もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

謎解きはスペシウム光線の後で17

思わず悲鳴をあげた瞬間、灯りが戻った。窓の向こうの庭の電灯も全部ついていて、紅キララ子の姿はどこにもない。
・・・・うそ、うそ・・・・うそぉぉぉ?! 
タタリって本当にあるの?! うそでしょ、ゾフィー! あなたよね?! こういう手のこんだ悪戯大好きでしょ?!
「あの方は、愛した人の子孫である私達を、守ってくださっているのかしら・・・・?」
「さあ、出てきたまえ犯人君!」
ゾグさんの呟きを盛大に蹴破りやがってお出ましてしてくれたのはシャマー警部だった。
「やあ、お待たせしてしまいましたね! 御婦人の悲鳴に只今参上!
で、犯人はどこかねユリアン君」
「そこで腰を抜かしているマグマさんです」
「よし、逮捕だ!」
制服を着た巡査達を従え、騒がしくマグマの手に手錠をかけた。
「警部、もう夜も遅いので先に失礼してもいいですか?」
「おお構わんよ。後で報告書をきっちりとあげるように。なはははは・・・・!」
わたしはシャマー警部の視線を振り切るとゾグさんとエンペラさん他、家の人達に頭を下げて退室した。身内から犯人が出るなんて気の毒だわ。


離宮に戻った私は、仕事着のブランドもののスーツをベッドの上に放り投げた。そのまま寝椅子の上に寝転ぶ。
「本当、バカよね。勘違いして殺すなんて。奥さんも子供も可哀想」
ゾフィーが私のスーツを手に取ってクローゼットに戻していく。
「世の中の怪奇現象と同じでございます」
「え?」
「ヒトは、見えない何かに怯え、自分勝手に解釈をしてしまう」
見えない何か・・・・あいつの場合はローランの心だったってわけね。
「ヒトを疑うことは身を守るためには大切ですが、しかし疑い続ければ必ず怒りや憎しみが生まれる。素直にヒトを信じることも大切だということですが・・・・王女様はその辺はよくおわかりでいらっしゃいます」
あら褒めてるの?
一礼して退室しようとするゾフィーに、さっきのことを聞いてみた。
「さ、さっきの紅キララ子、あなたがやったんでしょ?」
「はて?」
ドアノブに手をかけたまま首を傾げる。ちょっと、ニヤリと笑うぐらいしなさいよ。
「あなたああいう悪戯好きそうだし。何時の間に用意したの?」
「・・・・ということは、あれは王女様にも見えたということなのですね?」
「え?」
「あれは私が仕掛けたものではございません。マグマがホラー映画好きだった場合、意味がないかなと思いまして」
「えええっ?!」
「王女様のお部屋にでしたら仕掛けようかと思っていたのですが」
「仕掛けるんじゃないのっ!!
じゃあ、じゃあ・・・・ゾグさんの言ったことって・・・・」
ゾフィーの銀色の手にちょっとだけ力が加わって、ドアが開いた。
「王女様、やはり光の国七不思議の謎は、容易には解けそうにありませんね・・・・」

・・・・・ウソだと言ってえええええ!!
あとドア閉めないで! あんた一晩中側にいなさいよぉぉぉぉ!!!


                      おしまい
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ウルトラマンの妹

というのが出るそうです。
http://shop.tsutaya.co.jp/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E5%A6%B9-%E4%BB%AE-%E5%B0%8F%E6%9E%97%E9%9B%84%E6%AC%A1/product-book-9784569678085/

メビウスで脚本書いてた小林さんの話だから期待できそう。
あと来月のてれびくんは絶対に買う。

本が楽しみな私に、拍手ありがとうございます!

しのさん>各バラにウルトラな名前があるというのもいいですよね! 白薔薇に赤いラインがあったらウルトラマン、紅薔薇に白いラインがあったらタロウ、黒薔薇に赤いラインがあったらベリアルとか。バラの品種改良で誰か名付けてくれないでしょうか。

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謎解きはスペシウム光線の後で16

あいつなら自分の子供のベビーカーのある場所を知っているもの。でも、自分の子供に使ったものを、遺体の運搬に使うなんて・・・・。
「あとは動機ね。ババルウとローランの結婚に反対はしていたけど、やっぱりそれかしら?」
「大方の予想はついておりますが・・・・。
いかがでしょう? 状況証拠はこれで揃いましたし、直接本人に聞いてみるというのは」
直接?! え? そ、それって・・・・2時間サスペンスなんかで良く崖っぷちとかで犯人を追いつめているクライマックスシーンねっ?! まあ、わたしは警察だから簡単にやられたりしないけどね!
よーし、やっちゃうわよ!
「ゾフィー、車を出して! それとわたしの携帯電話!」
来るかどうかわからないけど、シャマー警部に連絡しなくちゃ!

ゾフィーに制限速度内でリムジンを飛ばさせ、エンペラ家に着く。まだシャマー警部は来ていないけどまあいいわ。
「あなた、逆切れしたマグマに掴みかられるとかしないでよ?」
「ご安心くださいませ王女様。こうみえても私、格闘技と光線技には自信がございます」
よし、ならいいわ。突撃するわよっ!
インターフォンを押して警察手帳を出すと、アテリアさんがドアを開けてくれた。
「マグマ様はいらっしゃいますね?」
わたしを先導する形でゾフィーが尋ねる。
「え、ええ・・・・?」
「失礼いたします。
さ、どうぞ」
「え? ええっ?! ちょっとお待ちを!」
そんなセリフは召使に言わせなさいな。
「アテリアさん、ご主人を呼んでくださいますか?」
昼間の捜査で使った広間で待つと、マグマどころかジュダさんもババルウさんも出てきた。エンペラさんとゾグさんもだ。
「刑事さん、こんな夜中に何の御用ですか? 事情聴取なら昼間に協力したでしょう?」
丁寧ながらもゾグの口調は高飛車だ。でも無視しちゃうもんね。
「マグマさん、ローランさんを殺害したのは貴方ですね?」
「何を言っているんですか刑事さん」
「正直におっしゃってください。あなたは殺害時に猫に手を引っ掻かれ、その傷を隠すためにローランさんの遺体をバラ園に置いたのではありませんか?」
「意味がわからないな。猫だって? この家にそんなものがいたのか? それにあの女を殺す理由なんてない」
「理由はございます」
わたしの隣でゾフィーが言った。え、ちょっと。こいつに自白させるんでしょ?!
「あなた様は三年ほど前、妻子ある身でありながら、ローランさんと交際していたのではありませんか?」
妻子あるって・・・・あら、最近どこかで聞いたことのあるフレーズ。
アテリアをはじめ、ゾグとエンペラの鋭い視線に、ジュダとババルウが少し戸惑ったような視線を向ける。
「よくそんなデマカセを・・・・」
「バラでございます」
「バラ?」
「黒と赤を混ぜたようなミステリアスな色彩を持つバラ、スカーレットナイト。エンペラ家にはそこに白のグラデーションが入った変種がございます」
「よく御存じですのね」
ゾグは少し嬉しそうにゾフィーを褒めた。
「宇宙的にも珍しいバラとして、代々受け継がれておりますのよ」
「はい。一度実物を拝見させていただきたいと常々思っておりました。
しかしマグマさんは三年ほど前、そのスカーレットナイトの変種を摘み取ってしまったのではございませんか?」
「その通りです。何故それを?」
「バラの祟りが起こるのではないかと、ご主人が心配なさられていたとお聞きいたしました」
ゾフィーは優雅にゾグに向かって一礼をする。
「しかし、祟りは起こらなかった。どうやら、送られた方に起こってしまったようでございます。
ローランさんの勤め先でお写真を拝見させていただきました。変わったバラの花束を抱えているのに目を止めると、噂に聞くエンペラ家のバラに見えましたので」
「あなたッ! どういうことなの?!」
「義兄さん、説明してくれ!」
激昂したアテリアさんとババルウさんがマグマに詰め寄る。
「待ってください!」
わたしは慌てて二人を止めに入る。ここで第二の殺人を起こされても困るのよ! って、こういうフォローはゾフィーがするんじゃないの?!
「あなた様はかつて捨てた女性がエンペラ家に来たのを見て、自分への復讐に来たのだと考えた。ただただ恐怖だけが膨らみ、疑心暗鬼の果てに彼女を殺害した。
ただ、それはあなた様の勘違いでございます。ローラン様は、純粋にババルウ様のことを愛していらしたそうです。つまり、あなた様のことなど、どーでも良かったのでございます」
「っ・・・・知らない! 俺は知らない!」
「義兄さん!」
わたしの手を振り切ってババルウさんがマグマに掴みかかる。突き飛ばされたわたしを、ゾフィーが咄嗟に支えてくれた。いけない、首を絞めてる!
「ババルウ」
でも、静かだけど威厳のある声がして、ババルウさんの動きが止まった。ゾグさんだ。
「どうやらエンペラ家に相応しくないのは、ローランさんではなく、貴方のようね」
怖っ! 怒ったお母様ぐらい怖いわよ!
「私達もバラも、貴方のことを決して赦しませんよ」
ゾグさんが言い放った時だった。不意に家中の灯りが消えた。えーーっ?! こんな時に停電?! しかも庭の街灯も点いてないわ!
「ブレーカーが落ちたのでございましょうか? 見て参りま・・・・」
「うわああああっ?!?!?」
わたしから離れようとしたゾフィーの声を遮って、マグマが叫んだ。ドシン! と音がして、床に落ちたみたい。
「大丈夫?」
思わず声をかけちゃったけど、その表情は恐怖に引きつっていた。あら? 灯りは全部消えているのに? 青白い光が当たっている顔が正面を見て固まっている。窓の外に灯りがついたのかしら? と思ってそっちを見たの。
そうしたら。
そうしたらっっ!!
窓の向こうにあるバラのアーチの中で、時代がかった女中の服と髪を結いあげた女性が、ニィっと嗤っていた。
「きゃーーーーーっ?!」



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謎解きはスペシウム光線の後で15

「まず、エンペラ氏ではありません。彼の趣味はバラの栽培でございます。普段から手入れをしているので、手にはもともと傷がございます。ですから、猫にひっかかれたことで傷ができても、然程目立つものではありません」
「そっか・・・・ということは、残りの二人。誰かしら?」
「まだお分かりになりませんか?」
だって動機がわからないじゃないの。状況証拠だけでどうしろっていうのよ。
「うーん、犯人はゾグさんの車椅子を遺体の運搬に使ったんだから、体力者は意味を持たないし・・・・」
「まさしくその点でございます。犯人は本当に、ゾグの車椅子を運搬に利用したのでございましょうか?」
「それは間違いないわ。アテリアさんの証言があるし、あの屋敷には車椅子は一つしかなかったんですもの」
「しかしアテリアさんは『真夜中』に『ベランダ』から『庭を見下ろして』車椅子を見たと言っているのです。その証言には、曖昧さがあります。ましてや他には証言者がおりませんし」
「それはそうだけど・・・・でも他にどうやって運んだのよ? 紅キララ子じゃないって、あなたが言い切ったのよ?」
「はい。犯人はゾグさんの車椅子ではなく、別の物を使って運搬したのでございます」
「別の物?」
ショッピングカートじゃないわよね? でも、車椅子に見えそうな別の物?
「はい。その謎を解く鍵も、例の黒猫なのでございます。ご自分のおっしゃったことをよく思い出してくださいませ。ファイル君が言った言葉を、でございます」
ファイル君が言った言葉?! え、えーと・・・・さっき説明したばっかりなのにすぐ思い出せないわ・・・・。にゃーにゃー・・・・。
「『にゃーにゃーこえがして、ここあけたの。そしたらねこちゃんのあしが・・・・』って・・・・」
「はい。つまり黒猫は、密室状態の物置小屋にいたということでございます」
「そういえばそうね」
「では、黒猫はどうやって物置小屋に入ったのでしょうか?」
「それは、こう、自分で引き戸をくいっと開けて・・・・」
「そんなことは・・・・」
「あら、わからないわよ? 賢い猫は自分でドアを開けたりするって、よくTVでやってるじゃない」
「はぁ~・・・・・」
ゾフィーはため息をつきながら首を振って、わたしの周囲をぐるりとまわった。
「王女様、黒猫は足を怪我していたのでございますよ? どうやって器用に戸を開けたりできましょうか? そんなことも見抜けないようですから、王女様は『それでもプロの刑事か、このド素人め』などと侮辱され、不愉快な思いを・・・・」
うるさーい!! しかもさっきは『ド素人め』とか言わなかったじゃないのよ!
「わたしを不愉快にさせてるのはあなたよっ!!」
もう一発プリンセスレイを撃ったのに、この至近距離で避けるとか!! ああっ、もうっ!
「それはともかく」
「スルー?! しかもお母様が選んだ絵まで壊れたのにっ!」
「絵を壊したのは王女様でございますゆえ。
黒猫は自分では物置には入れません。となると、誰かが閉じ込めたか、あるいは誰かが開けた隙に勝手に侵入したかのどちらかだと思われます」
しかもわたしの責任なのね?! ムカつく!
「あっそ。じゃあ! 物置の中に侵入した者が犯人ということね! でも、何故犯人は物置に行ったのかしら!?」
「おそらく、物置には死体運搬に適した『ある物』があったと思われます」
「え? そんなものあったかしら?」
まあ、見た範囲しか憶えてないけど、庭いじり用の土とかスコップが手前にあったぐらいしか。
「物置は、普段は使わない物、使わなくても捨てられない物、これから使うかもしれないが現在は使っていない物が置かれております。そこには、まだ赤ちゃんだったファイル君の為に使ったものもあったでしょう」
「赤ちゃんだったファイル君?」
「はい、ベビーカーでございます」
「ベビーカー?! え、それって大人一人乗せられる?」
「意外と頑丈でございます。子供の代わりに荷物を入れて移動させている方もいらっしゃいます。それにエンペラ家程の家柄になれば、特注で作ることも珍しくはありません」
そうよね。うちにだってまだわたしが赤ちゃんの時に特注で作らせたベビーカーがあるし。
「じゃあ、アテリアさんが見たのは、犯人がベビーカーにローランさんを乗せて運んでいるところ?」
「はい。彼女は車椅子で移動するゾグさんを見慣れております。夜の遠目では、すぐにその姿に思考が連なってもおかしくはないでしょう」
「そっか・・・・そうよね。
で? 肝心の犯人は?」
「ジュダさんはエンペラ家に来たのは数年ぶり。ファイル君とは初対面でございます。つまりベビーカーのありかを知っていたのは・・・・」
「マグマね!」

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ハラハラ・・・・

腹下したので、投下は明日・・・・。

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謎解きはスペシウム光線の後で14

「ローランさんが猫を飼っていることを隠していたのは、エンペラ氏が猫アレルギーだからでございましょう」
「アレルギー?! 会ったこともないのによくわかるわね!」
「はい、王女様のご説明が大変素晴らしかったので」
もー、こういう時だけ褒めるんだから。でもちょっと嬉しいかも?
「王女様はファイル君が黒猫を触った時、アテリアさんが叱ったとおっしゃられました」
「え、ええ・・・・『おじいちゃんが困るでしょ』って・・・・あ!」
なんか変だと思ったのよ!
「そして最初の事情聴取の時、エンペラ氏は、『離れに近づくと、咳が出たり頭が痛くなったりと、具合が悪くなるんです』とおっしゃられました。猫アレルギーの症状でございます」
「タタリじゃなかったんだ・・・・!」
色々辻褄が合ってきたわよ。いいじゃない、いいじゃない! 
「ここで最初の疑問に戻ります。何故犯人は、ローランさんの遺体をバラ園に置いたのか?」
「棘があるから、でしょ? バラの棘が必要になる??」
「バラの棘が今回どのような役割を果たしたのか? それは、一つのことしかございません」
ゾフィーはすっとわたしに手の甲を見せた。骨ばってるけど指が長くて、そこだけ妙に色気があるってどういうことよ。
「バラの棘は、発見した男性達の手の甲に傷をつけた。これだけでございます」
「意味ないじゃない! 痛いだけでしょ?!」
「いいえ。それこそが犯人の狙いだったのでございます」
「何がよ? バラの棘に毒でも入ってるとか?」
「私が思いますに、これはバラの棘を利用した巧妙なカモフラージュでございます。おそらく犯人は、手の甲に知られたくない傷があった。そこで一計を案じ、遺体をバラのベッドに運んだのでございます。
そして翌朝、犯人は遺体を動かすフリをして、ワザとバラの棘で手の甲に傷をつけた。そうすれば、元々あった傷が目立たなくなるからでございます」
「傷を隠すためにもっと傷をつけたってことね。ってことは、バラの棘の傷に似た傷を持っていた?」
「さすがでございます王女様。その傷は殺害現場にいたことを証明してしまいます故」
「殺害現場はローランさんの寝室。寝室にあったのは猫用のクッキー・・・・つまり、猫のひっかき傷ね!」
ゾフィーは満足そうに大きく頷いた。
「はい。犯人はローランさんを殺害する際、側にいた猫にひっかかれたのでございます」
「その時猫も怪我をしたのね。可哀想に・・・・」
「男性達は前日に麻雀をしておりました。翌朝、手の甲に傷ができていたら、怪しまれることは間違いありません」
「それを隠すために、全員が怪我をするようにバラ園に遺体を運んだのね。良い推理だわ、ゾフィー」
ちゃんと順番通りに話してくれるし、このまま報告書に使えるわ!
「さて、それじゃ、誰が犯人なのか教えてちょうだい。
エンペラ、マグマ、ジュダのうちのね」


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謎解きはスペシウム光線の後で13

怒りながら食べ終わったディナーだけど、それでもデザートを食べ終わると大分気分が落ち着いたわ。だからってアホ呼ばわりは未だに許せないけど。
シャーベットスプーンを置くと、隣のリビングのソファで手足を伸ばす。こっちの方がまったりできるから好きなのよね。暖炉の火の燃え具合も可愛いわ。あいつの頭を突っ込んでやりたいぐらい。
お腹がいっぱいのわたしが軽くゾフィーの睨むと、まっっったく気にした様子のない仕草で私の前にアップルティが置かれた。お砂糖は無しでシナモンスティックがスプーン代わりに添えられている。スパイシーな香りが少しやる気を出してくれるみたい。
「そもそもこの事件は、祟りに良く似た現象が重なり、捜査が混乱してしまったように思います」
「良く似たって、タタリじゃないの?」
「ええ。世の中の怪奇現象のほとんどがそうであるように、今回の不可解な現象も、全て理屈で説明できるものでございます」
「それは無理よ。だってローランが突然何かに取りつかれたように笑ったというし、実際、わたしも誰かの笑い声を聞いたのよ?」
「あれは、私も思わず笑ってしまいました」
え? わたしが聞いたのってあなたの声なの?!
「ええ、ポスターを見て思わず・・・・」
「ポスター?」
笑い声が聞こえたのって薬局よ。薬局に笑えるようなポスターなんて張ってあったかしら?
「とても面白いポスターでございます。せっかくなので一枚いただいてまいりました」
と、ゾフィーがどこからか巻いたポスターを取り出し、広げて行く。
「ちょっと、ゴキブリ駆除スプレーの写真なんて見たくないわよ!」
「ご安心を。ヒトの顔に置きかえておりますゆえ、嫌悪感はそれほど湧かないでしょう」
「でも、あのツヤツヤがそもそもダメ・・・・あら? この顔・・・・」
ゴキブリの顔の部分は確かに置きかえられていた。ピットの顔に。
「きゃははははっ・・・・・! や~だ、グラビアやってたあげくにゴキブリと合成とか! あははははは・・・・!」
「はい。スナックのママでございます。ローランはピットさんの顔を見て笑ってしまったのでしょう。無理もございませんが」
しょうがないわよね。ああ、笑いすぎて紅茶が鼻から入りそうだわ。
「それじゃ、他にも・・・・あの物置の黒猫は? 事件の日に血を流した黒猫なんて、偶然にしては出来過ぎている」
「確かに偶然ではございません。あれはおそらく、ローランさんの飼い猫でございましょう」
「離れに猫を飼ってるなんて誰も言ってなかったわよ?」
「おそらく、咎められるかもしれないと思い、こっそりと飼っていたのでしょう」
「断言できるの?」
「はい」
ゾフィーはそういうと、ポケットから丸めたハンカチを出した。広げるとクッキーが入ってる。
「クッキー?」
「はい。これは、私がローランさんの住んでいた離れでちょろまか・・・・いただいてきたものでございます」
そういうと窓を開ける。やだ、寒いじゃないの!
「ちっちっち」
何やら窓の外に向かってやっているので仕方ないので私も近寄る。窓の下には近所の野良猫かしら? 数匹が集まってきていた。ゾフィーはそれに向かってクッキーを投げた。
「あっ・・・・!」
猫達が一斉に群がってる!
「これは猫用の餌でございます。あの薬局でも売っておりました」
「そっか、彼女は餌を買いに行ってたんだ」
「はい。そしてシャマー警部の腹痛も、猫用の餌を食べたからでございましょう」
意地汚いマネはするもんじゃないわねー。

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雪より雷

昨日は雪が降りましたが、それ以上に雷が凄かったです。近所に落ちたんじゃないか? ってぐらいの大きな音が何度も何度も! 音で乾燥中の鍋がずれた(笑)

びっくりしてた私に拍手ありがとうございます!

リオさん>兄さんはきっと料理もばっちりですよー! 盛り付けも美しく、華やかに! 
ユリアンは光線はまだ弱そうなので兄さんにはバリアを張る必要もないかと。

法皇の緑さん>忠義を尽くす兄さんも格好良いとは思いますが、適度に弄ぶ兄さんも好きなんですよね。

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謎解きはスペシウム光線の後で12

・・・・今、ゾフィーはなんて言ったのかしら?
「あなた、今なんて言ったの?」
「はい、『王女様はアホですか?』と」
・・・・・・・・アホ? 雇い主であるわたしに向かって・・・・? 光の国の王女であるこのわたしに向かってぇぇぇぇ?!?!
「なんですってええええええ?!?!?!?!」
「お怒りになられたのなら申し訳ございません。ただ、私、王女様がおっしゃられたように、正直者でございまして・・・・」
「正直に言って良い事と悪い事があるでしょ?! あなたなんかクビよ! いいえ、打ち首よ! 死刑よ!!」
思わず席を立って思いっきり右手を振りかざす。プリンセスレイを受けるといいわ!
「まあ、そう興奮なさらないでください王女様」
ゾフィーのやつ、首を動かすだけでわたしの光線を避けて! どうするのよ壁に穴が開いちゃったじゃないのよ!
「これが怒らずにいられるかっつーの!」
「王女様、はしたないでございますよ」
「言葉づかいなんてどうでもいいわ! このわたしが執事にバカにされるなんてありえない!」
「私は決して王女様をバカにしたつもりは・・・・」
「えーえー確かにそうよね! あなたはわたしのことをバカにはしてないわよ! ただアホ呼ばわりしただけよね!! ”バカ”じゃなくて”アホ”だって!
信じられない!! 王女に対して何その仕打ち?!」
「確かにデリカシーのない発言でございました。しかしながら、王女様の勘の鈍さは如何ともしがたく・・・・」
80でさえ恐れるわたしの勘を鈍いとかふざけてるにも程があるわよ!
「わたしのどこが鈍いっていうのよ!
あなたなんてバラの棘に刺されて呪われちゃえばいいのよ!!」
「ほう?」
え、何その値踏みするような視線。今までにやにや笑いながらテキトーに謝ってたのに、いきなり及第点を見せた家庭教師みたいな顔しちゃって。今、わたしが言ったのって、バラの棘に射されて呪われちゃえ、でしょ? まさか呪いが大好きなわけじゃないし・・・・。
「棘・・・・? そうか! あなたの言っていたバラにしかないものって、棘でしょ!」
「左様でございます。バラに棘があったからこそ、犯人は遺体をバラ園に運んだのでございます」
「どういうこと?」
「しかしながら王女様。私は既にクビとなりましたゆえ、これにて失礼いたします」
何それぇええ?!
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ! あなた犯人がわかっているの?!」
「もちろんでございます」
「やけに自信があるのね」
「はい」
「そこまで言うなら聞かせてもらいましょうか」
「申し上げられません。何故ならば、今王女様に申し上げても、その理由がお分かりにならないかと」
こんなにわたしをバカにした人間って他にいる?! もーもーもーもー!! ッキーーーー!!
国外追放よ! 宇宙牢獄に閉じ込めてやるわ!
・・・・でも、でも・・・・もしこいつが言った通りの人間が犯人だったら・・・・。
いいえ、王女を侮辱するような人間がいるなんて許容できないわ!
でもシャマー警部はあんなだし、犯人を捕まえられないまま時効になってもいいと言うの?
宇宙にあまねく平和をもたらす光の国の王女をアホ呼ばわりよ!
殺人事件の犯人を捕まえられないなんて警察の・・・・いえ、光の国の権威が失墜するような由々しき事態よ! 
こいつが失墜させてるんじゃないのよ!
わたしは刑事。そして王女。この際王女のプライドは捨てて、国民の安全を守るのは当然よ!
最後に何故かお父様の姿がちらついて、わたしは眩暈がした。
「大丈夫ですか? 王女様」
「・・・・・ゾフィー・・・・クビは取り消しよ・・・・。わたしにも解るように説明して頂戴・・・・」
ああ、なんていう屈辱感・・・・。
「かしこまりました」
しかも頭を下げたこいつの仕草の優雅さに腹が立つ!
新しく赤ワインが開けられ、子羊の骨付きローストが目の前に置かれる。行儀が悪いと言われようが構うもんですか! わたしは目の前のワインを一気飲みした。ゾフィーが笑いながらお代わりを注ぐ。
「ここからは少々長くなりますゆえ、謎解きは晩餐の後にいたしましょう」

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一日ぐったり

コーヒーを大カップで1杯飲んだらあっという間に胃が痛くなって、そのまま寝こんでしまいました。
オイラ、コーヒーはアメリカンでもデミタスカップで一日一杯が限界なのです。紅茶はたくさん飲めるけど。

そんなオイラに、 う さんから素晴らしいいただきものが!

コスプレ兄さん

おかん装備の兄さんと、執事な兄さん! キャ~~!! ステキ~~~~!!!
いやもうステキすぎて後光が射して見えますよ! そして執事服は絶対に似合うことがわかっていましたが、割烹着が予想以上に似合っていて最高! す~ばらしいッ!

本当にありがとうございます!!


夜にテンションあがった私に、拍手ありがとうございます!

yamiさん>ピット星人は狙ってこの配役にしましたが(笑)、ファイル君は忘れていて咄嗟に思いつきました。子供の星人って意外と少ないですよね。そして美形のドアップというのは心臓に良くないと聞きましたので、ユリアンでもドキドキしてもらいましたよ! 私だってドッキドキですが! 王女に「ちょっと代われ」と言いたいぐらいにっ! これ、乙女ゲーとして売り出したら宇宙中でヒットするだろうな(笑)

しのさん>はい、まさしくその通りです(笑) 小娘ちゃんなユリアンなので、光線の能力も低いと思われます。頭に向かって撃たれなければ!

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明日のチャット

ツイッターにウルトラさんが降臨あそばされたので覗いてきました。もうセブン親子はどこからつっこんだらいいのやら。それにしてもナイス・・・・(笑)

明日もチャットしますよ! お暇な方は是非!

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謎解きはスペシウム光線の後で11

「どう? ゾフィー? 紅バラの謎は解けそう?」
「残念ながら、紅バラの祟りの真相には辿り着けそうもありません」
「やっぱりそうよね。タタリだものね」
「いえ、そういう意味ではなく。今回の事件は、祟りとは全く無関係という意味でございます」
「無関係?」
「はい。ローランさんは祟りなどで死んだのではありません。これは実在の人物が起こした殺人事件でございます」
白ワインを新しく出したグラスに注いで、お次には白身魚のムニエルが。うん、これ大好き!
「じゃあ、真犯人がいるっていうの?」
「はい。もちろんでございます」
やっぱりタタリじゃなかったのね。少し良かった気がするわ。
「でも何故、犯人は遺体をバラ園に運んだの?」
「王女様、注目すべきは、”何故バラ園に運んだ”のではなく、”何故バラを選んだ”のかでございます」
「選んだ? どういうこと?」
「エンペラ家の温室には、バラ以外にも様々な花が咲き誇っております。
そんな中、何故犯人は、出入り口から一番遠いバラの花壇を選んだのでございましょう?」
「確かにそうかもね。死体を運ぶのって大変だし。他の花でもいいかも?」
綺麗っていうのなら、バラだけじゃなくてさっき食べたデンファレとかビオラとかもいいわよね。
「そこには、どうしてもバラでなくてはならない理由があったのでございます」
「その理由は・・・・紅バラのタタリで捜査を混乱させるためじゃない?」
「まともな犯人であれば、タタリに警察が振り回されるなどとは考えるわけがございません」
「悪かったわねえ!」
そもそもシャマー警部が悪いのよ!
「これは失礼」
「じゃあ、なんで犯人はバラにこだわったのかしら?」
「他の花にはなくて、バラにはあるものといえば、なんでございましょう?」
「他の花には無くてバラにあるもの・・・・・」
飲み干したロゼ用のグラスの向こうにあるのは、ゾフィーが活けた赤いバラ。
「っっ!! わかったわっ!! それは真っ赤な情熱よっ!! 身も心も焼きつくす愛の炎だわ! 犯人はローランを愛していたのよ! だからその死体をバラのベッドに寝かせたのよ!
ということは犯人はローランを愛していた人物、つまりババルウよ! 
ああ・・・・なんてロマンチックな殺人なのかしら?」
ワイングラスが取り下げられ、キャンドルの灯りの反射光が少なくなると、バラの輪郭がはっきり見えたわ。やっぱり綺麗ね。
「王女様、私は愛や情熱などという観念的な話をしているのではなく、もっと具体的な話をしているのでございます」
ちょっとなによう。そのグロスト星みたいな極寒の声。
「なーんだ違うの? せっかくロマンチックな事件になりかけていたのに。
じゃあ、一体どういうことなのよ?」
半分ぐらい残ったムニエルの半分を一気に口の中に押し込んで飲みこむと、いきなりゾフィーが顔を近づけてきた。それこそ・・・・いやだ、やめてよ、そんなに近づいたら心臓に悪いじゃないの。あなた意外と顔が良いのよ?
「失礼ながら王女様。こんな簡単なこともおわかりにならないなんて、王女様はアホでいらっしゃいますか?」

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謎解きはスペシウム光線の後で10

近所の聞き込みが終わった後、もう一回エンペラ家に戻ってきたの。庭の外れにある物置きもまだ見ていなかったし、現場検証の結果もあがってなかったから。
「しかしユリアン君。ますますタタリの様相を呈してきたね」
「タタリって・・・・」
ガタッ!
「ひっ?!」
ちょうど物置の中から何か物音がしたのね! したのよっ!
「な、なんか、中で音がしたようだね、ユリアン君。の、覗いてきてくれたまえ」
「ええっ?! 警部が見てくださいよ!」
「こ、怖いのかね?」
「警部こそ、怖いんですか?」
「む、そんなことはないぞ、そんなことは!」
なんとか警部を物置の方に追いやると、磨りガラスの向こうに子供の顔が・・・・っ!!
「ぎゃーーーーっ?!」
「こ、子供っ! 子供の幽霊っ! 紅キララ子・・・・!」
警部、腰が引けてるわっ! でも抜けなかっただけマシ?! ちょっと、え? まさか本物?!
えーい、入っちゃえ!
思い切ってドアを開けると、そこには4歳ぐらいの子供がいた。あら、透けてないわよ。
「あなた、この家の子?」
「うん」
そういえばアテリアさんには子供がいるってさっき言ってたわね。
「何してるの?」
「ちりょー」
「チリョー?」
「うん!」
その子はちょっと手を動かして、隣に置いてあった一輪車の上を紹介してくれたの。

     にゃーお

「きゃー! 黒猫!」
ガシッと誰かが私の腕を背後から掴んで二重に悲鳴よ! でも掴んでたのはシャマー警部だったから思わず足を踏んじゃったわ。
「く、黒猫っ・・・・そうだよ、紅キララ子は飼っていた黒猫を殺され自殺した・・・・」
「じゃあ、この猫は・・・・」
「まずいよユリアン君。このままじゃ我々にもタタリが・・・・」
足を踏んだのには気づいてないみたい。警部を振り払おうと思ったら、いきなりまた後から突き飛ばされちゃって。
「ファイル! こんなところにいたの?!」
外から飛び込んできたのはアテリアだったわ。
「ママ! みて! このこかわいそーなの!」
「ダメ、触っちゃ! おじいちゃんが困るでしょ?!」
黒猫を撫でる子を慌てて抱き上げて、物置から出て行くところを引きとめる。
「あの、この猫はお宅の飼い猫ですか?」
「いいえ知りません! 昨日見たときはいませんでした。まったく、なんでこんな日に黒猫が・・・・気味が悪いわ」
「にゃーにゃーこえがして、ここあけたの。そしたらねこちゃんのあしが・・・・」
ファイルって子が一生懸命に説明してくれたのね。子供ながらにちゃんと周りの話がわかるのね。
シャマー警部はその言葉にのこのこ前にでてきたの。
「ん? ああ・・・・血が出てる・・・・・」

    ニャッ!

「おうっ?!」
すぐに手を引っ掻かれたけど。さっきの薔薇の棘の隣にできたひっかき傷を見て、もともと青い顔が更に青くなっちゃって。
「今日はオシマイ・・・・お疲れちゃん・・・・」


で、今日のところは捜査終了になったってワケ。

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本物か偽物か?

さっき明日のお昼を買いにいったら、スーパーの駐車場で警察に職務質問されたんですよ。最近タイヤ刺して回ってるやつがいるって。へーそうかー、近所じゃ聞いたことないなーと思って聞いていたんですが、免許見せてくれと言われた辺りで、「こいつ本物か?」になってしまいました。パトカーも外見も偽装できる時代、免許見せたことで何かに使われちゃたまったもんじゃねえ。あ、警察手帳見せてみろって言えば良かった? でも手帳も偽装だったらどうしたら。免許だけは見せたけど、その後聞かれた電話番号は答えませんでした。
本物の警察だとしたら大変失礼な態度だったかもしれませんが、注意だけでいいのに身元証明とか求めるから返って警戒するというのもあるんですよ。


ちょっと機嫌の悪い私に、拍手ありがとうございます。

リオさん>歯医者ってちょろっとしか診ないくせに、無駄に待ち時間長いし、予約取らせるし、大したことないですよねー。だからヤブが増えるじゃないかって思います。虫歯なんて削って詰めるだけなだから一回で済ませてください。
タキシードきたまま笑う兄さんは、きっとセブンの分まで笑ってくれたと思いますw


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謎解きはスペシウム光線の後で9

それから、勝手に怖がってるシャマー警部を引きずって、ローランが働いていたスナックに行ったの。
スナックのママはピットって言って、ちょっと太っちゃったけど、まあ気の良さそうなヒトだったわ。
「ローランちゃん、モテるのよ~。あれもあれもこれもそれも! ぜーんぶローランちゃんへのプレゼント!」
店に飾ってある、ちょっと高めの絵とかブランドの陶器とかはローラン宛てのプレゼントみたいね。というかこれがなかったら相当殺風景なんじゃない、この店?
「美人で気立てが良かったそうですものね」
「そうなのよ~。良い子だったわ~。
ま、美人っていうのならアタシだってこう見えて、昔はグラビアやってたんだけどね? 最近も御近所で頼まれちゃって」
「あー、そうですかー。
それで、ローランさんに特別なお客がついていたとかはありますか?」
「う~ん・・・・三年ぐらい前は妻子持ちの男に入れ上げちゃってたんだけどね・・・・捨てられちゃって・・・・。落ち込んでたところでババルウさんと出会ったのよ。それからはババルウさん一筋」
「誰かにう・・・・」
「うう・・・・」
シャマー警部が借りていたトイレから出てきて、わたしの質問を勝手に遮ってくれたわ。
「大丈夫ですか、警部?」
「あの離れに行ってから、なんかお腹の調子が・・・・やはり本当にタタリが・・・・」

「私も、丁度ティータイムでしたので、スナックの厨房をお借りしてロイヤルミルクティーを淹れておりました」
「よく堂々とできたもんね」
はー、この図太さには呆れるわ。
「ローランさんのお写真も店の中に何枚か飾ってございましたので拝見させていただきました。少し変わったバラの花束を抱えているものが、一番美しく撮れていたかと」
「ゾフィー、他人の美人度なんてどうでもいいのよ」
「かしこまりました」

で、現場周辺で聞き込みをしていたら、近所のドラッグストアでローランさんの目撃証言があったの。
「ええ、昨日うちに買い物にきてくれまして。でもですね、店の前で急に笑い出したんですよ」
「急に?」
「ええ。店の出入り口を見て、急に何かにとり憑かれたみたいに・・・・」
「何かにとり憑かれた?」
「わははははは・・・・・!」
「そう、こんな風に」
「「?!」」
あんまりにタイミングピッタリだったんで、わたしと警部は思わず顔を見合わせちゃって。
それでね・・・・その、気味が悪かったから、笑い声が収まってから表を見に行ったんだけど、もう誰もいなかったのよ。

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また行かにゃ

三年ぐらい前に虫歯の治療でセラミックを入れたんですが、それが鮭を食べている最中に取れてしまうという悲劇が。ちょ、これ高かったんだよーーーー!!
今日は残業を他人に押し付け、定時であがって速攻で歯医者へ。
「堅いもの食べても取れるわけないんだけどねえ」
現実に取れてますよ、前任のヤブに言っておいてください。
つーわけで、無駄に出費した840円でした。
これでまた検査に来いってんだから歯医者が乱立するわけですよ。

yamiさん>そうなんです、あのウルフェスのステージが始まりでした! ゾグさんがお綺麗で、エンペラ陛下があんな紳士的にエスコートできるなんて! いや素晴らしい舞台でしたね! なんつーかこの二人だけで華麗なる一族ができあがってしまいそうです。
キララの声は男だったんでどうしようか迷ったんですが、名前が可愛かったので紅キララ子にしてしまいました。怪獣扱いですが、宇宙人だと思うし。
兄さんはね、まさに上から目線で偉そうな下僕が似合いますね! 理想の下僕
これのタキシードバージョンがまさに今回ってことで。バトラーのいるホテルで兄さんが働いてたら(西洋○座とか)、速攻でそこに泊りに行きます。

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謎解きはスペシウム光線の後で8

それから、本館の大広間に集まっているエンペラ家の人達に話を聞いたの。
ここで初めて会ったのが、エンペラ家の長女でマグマの妻・アテリア、そしてその弟でエンペラ家の長男ババルウよ。
「まず、ローランさんがエンペラ家の離れに住むようになった理由を教えていただけませんか?」
家族が顔を見合わせるなか、長男が手をあげて話しだした。
「ローランは僕と結婚するはずでした。それで、家族に紹介するつもりで連れてきたんです」
「ちなみに、ローランさんとはどういう経緯でお知り合いに?」
ババルウとジュダが目を合わせる。あら、怪しくない? 共犯?
「それは、従兄弟のジュダの知り合いで・・・・」
「元々彼女は、僕の学生時代の後輩なんです。それでババルウも一緒に遊ぶようになって・・・・」
「しかし、見知らぬ女性をいきなり家に連れてきたのでは、御家族の反発もあったのではないですか?」
「それは、まあ・・・・。でも、一緒に住めばわかると思って・・・・! 離れに住むよう、僕が彼女を強引に説得して・・・・」
うんうん、わかるわぁ・・・・。やっぱり駆け落ちするよりも、家族に認めてもらうのが一番だものね。
私が情熱的なババルウにうっかり同情していると、斜め横に座っていたアテリアが鼻で嗤った。あら淑女らしくない仕草だこと。
「はん、そんなこと言って、あんた達エンペラ家を乗っ取ろうとしているんじゃないの? ずっと実家から離れていたくせに急に帰ってきたりして」
「アテリア! 別に俺はマグマ兄さんがエンペラ家の跡取りで文句はないよ! その話とローランは関係ないだろ!」
やった! 愛を取ったのね! よーし、応援しちゃうわ! 
と思ったら、シャマー警部がドロドロの会話を遮った。
「ハイハイ、キタキタキタキタキターーーーッ!!
それで、皆さんローランさんと一ヶ月暮らしてみて、いかがでしたか?」
最初に発言したのは実質上の当主ゾグ。
「私はすぐに馴染みましたよ。彼女は気さくで、とても良い人でした。ただ、他の人達は・・・・?」
視線を振られたマグマがちょっと挙動不審かも?
「無理もないでしょう? 刑事さん。素性に知れない女性が、いきなりエンペラ家にやってきたんです。おいそれと結婚を認めるわけにはいかないでしょう? お義父さんもそうですよね?」
「私は最初は反対だった。しかし、彼女の人柄に触れるうちに、次第に好きになってね。それで夕べジュダ君に話を聞いて、二人の結婚を認めようと決めていたんだ・・・・」
最後はほとんどため息だった。この人、個人的にはとってもローランさんの事を気に入っていたみたい。
「ジュダ君の話とは?」
「実は、ここにいる男4人で麻雀をしたんです。そこでジュダ君に援護射撃をしてもらって・・・・」
と答えたのはババルウ。
「伯父さんとマグマさんに彼女の人となりを話しました。別に嘘は言っていません。夜の仕事をしているという偏見を覗けば、彼女は素敵な女性でした」
「本当に可愛らしいお嬢さんだったわ・・・・」
「なるほど。では皆さんにお聞きしましょう。昨夜の午前一時頃、何処で何をしていましたか?」
「私はもう部屋で寝んでいました」
最初に答えたのはやっぱりゾグ。ヒエラルキーがビシッと決まってるわね。次にエンペラが発言したわ。
「麻雀は午後11時ぐらいまで。ジュダ君にはお客さん用の部屋に泊ってもらいました。一時には私は自分の寝室にいました」
「皆さん、お一人でしたか?」
マグマが頷きながら返事をする。
「ええ、寝室は皆別々です。アテリアは娘と一緒で、私は別の部屋で」
あら? もう夫婦別の寝室なの? 子供ができたからって・・・・。やっぱり婿養子って蔑ろにされがちなのかしら? わたしだったら80にそんなことさせないわよ。その娘の方はわたしの視線にを無視してゾグの方を向いた。
「あのさ、お母さんにちょっと聞きたいことがあるんだけど・・・・」
「何かしら?」
「お母さん、昨日の深夜、庭の散歩してなかった? お父さんと一緒に」
ゾグはちょっとびっくりしたみたい。エンペラを一緒に顔を見合わせる。
「まさか」
「ああ、そんな時間に散歩なんてするはずがない」
「そっか・・・・そうよね」
まあ、深夜の散歩が趣味な人も中にはいるけど。シャマー警部はそうは思わずにアテリアさんに話を聞く。
「アテリアさんは何故そんなことを?」
「夕べ、寝る前にベランダでタバコを吸っていたら、誰かが車椅子を押しながら、温室の方に向かうのが見えたんです。てっきりお母さんかと思ったんだけど」
「それは何時頃ですか?」
「確か、一時過ぎかと・・・・」
一時!
「警部、死亡推定時刻と一致します」
「ってことは」
「犯人が遺体を運んでたってこと?」
ジュダさん、警部のノリに付き合わないで!
「その時間、車椅子は?」
「私のベッドの隣に」
「眠っている間、何者かが貴方の寝室に侵入し、車椅子を持ち出すことは可能だったんでしょうか?」
「何とも言えませんわね。誰かが車椅子を持ち出せば、目が覚めると思いますけど」
「この屋敷に他に車椅子は?」
「ありません。これ一台です」
え? どういうこと?
「じゃあアテリアさんが見たのはなんだというんですか?」
「もしかしたら・・・・紅キララ子さん・・・・?」
ゾグさん、何言ってるのーーー?
「つまり、アテリアさんが見たのは、遺体を運ぶ紅キララ子さんッ・・・・?」
ほらーー! 警部にスイッチが入っちゃったわよーーーッ!!

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謎解きはスペシウム光線の後で7

「では、私が王女様を見守る為に、エンペラ家に入ったのはその後でございますね」
「ええ?! あなた、来てたの?!」
ことり、とベビーリーフとエディブルフラワーの盛り付けられたサラダを置きながら、ゾフィーはしれっと言った。
「ちょっと、エンペラ家は捜査の為に封鎖していたのよ!」
「エンペラ家の方々が一か所にお集まりになっていたので、御食事の用意ができず、私が中華屋の出前として御伺いたしました」
むむっ・・・・出前を簡単に通すなんて、警備のザル加減もいいところだわ!
「お届けにあがった後、下げるまでの間ヒマでしたので、エンペラ家の御庭を拝見させていただいておりました。何しろ紅バラの呪いで有名なエンペラ家の庭。バラ園のみならず、いたるところに咲き誇るバラは、大変御見事でございました」
「あんたまさか摘んでないでしょうね?」
「あ、一輪記念にいただきました」
「何してるのよ! 呪われるかもしれないでしょ?!」
ゾフィーは軽く一礼したままの姿勢でちらりと笑う。ああ、何その笑い方?!
「御安心くださいませ。さ、続きをどうぞ」
「どうぞって言われたって・・・・」
テーブルの上に飾ってあるバラ、まさかエンペラ家のものじゃないでしょうね? もう一度睨んでみたけど、相変わらずこいつは笑みを絶やさない。く~!
「と、とにかく! 私はシャマー警部と一緒に、その離れに行ったのよ」

まあ、離れって言っても4LDKぐらいの小さなものよ。寝室とリビングがフラットになっている部屋の中に争った形跡があったわ。殺人現場なのは間違いないでしょうね。
「犯人はここでローランさんを殺害し、バラ園まで運んだということになりそうですね」
「いいや・・・・・紅キララ子の亡霊が入ってきて・・・・・全てタタリの仕業なのかもしれない・・・・」
って、自分で言いながら怖がっているシャマー警部がいたけど。
「あ、ああ・・・・すまない。こういう動転している時は、何か食べるのがいいんだよ」
食べ物なんか持ってきてたかしら? この格好つけの警部、外でだって一度も立ち食いとかしたことがないのに・・・・って思っていたら、リビングの上にクッキーが乗ったお皿があったの。そういうのはちゃっかり見ているのね。殺人現場にあったものを食べていいのかわからないけど、まあ食べ始めちゃたわけよ。
「はい、警部が御食事をなさっているのは、すぐ隣の部屋でも聞き取れました」
「いたの?!」
「はい。そして、おそらくは同じものだと思われるクッキーを見つけまして。やはりクッキーはティータイムだろうと、御茶受けように」
「現場からクッキーを持ち出すな!」
もう、警部が目の前でやっちゃったから強く言えないのが悔しいわ。
「ところで王女様、ローランさんは夜は御紅茶をいただいておりましたか?」
「紅茶? あら、そういえばクッキーしかなかったような気がするわ」
でもダイエットクッキーとかってそのまま食べるものじゃない?

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明日もチャットしますよ

そのまんま東がバット星人だってのに驚いております。
驚きを共有してくださる方はどうぞ!

そんでもってまだ腹いたがちょっと続いております。今日、これから投下できるかな・・・・?

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腹痛い

ガイア見ていますが、腹痛くて感想までは書けないのでまた明日。
セリザワさんがおるー! 我夢、幼いなあ。可愛いぞ。

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謎解きはスペシウム光線の後で6

「そうだ! そうだよユリアン君、よく気付かせてくれた! 
犯人を挙げる、それが我々の仕事だ!」
あー、やっと仕事モードに戻ったわね。と思ったら、シャマー警部は両手で囲いを作るような仕草をすると、そのままエンペラ家の面々に向けてズームインでもするかのように手を前後させた。
「ハイハイハイハイ・・・・!」
あ~、始まった。これを言いだす時って、大体突拍子もないようなことを言うのよねー。
「思いついてしまったよ、簡単に犯人を見つける方法をね」
簡単に迷宮入りする方法の間違いじゃないのかしら?
ただ、初対面のエンペラ家の人々は、警部という立場を鑑みてかしら? 目を見開いていたけど。
「犯人は、このバラの上にローランさんを置いた。ということは、手にバラの棘の傷が残っているはず・・・・!
さて? 誰が犯人でしょうねぇ?」
得意げな流し眼をして発見者の方々を見ると・・・・全員傷だらけ。
「わーお!」
「誤解です、刑事さん!」
「我々は彼女をここからおろしてあげようとしただけです」
「バラの棘が絡まったままで可哀想だと思って・・・・」
「ですが、これは殺人事件かも知れないから、動かさない方がいいと気付きまして・・・・」
「なるほど」
うーん、全員共犯説も捨てがたいけど、言い分けの筋は通ってるわ。
切り替えのやたらと早いシャマー警部は、彼らの言い分に納得し、次の質問をした。
「ところで、ローランさんは最近この家にやってきたそうですね。
彼女が寝泊まりしていた場所を教えてくれませんか?」
「この奥の離れです」
温室のガラスの向こうに見える、庶民の一軒家ぐらいの家がそうみたいね。
あそこで寝泊まり・・・・食事もこちらの家族としていたのかしら? 一人で寝るのはまあ当然として。
あら? そういえば、寝る格好のままここで死んでなかった?
「そういえば、被害者はナイトドレスを着ていました。寝室が殺害現場かもしれません」
「良い所に気付いたね、ユリアン君。よし、見に行ってみよう。
あ、皆さんは指示があるまで、家の中で一か所に集まって待機していてください」
「お気をつけて」
ゾグさんの声が、やたらと冷たく響いた。シャマー警部がぎくりと足を竦ませ、ゾグさんの位置まで視線を合わせる。
「と、言いますと?」
エンペラさんが苦しそうに頭を振った。
「実は私、ローランさんが来てから、あの離れに近づくと、咳が出たり頭が痛くなったりと、具合が悪くなるんです」
「やはり、抗えないのかもしれません・・・・」
バラの祟りは、って付け加えないでよっ!

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気もそぞろで命拾い

今日の列伝、録画し忘れた・・・orz
ごめんよ、ガイア、オイラの愛が足りないばかりに・・・・。


と、一日中仕事も手につかず(気付いたの出勤途中)過ごしていたのですが、帰ってきてふっと、明日の朝に再放送がある! と思いだし即効で予約しました。関東地方ありがとう!!
いやー、列伝でやるのとDVD見るのとはやっぱり違うんですよ! リアルタイム放送みているような気分になれる! 明日の夜が楽しみだな~!


今になって浮かれている私に、拍手ありがとうございます!

しのさん>エンペラ陛下、意外とバラの手入れとか似合いそうですよね。高貴な感じのものがもっと似合っていいはずなんですが、どうも四月バカの影響で、コノミたん・・・・になってしまっていました。これで払しょくできれば・・・!

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謎解きはスペシウム光線の後で5

まずは、現場にいた4人に話を聞いたの。
エンペラ家の主、エンペラ、その妻ゾグ。尤もエンペラは婿養子で、ゾグの方が本流らしいんだけど。ゾグは数年前に病気を患っていらい足が悪くて、車椅子を使っていたわ。
それと娘婿のマグマ、エンペラ家の親戚筋に当たるジュダ。ジュダは第一発見者よ。
「発見した時の状況を教えてください。それと、ここにはどうして?」
「この屋敷に来たのは、10万年ぶりぐらいです。久しぶりにバラ園が見たくなって、朝早く来たんです。そうしたら・・・・」
「ちなみに、バラ園の手入れはどなたが?」
って、シャマー警部、わたしが質問してるでしょ?! まあ、比較的まともな問いだったけど。
「私です」
と答えてくれたのはエンペラさんよ。
「バラが趣味で、何時も傷だらけになって手入れをしています」
「今朝、何か何時もと違った点は?」
「・・・・死体がある以外は、何時も通りだったと・・・・」
「犯人は、どうしてこの場所に、遺体を置いたのでしょうか? 何か心当たりはありますか?」
「いえ・・・・」
エンペラさんの手元の車椅子から、ゾグさんがバラに手を伸ばして触った。
「やっぱり、バラの祟りなのよ・・・・」
ああ、家の持ち主がそれを認めちゃうの?! 
「それは、紅バラのタタリのことですか?」
シャマー警部、煽らないでっ!
「お恥ずかしい話ですが、あの逸話は事実です。紅キララ子さんは、このバラのある所で首を吊ったと、伝え聞いております」
「なんと・・・・!」
「それに、ローランさんは先日、祟りの事を知らずにバラを切ってしまったのです」
「では、やはりこれは・・・・紅バラのタタリ・・・・!」
「前にマグマ君がバラを摘み取ってしまい、肝を冷やしたが、あの時はなんともなかった・・・・。まさか今回はこんなことになるとは・・・・」
「私は婿養子で、当時は紅キララ子さんの話を知らなかったものですから・・・・」
って、マグマさんがエンペラさんに頭を下げたわけよ。
「困ったなこれは。タタリとなると、もう我々警察の力では太刀打ちできないぞ」
弱気になるなっつーの!
「何を言っているんですか警部! これは立派な殺人事件です! ローランさんは何者かに首を絞められ、殺されたんです」
「だがユリアン君、僕の棘の傷、血が止まらないんだ・・・・!」
ウルトラオロナインでも塗っておけば治るわよ! タロウを呼ぶまでもないわ!
「しっかりしてください警部。犯人を見つけるのが、我々警察の役目です!」
「はっ?!」
「我々が犯人を逮捕しないで、一体誰がローランさんの無念を晴らすんですか!」 【“謎解きはスペシウム光線の後で5”の続きを読む】

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年明けから散財

一年の計に「節約」と決めたのに、年明け早々ウン万円の服を買い込み(福袋は嫌い)、ロックマンの本を追加でポチり、のっけから放棄してしまいました。来月からは・・・・って、もう来月にも欲しいものが連なっている! 無理じゃん? どーしたら?!

迷っている私に拍手ありがとうございます!

yamiさん>あけましておめでとうございます! こちらこそ御世話になりまして。今年もよろしくお願いいたします。チャットもまたよろしくお願いします!
80先生の立ち位置は、全然決めてないんですが、多分ユリアンの婚約者ではないでしょうか(酷い)。星人の配置には以外と苦労してしまいまして。あれ? ひょっとして私、星人は忘れてる方が多い?! とリストを見ながら配置していきました。まあ出てきたってロクに喋らないやつとかいましたからねえ。通り魔連中とか。やっぱり喋ってくださる方が一番かと。バックライトのアイディア、いただきます(ぱっくんちょ)。キララは星人って書いてないですが、あれは星人だよな~とレオを見返しながら思ったので、今回、女役で(笑)登場していただきました。

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謎解きはスペシウム光線の後で4

あ~、疲れた! 聞き込みよりもシャマー警部と一緒に居る方が疲れるわ~。よくあれで昇進できたわね。
わたしは今日の疲れを取るため、地味なスーツを脱いでお気に入りのドレスに着替えた。うん、サーモンピンクのドレスがわたしに良く似合うわ~。
さ、気分転換にディナーを楽しまなきゃ!
30人掛けの小さな食堂の上座に向かうと、ゾフィーが椅子を引いて座らせてくれる。お皿に邪魔にならない範囲の正面に、真っ赤なバラが活けられていた。
「綺麗なバラね」
「しかし、どれほど美しいバラでも、王女様の前では色褪せて見えることでございましょう」
「まあ、ゾフィーったら正直者なんだから」
珍しいこともあるものね。
「庭園の中のバラ園で摘んでまいりました。少しでも王女様を癒しになればと」
「そうね。エンペラ家に居ても、あんまりバラは見なかったし。犯人の目星はつかないし。
やっぱりあれって紅バラのタタリだったのかしら?」
「警察にお勤めの王女様が、タタリなどという非現実的なことを信じておいでなのですか?」
ワイングラスに注がれるのは、淡いピンクのバラみたいなロゼワイン。
「しょうがないでしょ! 状況証拠も物的証拠も揃ってないっていうのに」
「本日お聞きになった証言からは状況証拠は得られませんでしたか」
「タタリにしか思えない証拠ばっかりよ」
「左様でございますか」
あ、なんとなくムカつく口調。
「何よ、あなた何かわかってるの?」
ぐいっと一息にグラスを煽る。王女様としては、はしたないかもしれないけど、睨みつけてやるにはこれぐらいの勢いがなくちゃ。
「いえ、何も。ただ、王女様がもう少し詳しく話してくだされば、私なりの考えをお伝えすることができるかもしれません」
「詳しくって?」
「王女様は、今日様々な方からお話を聞いているはず。その証言の内容だけでもお聞かせ願えれば」
「え? あなた、ずっと見てたの?」
「当然でございます」
は? え? 何、当然って?
「どーゆーことーーっ?! あなた、わたしのことストーキングしてたんじゃないんでしょうね?!」
「私はただ、ずっと王女様を見守っていただけでございます。
ただ、会話の内容まではわかりかねますので、お聞かせいただければ」
それをストーキングというのよ、このアホ執事! 
ゾフィーは全く悪びれない顔でニコニコしたまま、空になったグラスにロゼを注ぎ直した。ピンクの液体の流れ方がとっても綺麗で、僅か数秒の間に癒される気分。
そうね、誰かに話すことで事件の内容を整理することもできるかもしれないし。
「いいわ、それじゃ詳しく話てあげる」
ゾフィーは胸に手を当ててお辞儀をした。
「ありがたき幸せ」

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ドット絵最高

有賀ヒトシさんのロックマンギガミックスをブックオフで見つけ、即効で購入しました。池原しげとさんのロックマンより、有賀さんのロックマンが好きです。ロック可愛い、ブルース格好良い。

明日もチャットしますよー

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謎解きはスペシウム光線の後で3

「シャマー警部、その、紅バラのタタリというのは・・・・?」
調子に乗りやすい警部は、下手で質問をすればちゃんと答えてくれる。まあ、脚色が凄すぎるから、そぎ落とすのに大変だけど。
「うむ、明治時代、紅キララ子というメイドがエンペラ家で働いていた。気立ての良い娘でバラ園の御世話を仰せつかっていたのだったが、エンペラ家の跡取りと禁断の恋に落ちてしまう。オージーザス、ロミオとジュリエット!  エンペラ家の人間は長男をたぶらかしたと紅キララ子の可愛がっていた黒猫を殺してしまったのだ。ポーの世界ではないかね?」
「それ、まるっきり作品違いますよ」
「すると、失意の紅キララ子は、大切にしていたバラ園で自殺を図ってしまったのだよ」
「ペットの後追いですか。長男じゃないんですね」
「するとエンペラ家に次々と不幸が起こった! バラのトゲで怪我をした奥様が謎の病気で死亡。不吉に思った家人が、バラ園を解体しようとしたが、職人達が次々と怪我をして、誰もやらなくなった。
それ以来、エンペラ家のバラ園に手を出した者には祟りがあると言われている」
一息に語ったシャマー警部は、大仰に開いていた手を下し、わたしの方を見た。え、ツッコミ入れてたのに気付いたの?
「それにしても本当に知らなかったのかねユリアン君? 光の国七不思議として小学生だって知っているのだよ?」
「そんなくだらないものが他に6つもあったなんて、全くしりませんでしたわ。不思議ですね」
「しっ!」
シャマー警部は口に人差し指を当てて目の前のバラを見渡した。
「そんな事を言うと、バラのタタリに合うよ。見たまえ、このバラには怨念めいたものが・・・・」
「マイナスエネルギーのかけらもないわよ」
思わずわたしはシャマー警部をどついてしまった。げ、やばい!
「あ~~~~!!」
「きゃー! すみません!」
「刺さった~~~~!!」
え? 
シャマー警部が手の甲を押さえてじたばたしはじめた。
「ど、どうしたんですか?!」
「バラの棘で血が・・・・血が! ああ、私の短い3万年の命もここまでのようだ・・・・紅バラの呪いによって私は・・・・」
なんだ、不敬罪とか言われるとか思ったのに。
「第一発見者から事情聴取してきますね」
棘なんてピンセットで抜いておけばいいじゃない? 私は刑事の仕事をするため、エンペラ家の人間に話を聞くことにした。
「待ちたまえ、ユリアン君!」

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新年早々大出費

お気に入りのセレクトショップが、今月いっぱいで閉まってしまうというので、閉店前に慌てて飛び込んで服買ってきました。今年は無駄使いを控えようと思っていたのに、即効買ってしまった。しかも福袋、ないし。
あそこのお店、大好きなのに・・・・。新人さんが立ち上げたブランドとか目ざとくキャッチして揃えてくれるので、私としてはお出かけ用から普段着まで、大変お世話になったお店でした。閉店直前にもまた行って、最後に買えそうなものは買ってしまおう。うう・・・・これからどこで服を買ったらいいんだーーーー?!」

涙出そうな私に、拍手ありがとうございます!

リオさん>そうです、無駄に高い能力を使ってストー・・・・げほげほ。80の代わりに王女様を御守りするのです! そんでもって毒舌もたっぷりと喋っていただきたいと思っておりますw

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謎解きはスペシウム光線の後で2

「いってらっしゃいませ、王女様」
リムジンのドアを開けたゾフィーが恭しく頭を下げる。どんな時でも常にこうであってくれればいいんだけどね。一度長いお説教をしてやらなくちゃダメかしら?
でも、事件現場に着いたからには気持ちを切り替えなくちゃいけないわ! わたしはリムジンから下りると、地味~なスーツに似合うような地味~な伊達眼鏡をかけて、一人の女刑事になった。
「あ~! 遅いっ! どれだけ遅いんだ?! 時は金なり、時効の鐘が鳴る成りという言葉を知らんのか!」
「すみません、警部! 電話に気づかなかくて!」
「お、遅いよユリアン君! 君の耳はミミズクかね? 君の足はナメクジかね?」
「すみません、そんな合成怪獣じゃありません」
でもシャマー警部は全く私の言葉に気付かず、私の同僚達が来るまで、延々と嫌みを垂れ流し続けた。ああ、左遷したい・・・・。


死体のあった場所は、広大なエンペラ家の庭の中でも、一番奥にある巨大温室。そこの薔薇を植えてある一角に、女性の死体があった。白いナイトドレスを纏った上に薔薇の絡みつく様は、まるで眠れる森の美女の演出みたい。死体も原型を保ってて、腕がないとか顔が潰されてるとかないし。
庭石の一つに上がったシャマー警部は、何時も通りの奇声をあげる。
「見たまえユリアン君。美しい・・・・こんな可憐な殺人現場はめったにあるもんじゃない。まるで絵画のモチーフのようじゃないか!」「警部、不謹慎ですよ。美しいだなんて。人が殺されているっていうのに」
「誤解だよユリアン君。僕は美しい死体と言ったんじゃない。ただこのバラ園を称賛したまでだ」
「そうですか」
「で、この美しい死体は一体誰なんだ?」
「結局美しいって言っちゃってますね」
ファイルが手帳に書き留めた事項を読みあげる。
「被害者はローラン。市内のスナックに勤めるホステスで、一ヶ月ほど前からこのエンペラ家に居候しています」
「死亡推定時刻は昨夜の1時前後。死因は絞殺による窒息死。着衣に汚れがないので、どこか室内で殺害され、ここに運ばれたものと思われます」
続いてファンタスも。この二人、淀みがないわ~。シャマー警部じゃなくて、こっちが出世してればいいのに。
「しかし変ですね。なんでわざわざ遺体をバラの中に置いたのかしら?」
「うむ、そこだよユリアン君!」
シャマー警部がまた滔々とポエムめいた口調で語ろうとすると、ファイルとファンタスがすすっと警部の両隣に来た。
「実は警部」
「この家の人が言うには、タタリではないかと」
「タタリ?」
「御存じありませんか? エンペラ家のあの話」
え? 何それ? わたし、全然知らないんだけど? 政財界のゴシップに詳しいわたしでも知らないような?
「そうか・・・・紅バラのタタリ・・・・!」

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

あけましておめでとうございます!

年越しチャットに御参加くださった皆様、どうもありがとうございます!

そして何時もブログを見てくださる方々、今年も一年よろしくお願いいたします!

今年は推理物を経験してみようと、ちょこっと手を出してみましたが、私、トリックとか考えるの苦手なんですよねー。なので吹き替えに。でも兄さんなら必ず似合うと思います。燕尾服。

テーマ:小さなしあわせ - ジャンル:日記

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