眠不足で体調が悪くなるなど、開拓民には考えられないことなのだが。
「え、ええ・・・・。霧が出てきたので、少し肌寒く感じるのかもしれません」
ショールのない腕を擦ると、エンザンの熱の影響で、まだ熱かった。

「ファイヤァーーラリアアット!!」
短い足でバタバタと走るエンザンの首っぽい辺りにグレンファイヤーは伸ばした腕を叩き込む。ひっくり返ったエンザンに向けて距離を取ると、勢いをつけて飛び上がり、折り曲げた膝をエンザンに向けて落下した。
「ファイヤーニー!」
反動でエンザンの横に飛び降りたグレンファイヤーは得意げにエンザンを見下ろした。
「オラオラどうした?! もっとかかってこいよ! え?」
ようやく起き上がったエンザンは、いやいやと首を振ると、まるで謝るようにグレンファイヤーに向けて頭を下げた。
「ありゃ?」
ぺこぺこしだしたエンザンに、グレンファイヤーの調子が狂う。
「おめー、やる気あんのか? てか、戦意喪失てやつか?」
頭をがりがり掻きながら問うと、ボヤみたいな黒い煙が出た。エンザンはそれに答えるように何度も頭を振る。
「っかー、やる気のねぇ奴がでてくるんじゃねえよ! とっとと行っちまえ!」
しっしっと手を振ってつまらなさそうに背を向けるグレンファイヤーに、エンザンは一つお辞儀をすると、角からビームを放った。
「何っ?!」
それは熱を伴いながらグレンファイヤーを鞭のように拘束する。
「てめっ、やりやがったな!」
怒りのあまりファイヤーコアを光らせるグレンファイヤーに向かって、エンザンは胸の自らの名前から炎を放った。

モニタリングは造作もないことだった。
下肢をケーブルに繋げた鉄巨人が腕を動かす。
「有機生命体を抹殺せよ。ジャンキラー」
工場とは別の場所で製造されたロボットに灯が入った。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

機械にまとめられた秩序19

「ミラーナイト!」
「姫様!」
ミラーナイトはエメラナを周囲の地面ごと掴みあげた。地面から引き剥がされた黒い手はナノマシンの集合体だったらしく、土塊と一緒にゼリーのように落ちていく。
「こっちも頼むよ」
「しょーがねーな」
無造作に地面からランとナオを引っこ抜いたのはグレンファイヤーだ。
「助かったよ。ありがと、グレン!」
「ってぇわけにもいかねえかなっ!」
グレンファイヤーは軽く首を仰け反らせた。二つの銀色のブーメランのようなものがナオ達の頭上を猛スピードで通り過ぎて行く。
「デヤッ!」
上昇したブーメランを、青い爪先が連脚で蹴り飛ばす。飛んで行ったブーメランはブロンズの両手に握られた。
地面を揺らせる大質量と共にウルティメイトイージスを纏ったウルトラマンゼロが地面に降り立った。
「よう、待たせたな」
ナオ達には言葉はわからないが、軽く立てた指を振る仕草に、何を言っているのかは想像がつく。
「ゼロ!」
イージスが解除され、左手首に収まると、ゼロは周囲を見渡した。目の前にいるダークロプスを睨みつけ、エンザンをちらりと見やる。そして先程地面に落ちた黒いゼリーは、うぞうぞと一か所に集まると、左右非対称の金属兵になった。4つ並んだ左目が視線を彷徨わせるように、顔の中心側から順に点滅をしては戻っていく。ゴブニュオグマという名は、最初に作った者しか知らない。
ミラーナイトとグレンファイヤーが、そっと地面にエメラナ達を下す。
「ジャンボットはどうしたのですか?」
エメラナは一瞬瞳を曇らせ、首を振った。
「まだ捕まっていると思います。私達だけ先に逃がしてくれたのです」
「ったくしょーがねーな」
「なら助けにいってやるさ」
言うが否や、ゼロはグレンファイヤーよりも先に飛び出した。ダークロプスに向かって。
「おお~っと、抜け駆けすんなよ!」
同じ走ろうとしたグレンファイヤーの足元に、エンザンが胸の文字から熱線を放った。
「ああ?」
燃えあがった地面の炎を踏みつけ、グレンファイヤーがエンザンを睨みつける。血管が浮き出るかのように、頭の上に小さな火花が幾つも弾けた。
「てめぇ、俺に火でやろうってのか。面白え・・・・。
来なッ!!」
挑発に乗ったかどうかはエンザンの顔からはわからない。だが、確かに攻撃の意思を持って、エンザンはグレンファイヤーに向かった。
「下がってください。やつは体を変化させられるようです」
ミラーナイトはできるだけエメラナ達を遠ざけながらゴブニュを見る。スマートな彼からすれば、信じられない程ゆっくりとゴブニュが動く。そして一歩ずつ地面に深い穴を開けていた。どれだけの重量かそれだけでわかる。
「先に行かせてもらいますよ」
好きな様に距離を詰めたミラーナイトは体を低くしてゴブニュの足首を蹴った。周囲に鈍い金属音が響くが、それだけだ。質量ゆえにびくともしない。
「!!」
腰を低くしたまま、今度はハイキックを顔の側面に叩きつける。それでもゴブニュはよろけもしなかった。


【“機械にまとめられた秩序19”の続きを読む】

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

機械にまとめられた秩序18

「なんだあれ・・・・?!」
古代の意匠を思わせる面は、輪郭に沿って地層から浮かび上がる。ますます酷くなる熱に、素肌をさらしているエメラナは、火ぶくれを起こしそうになっていた。
「あいつの仕向けたロボットかもしれない。逃げろ!」
「ですが、ゼロの・・・・」
「大丈夫だ!」
浮いたまま前進をしてきたお面状のものが頭上を通り過ぎる。背面にゲージのようなものがついていた。
「?」
見上げるラン達の目の前で、ゲージが下から点滅を増やしていく。ゲージがたまりきった時、般若の面が姿を変えた。下部から二本の足が生え、二本の腕にクワガタのような角を持った頭部が、にょきっと伸びた。
「こいつもロボットだ!」
腹部に篆書体で「炎山」と書かれたロボットは、可愛らしくも見えるつぶらな瞳を三人に向けた。二つの角が中心に向かって回り、接触をしていない中間でスパークが起こる。
「逃げろ!」
ランが二人の背中を押した瞬間、エンザンは熱球体を放った。一瞬前まで立っていた地面に火柱があがる。
「きゃあっ!」
倒れたエメラナが悲鳴をあげる。すぐにランとナオが双方からエメラナの手を引っ張り、立ちあがらせるよりも先に引きずるようにその場を移動させる。
ズシン! と、それまで浮遊していたエンザンが地面に降り立った。その振動でまた倒れそうになる。
ランはナオとエメラナを庇いながら、ゼロアイをエンザンに向けて撃った。特殊金属で覆われた装甲は、それでも焦げ一つつかない。
「くっ・・・・!」
それでもランは二人を先に逃がすため、エンザンの方に向かって走ろうとする。
「兄貴!」
「先に行ってろ!」
「ラン!」
恐怖を滲ませたエメラナの声に一瞬だけそちらを振り向くと、不意に誰かに足首を掴まれ、ランは地面に転がった。
「痛っ・・・・」
手をついて上体を起こし、足首を見る。黒い金属の手が地面から生えていて、それが足首を掴んでいる。
「なんだ、こいつはっ?!」
「わかんないよ! さっきからどんどん、増えてくるんだよっ!!」
両足を掴まれ、更に生えてくる手に腰を腕にまで掴まれ、流石のナオも泣きそうな声をあげる。それでもドラゴノガンを撃とうとする気概はあった。
地面に磔にされたようになった三人の上から、エンザンが覗き込む。角がまたくるりと動き、昨日と同じ合成した声が聞こえた。
『有機生命体ヲ排除スル』
角の中心で再び赤い火球がスパークする。思わず息を飲んだエメラナが顔をそむけた瞬間、佇んでいたツインソードの刃がその光を反射して光った。
幾重にも重ねられた六角形の紋章が浮かび上がる。細い銀色の爪先が、エンザンの角を蹴り上げた。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

また地震・・・・

一年経ったからってまた揺れなくてもいいと思うんですよ。久々にあの音を聞いて、ゾッとしました。
今のところ、私の付近は被害が出るような地震じゃなくてホッとしています。津波はこないだろうか。そっちの方が心配だ。

お慰みのお言葉、どうもありがとうございます。

しのさん>なんていうか、親孝行じゃないですが、祖父母にも孝行するとか、もっと遊びに行くとか、しておけばよかったなあって思うことはいっぱいあるので、行ける時間があれば、ちょっとお茶を飲みに行くとかした方がいいと思います。本当に突然だったので。

yamiさん>畑と栗林の横にあるので、何時でも行けます。普段着ない服を一日着ていたので、疲労感がかなりありましたが、今日が予想以上にヒマだったので(笑)養生します。

テーマ:日記 - ジャンル:日記

機械にまとめられた秩序17

ランに案内されて瓦礫の続く道を歩いていく。周囲をきょろきょろと見ていたナオは、建物の影からちょろちょろと流れている水を発見した。
「あ、水が出てる!」
「え?」
水道管から漏れたのか、小川のようにコンクリートの隙間から水が流れている。
「飲めるかな?」水筒の残量を気にしたナオは、検査用の試験管のようなものを取り出すと、しゃがんで水を掬った。
「何をしているのですか?」
「飲める水か調べてるんだよ。飲めない水だと、ここに入れると赤くなるんだ」
「まあ、不思議ですね」
水を入れてしばらくし、軽く振っても変化はない。
「よし。兄貴も水筒」
「ああ」
ランが投げてよこした水筒に、水を詰めていく。エメラナはナオが渡してくれた水筒を傾け、彼の真似をして水を入れた。
「ありがとう」
「いいえ」
「人が飲める水か・・・・ここが大型宇宙船なら、ちゃんと循環設備が整っていないといけないけど、こんな廃墟でよく無事だったな」
「あのビートスターって、この宇宙船乗っ取ったのかな? 設備の中身を知らないとか」
「ですが、仮に乗っ取ったとしならば、真っ先に内部を把握しようとすると思うのです」
「人がいなくなって、必要がないと思ったから気にしなくなったのかな」
綺麗な真水を一口飲むと、瓦礫の途切れた向こうに出た。

切り立った荒野の中に、一筋だけ人工太陽の光を受けて光るものが突き刺さっている。
「ゼロの武器だ!」
ナオが駆け寄ってペタペタと触る。エメラナも嬉しそうに近づき、想いを乗せるように金属の表面に掌を滑らせた。
ランは二人の触っている裏側にまわってツインソードに触れた。ほんのりと温かく感じる。自分にはゼロが何処にいるかはわからないが、ゼロには自分が何処にいるかわかるはずだ。
(気づけよ、ゼロ・・・・!)
しばらく一心に念を送っていると、不意にナオが声をあげた。
「・・・・ねえ、何か暑くない?」
胸元を広げ、パタパタと風を送っている。
「ええ、少し・・・・」
エメラナもレースのハンカチで額を抑えた。
「そういや暑いな・・・・。なんでだ? 気温の変化なんて、昨日から全然なかったのに」
ツインソードから手を離し、頬を伝った汗を袖口でぬぐう。そうやって周囲を見渡しているうちに、気温はどんどんあがっていく。
「何か、私達の知らないロボットがきているのではないでしょうか?」
「「!!」」
慌ててランとナオは周囲を見渡す。だがエンジンの駆動音も、排熱音も聞こえない。ただ、気温の上昇を感じるだけだ。
「何処だ?! 何処から・・・・」
不意に地面が揺れた。
「うわっ?!」
「きゃ・・・・!」
咄嗟にランがエメラナを支える。足元の地面が裂け、地面が隆起する。目の前で壁となっていく地層の断面に、般若の面のような模様が浮かんでいた。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

葬儀が終わりました

無事に祖父を送ってきました。家の裏山に一つ、新しい御墓が。できるだけ通ってお参りしたいです。
御心配くださった皆様、どうもありがとうございました。
お年頭の時でも顔を見なかった親戚とかも顔を出してくださり、もう誰が誰やらわかりません。49日にあっても判別不可(苦笑) あと、何時も頼んでいる住職さんが本山へ修行に行っているというのでお通夜は代理の人でした。葬儀の時は帰ってきましたが。一応レベルアップしてきたようです。それは私がお経の最中に眠くなってしまったバチ当たり具合のことですか?

ここ数日、和風の店屋物ばかりだったので食傷気味。普通にご飯とお味噌汁が欲しいなー。あー、もー、ラーメンでいいよ(笑)
あと明日からの仕事のたまり具合が恐ろしい・・・・。

テーマ:日記 - ジャンル:日記

昨日

父方の祖父が他界しました。94歳だったので、仕方ないのかもしれないなと思いましたが、それでもやっぱり悲しい。100歳まで生きて欲しかったなぁ・・・・。
近所に住んでいて、子供の頃から遊びに行っていた家の、井戸の側にも畑にももういないんだなと、そう思っただけで涙が出てきます。
母方の祖父が亡くなった時は涙一つでてこなかった(先日の上司の時もですが)ので、薄情な人間なんだなと少し落ち込んでいたのですが、昨日、連絡を受けて慌てて行った時には涙が出てきて、おかしな話ですが自分が人間なんだなと少し安心しました。

ブログの方はもう二三日お休みさせてください。できるだけ早く帰ってきたいと思います。

テーマ:日記 - ジャンル:日記

機械にまとめられた秩序16

日差しを感じたエメラナは目を開けた。埃の匂いと硬さの不均一なベッドの感触に目を見開く。
「・・・・!」
慣れないベッドの所為と昨日崖から落ちた所為で、身体中が痛い。体を起こして腕を擦っているとナオが来た。
「おはよう! エメラナ」
「おはようございます」
「どうしたの? どっか怪我してた?」
「あ、いいえ・・・・。ナオの方こそ、昨日崖から落ちて大丈夫でしたか?」
「ああ、もう平気だよ」
元気いっぱいの笑顔で力瘤をつくると、エメラナに見せる。エメラナは少し強張った笑顔で、自分の不調を恥じた。
「さっきから空を見てたんだけど、ジャンボットはまだ出てきていないみたいなんだ」
「もう起きていたのですか?」
「三時間ぐらい前に兄貴と交代したんだ。見張りがいないと大変だろ?」
「でしたら! 私もお手伝いを・・・・」
「エメラナに見張りやらせたらそれこそジャンボットに怒られちゃうよ。それに何時もと寝る時間が違うから眠くなるよ」
ナオはベッドの上に座るエメラナの手を取って引っ張った。
「兄貴が周囲を見回ってるけど、そろそろ戻ってくるよ。何かわかったかもしれない」
「はい!」
ベッドから下りたエメラナは眠って皺になってしまったドレスを直すと、ナオに連れられて家の出入り口に向かった。
ナオはドアをすぐに開けようとはせず、しゃがんで窓からこっそり周囲を見渡した。
「あ、兄貴だ!」
フードを被ったランが周囲を警戒しながら戻ってくる。音を立てないようにドアを開けた。
「おかえりなさい、ラン」
エメラナはナオに負けないように、素早く挨拶をした。
「ああ」
「おかえり兄貴。どうだった?」
「ああ、ゼロの武器があった」
「「ゼロの?!」」
憂鬱な気分が一気に晴れる。
「ちょっと水を飲んだら行こう。あの側にいれば、ゼロも俺達がわかるかもしれない」


テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

残業増えた・・・orz

仕事を任せている新人が無期療養とかいうのになりまして。体の具合が悪いらしいんですが、どこが悪いのか伝達がないので勘ぐってしまいます。任せていた仕事がぜんーぶこっちにくるんだもんなあ。残業が一気に増えてしまった。

ちょっとブルーな私に拍手ありがとうございます。

しのさん>そのうち特集だけ集めたDVDとか出るといいですね。1話のDVDみたいに。

テーマ:日記 - ジャンル:日記

機械にまとめられた秩序15

三人は廃墟の町を建物の影に隠れながら見て回った。時折頭上を振り仰ぎ、追跡が来ていないか窺う。ジャンボットが頑張ってくれているのか、まだ他のロボットは来なかった。
「全然人がいないね・・・・」
崖の近くは工場や研究施設らしく、そこから離れると民家らしき建物が続いている。だがどこも無人で、10年単位で人が住んでいないことは明白だった。
「ここで生活をしていた皆様は・・・・」
エメラナがそっと顔を伏せる。
「あいつ、なんで人を殺そうとするんだろう? ベリアルとは違う感じがする」
「なんでだろうな。あいつを作った人間は、自分で自分を殺したかったのか?」
比較的破損の少ない民家を見つけると、中にお邪魔させてもらう。ドアもしっかりしまり、窓もある。
中に入ると、壊れてはいない家具が散乱していた。
「ちょっとは休めるね」
「ああ」
倒れた椅子とテーブルを起こす。水道などは通っていなかったが、充分だった。ソファも寝室のベッドも使える。
兄弟はリュックから非常食と水筒を取り出すと、テーブルの上に置いた。
「エメラナ」
「はい。ありがとうございます」
宇宙を飛んでいる暇な時間に二人が作っていた水分を抜いたパンや干し肉だった。
「それじゃ、いただきますっ!」
ナオはパンッと勢い良く手を合わせると、水筒に手を伸ばした。ランもパンに手を伸ばす。
「いただきます」
初めての非常食を大事に両手で持ち、エメラナは一口食べた。堅い。
「いつもいただいているお食事よりも、味が濃い気がします」
「水分を飛ばしてるからな。逆に栄養が増えていたりするんだ」
「そうなんですか。お二人とも、こんな凄い物を作れるなんて、素晴らしいです」
「アヌーじゃ誰でもできるよ。エメラナも後で教えてあげるよ!」
ジャンボットが聞いたら憤慨しそうなセリフに、エメラナはふふっと笑った。
「ええ。私もお手伝いさせてください」
簡素な食事が終わると窓辺に寄って外を見る。太陽は地平に沈み、夜になろうとしていたが、気温は変わらなかった。
「なーんか変だな。ねえ、兄貴?」
シーツの埃を払っていたランが顔をあげる。
「ああ。ここはひょっとして惑星じゃないんじゃないか? 大型の宇宙船とか。それなら気温が管理されてるのもわかるし」
ランの仮設に再度空を見上げる。見える星空が妙に狭く感じた。
「ジャンボットが、早く外に出てきてくれると良いのですが・・・・」

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

機械にまとめられた秩序14

しばらくして体力の回復したラン達は、起き上がって崖の下をそのまま登り口を探して歩いた。絶壁の中、少しでもゆるやかになっている坂を見つけると、とりあえずナオが先に登る。
「おーい、大丈夫かー?」
「大丈夫ー! これ、上まで行けるかもー!」
しばらくしてナオが崖の上からひょっこりと顔を出した。
「登れたー! あと建物がいっぱいあるよ!」
ランとエメラナは顔を見合わせた。
「どなたか住んでいらっしゃるのでしょうか?」
「とりあえず登ってみよう」
エメラナの体を庇いつつ、ランも岩だらけの坂道を登る。
「エメラナ!」
崖の下から顔を出したエメラナにナオが手を差し伸べた。
「ありがとうございます」
「よっと!」
擦り切れたドレスの裾をたくしあげたエメラナの背中を押し上げ、ランも崖の上に顔を出す。見えたのは廃墟と化した幾つかの建物。さっきの鉄巨人の言葉が気になった。
「誰か人を見かけたか?」
「ううん。隠れてるのかも・・・・」
少し自信なさげにナオが首を振る。
ランは上を見上げた。月のように空に浮かんでいる、岩と鉄でできた要塞。
「建物があるならとりあえずそこに隠れよう」
ナオのお腹がぐ~っと鳴る。
「腹も減ったしな」

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

機械にまとめられた秩序13

ランは急速に見えてくる崖下を見つめ、ゼロアイを構えた。落下から三秒ぐらいしか経っていないが、もう下がはっきりわかる。下敷きにしているロボットが地面に向けて盲滅法銃撃をするのに合わせ、ランも地面を撃つ。
「ちょっとはゆっくりになってくれ・・・・!」
下から吹きあがる風と跳ね上がる岩の礫がカンカンとロボットに当たる。
「わああああああっ!!」
悲鳴をあげるナオの前に乗り出し、ランはゼロアイを撃ち続けた。
ドオオン! と、強烈な衝撃が全身を襲い、ロボットの上から地面に投げ出される。
「痛って・・・・」
「あたたた・・・・」
火煙をあげ、ロボットは木端微塵になっていた。
「だ、大丈夫ですか・・・・?」
エメラナは立ち上がろうとするが、あまりの痛みと眩暈に起き上がれない。
「ああ・・・・なんとか・・・・」
鈍い動きながらもランが上体を起こす。
「ナオ、大丈夫か?」
「うん・・・・」
ナオはランに甘えたいのか、ゴロリと一回転して近寄る。全身が痛いがどこにも怪我はしていない。あの程度の爆風では考えられない程の軽傷だった。
「なんでだ・・・・?」
「兄貴ぃ~・・・・」
弱音を吐くナオの頭を撫でてやる。
「気持ち悪くないか? 頭打ってないか?」
「うん・・・・ちょっと痛いけど・・・・」
「エメラナは?」
「私も、大丈・・・きゃっ!」
頑張って立とうとするエメラナだったが、すぐに倒れてしまう。
「もうちょっとしたらここから離れよう。ちょっと・・・疲れた・・・・」
ランはそう言うと、その場で大の字に寝転がった。強張っていた手からゼロアイが落ちる。
「ゼロが、守ってくれたのかな・・・・」

【“機械にまとめられた秩序13”の続きを読む】

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

FC2Ad