もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

FAIAL BROTHRS13

「なるほど、私に対して何者かと問うわけか」
ゾフィーは不安の中に若干の不信が入り混じった視線を受けて、ふふんと笑った。
「何時かそう言われる日がくるかもしれないと思って用意していた」
指先をくるんとまわして、一枚の紙を取り出す。掌に収まるぐらいの小さな紙。光の国では既に廃れてしまった記録媒体。それをゾフィーに向かって投げつける。
「?!」
人差し指と中指の間でそれを受け止めたゾフィーは、印刷された文字を見た。『宇宙警備隊長ゾフィー』と印刷された小さな紙。「それは名刺か?」
ジャックが本物だか偽物だかわからない相手に、思わず尋ねた。
「そうだ。シャマー星人も使っているというから、私が地球の友人に頼んで作ってもらったのだ」
「サコミズ総監にそんなくだらないことを頼んだのか!」
ヒカリは思わずゾフィーの頭を叩いた。このアホさ加減からして、間違いなくこっちが本物だ。
「サコミズ総監に?! じゃあ、あっちの方が本物のゾフィー隊長・・・・」
「あ、だが良く見たら『整備』隊長になっている」
名刺を覗き込んだジャックが漢字の間違いを指摘した。メビウスの顔色が変わる。
「サコミズ隊長が字を間違えるなんてありえません!」
「いや、まてまてメビウス、サコミズだって間違えることはしょっちゅうあるぞ」
「黙れ! おまえは僕の大切な人を二人も騙った偽物だ!」
「そうだメビウス。あいつが私の偽物だ」
ゾフィーがマントの下の指先を真っ直ぐゾフィーに向ける。
「字の書き間違いぐらいで偽物になるわけないだろう。
セブンとヒカリもなんとか言ってくれ。さっきM87光線だって撃ったのを見ただろう?!」
「誤字のまま名刺を発注したお前に脱帽だ。いっそ偽物であった方が嬉しいような気がするが・・・・」
「セ~ブ~ン~」
「なーなー、おっちゃんニセモノなの?」
クァールがゾフィーのマントを引っ張る。
「いや、私は本物だ」
「子供?! まさか、その子達を人質にして?!」
「メビウス、早まるな!」
ヒカリは咄嗟に子供たちを庇うようにメビウスの前に出た。
「ヒカリ! その子達と一緒に離れて!」
「いや、そうはいかん。これからウルトラの父に会わなければならない。お前たちこそそこをどけ」
「セブン兄さん」
ジャックの声にセブンは顔をそちらへ向けたが、構えはしなかった。
「そっちが本物だというのなら、本物の証拠を見せてもらおうか」
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  あとちょっと

今年はあるかな、エイプリルフール。

あったらいいな!

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FAIAL BROTHRS12

「ゾフィー兄さん!」
本部の中から、ゾフィーを追ってジャックが出てきた。
「いきなり隊長自ら出て行かなくたっていいじゃないですか!」
「すまない、ジャック。しかし、やはり放ってはおけなかったのだ」
「セブンとマックスを送ったんです。大丈夫です」
「僕も、これから様子を見に行きます」
横から控え目に言われた言葉に、ようやくジャックはメビウスに気付いた。
「メビウス、戻っていたのか」
「はい。たった今。丁度、隊長とここでぶつかってしまったんです」
「どうやらお互いに慌て過ぎていたようだ」
軽く肩をすくめるゾフィーを見て、二人は笑った。
「ジュースは何が好きかな? ノドカ星のノドカオレンジジュースとオーラカ星のオーラカバナナジュースなら今あるのだが」
「んーとね、スプラッタコーラ!」
「わたし、ブルーアップルジュース!」
「お、これは難しいリクエストを出してきたな」
呑気に子供と話す、物凄く良く知った声に、メビウスとジャックの目が点になり、慌てて声の方を振り返る。
「えー、ないのー?」
「ゾフィー兄さん!」
「ゾフィー隊長?」
「ん?」
二人の声に顔をあげたゾフィーは、一瞬首を傾げ、同時にさりげなくマントを広げて子供たちを隠した。それに気付かず、セブンとマックスの目が見開かれる。
「貴様、何者だ?!」
二人の目の前で、ゾフィーがゾフィーを指して叫んだ。

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ディシディアクリア

やっとこディシディアクリア!
しかし、見たいムービーイベントの為、もうちょっとプレイしないといけないっていうか、攻略サイトみたら、最後までたどり着けねーよ! という結論に達しました。
アクション苦手なのに、これ以上は無理だ!!

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FAIAL BROTHRS11

「うっ、お、おやつ・・・・・」
「でも、いそがないと・・・・」
二人は焼き立てのカステラの匂いに気付くと、少しだけ嬉しそうな表情を一瞬した。だが、使命感はそれを上回る。
「か、かえす!」
突っ返されたされたカステラの袋を、ゾフィーは苦笑して受け取る。
「仕方がない。応接室で食べようと思っていたのだが。まあいい。
さて、歩いていった方がいいか。飛んで行った方がいいか・・・」
「急ぐ用だろう。飛んで行った方がいい」
「君たちは、高い所は大丈夫か?」
セブンが屈んで二人に尋ねる。
「おれ、へーき! やねのうえだってのぼれるんだ!」
「そうか、それは凄いな。だが、あまり無理はしない方がいいぞ」
「君は?」
「わたしは、ちょっと、こわいです・・・・」
「そうか。ならば歩いていくか。
はぐれないように手を繋いだ方がいいな」
ゾフィーが手を差し出すと、二人はヒカリの方へ逃げた。
「えーーーっ?!」
「さっきからふざけてばかりいるからだ」
ヒカリは憮然として言い放つが、自分からは子供の手を握ろうとはしない。複雑そうに二人を見下ろすばかりだ。
「やれやれ。
一人はこっちに来ないか?」
セブンの提案に、男の子と女の子は目を合わせて相談すると、女の子がヒカリにしがみつく。
「じゃあ、おれがおっちゃんといっしょにいってやるよ!」
「おっちゃん・・・・」
「やーい、”おっちゃーん”」
若干落ち込むセブンをゾフィーがからかう。セブンは蹴る真似だけして男の子の手を握った。
「そういえば、まだ名前を聞いていなかったな。なんて呼べばいい?」
「おれ、クァール!」
「わたし、ヨミっていいます!」
「クァール君とヨミちゃんか」
では、行こう」

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FAIAL BROTHRS10

「宇宙警備隊に? 何か用があるのかな?」
「エライひとにあって、これをわたすの!」
女の子はずっと大事に抱えていた小箱をゾフィーに向かって突き出した。
「これを?」
「そう! えんちょうせんせいとおにいちゃんがいってたの」
少ししょんぼりした目で煙をあげている建物を見る。
「だったら安心しなって! この人はすごーく偉い人なんだから!」
マックスが手を振ってゾフィーのアピールをする。女の子は大きな目を更に大きくして、まじまじとゾフィーを見た。
「うそ。だってけんかしてたもの。えらいひとはけんかしないってえんちょうせんせいがいってたわ」
「うーん、これは手厳しい」
「おまえがいつもアホなことを言ってるからだ」
「子供の前で醜態をさらすな」
セブンと同時にゾフィーの頭を小突いたヒカリは、隣のセブンを見て、なんとなく気まずくなって目をそらした。
「おいおい、そんなこと言うなって。ちょっと見せてくれよ」
しゃがんだマックスが女の子の持つ小箱に手を伸ばした。
「いやよ!」
女の子はさっと身を翻すと、ヒカリの背中に隠れてあかんべーをする。
「・・・・」
「いかんな、マックス。女の子にはもっと丁寧に接するものだ」
ゾフィーは立ち上がるとマックスの耳にそっと囁いた。
「君はあの壊れた建物の調査に向かってくれ」
「了解しました」
ヒカリは自分の背中に隠れた女の子と男の方を向く。
「俺にもその中身は見せられないのか?」
「うーん・・・・・おじさんはえらいひと?」
「はーい、とってもえらいひとですよ~」
ヒカリの肩に背中側から両手を置いたゾフィーが、勝手に返事をする。
「余計なことをするな!」
回し蹴りをするが、それをゾフィーは余裕を持ってかわした。
「ほんとうかよ?」
「君たちの言う偉い人のことは知っているから、君たちが会えるように頼んでみよう。
それまでみんなでおやつでも食べないかね?」
ひらりと優雅に舞い戻ったゾフィーは、男の子が持っているカステラの袋を指差した。

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拍手、ありがとうございます!

今日も停電なくて良かったです。

ほっとしてる私に、拍手ありがとうございます!

yamiさん>どっちが本物の兄さんか、おってお知らせいたしますw 偽メビやザラブ版ウルトラマンは目つきが悪かったりしますが、この偽兄さんはどうなんでしょうかね。ババルウ並みのコピー度ってことで一つ。

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FAIAL BROTHRS9

「地面が融解するほどパワーを出すやつがあるか!」
「融けてない! そんなパワーなんか出してない!」
ヒカリの前でゾフィーとセブンが子供みたいな言い合いをしている。
「あのおっちゃんたち、なかわるいの?」
男の子が二人を見て不思議そうに首を傾げる。
「いいやつ? わるいやつ?」
「・・・・・良い奴だ。多分な」
ヒカリはため息を一つつくと立ち上がる。
「おい、お前たち。いい加減にしろ」
「ああ、そうだな」
ゾフィーはあっさりとセブンとのやり取りを止める。セブンがまだ噛みつき足りなさそうな表情をしていたが、ヒカリは見なかったことにした。二人のやりとちにポカンとしているマックスも同様だろう。
ゾフィーはマントを翻すと、マックスを見た。
「マックス。君の全力の出し方は実に素晴らしい。これからもその調子で頑張ってくれ」
「あ・・・は、はい!」
慌てて敬礼するマックスに頷くと、ゾフィーはヒカリ達の方に歩いてくる。
「この子達は?
大丈夫? もう心配しなくていいからね」
ヒカリの返事を聞く前に、しゃがんで子供の目線に合わせる。それに安心したのか、二人はヒカリの足にしがみついたまま大きく頷いた。
「うん、だいじょうぶ!」
「わたし、うちゅうけいびたいにいかなくちゃいけないの!」


メビウスは発せられたウルトラサインを見て、驚いて飛行速度をあげた。与えられていた任務は既に終わり、報告書を書くために本部へ戻る最中だった。
ウルトラ兄弟3人に同時に指令が行くとは、よっぽどの事態が起きたのだ。しかもマックスまで呼ばれている。すぐに自分も任務に当たれるように待機しなくてはいけない。
緑色のクリスタルシティの壁面がメビウスの体を映している。本部の前に降り立ったメビウスは、ほぼ同時に本部から飛び出してきた人物と正面衝突をした。
「うわっ?!」
「おっと、すまない!」
踏鞴を踏んだメビウスを、銀色の腕が抱きとめる。
「い、いえ・・・・こちらこそ・・・・って、ゾフィー隊長?!」
メビウスは衝突した人物を見て目を丸くした。
「どうされたんですか?!」
「どうもこうもない。新市街地区に謎の金属が飛んでいったと報告が入ったから、会議を放り出して出てきたところだ。すぐに急行せねば」
「僕も行きます! さっきのウルトラサインはその為だったんですか?」
「そうだ」
ゾフィーは頷くと、メビウスと一緒に飛び立とうとした。

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拍手、ありがとうございます!

今日は当初3時間半の停電が、半分ぐらいで済みました。良かった良かった。

光があるっていいですね。暖かいっていいな。
「にんげんっていいな~♪」と、思わず歌ってしまいたくなります。

文明の利器のありがたみを、キーボードで特に実感している私に、拍手ありがとうございます!

yamiさん>マックスが光の国の描写でモブだったので、成長した彼を出してみました。学生時代よりもすこーしだけ落ち着いたマックスです。直接セブンと絡ませてなくてごめんなさい。
もうちょっとしたら何か会話発生させたいです。
兄さんとセブンはセットで置いておくと化学反応を起こすので、ヒカリがちょっと蚊帳の外な感じも出したいです。

リオさん>セブンとマックス、どんな関係でしょうね。憧れのかっこーいい先輩と、それに追いつきたい後輩でしょうか。この二人の関係は、探りながら書いてみたいです。メビ並みに目をキラキラさせてるマックスとか? レッド族で出世してるのセブンとタロウぐらいですし。(レオ兄弟は異星出身だし)
あと、セブンの兄さんの間には、1万と2千年程前からの長くて深い確執があります(笑)

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FAIAL BROTHRS8

「ぞ、ゾフィー・・・・」
「おっちゃん、だいじょうぶ?!」
「へいきですか?!」
ヒカリを心配した子供たちが駆け寄ってくる。
「離れていろと言っただろう」
「まあ、そう言わずに」
男の子がカステラの入った袋を持っているのを見て、ゾフィーは笑みを向けた。
「君を心配してくれてるんじゃないか」
ゾフィーは三人を庇うようにロボットの前に立った。さっき使ったZ光線の威力で、通常よりもさらに動きが鈍くなっている。
「キングジョーは堅いし、やっかいだぞ」
「知っているのか?」
「ペダン星人の造ったロボットだ。輸入品の入国検査中にこちらに飛んできたというから、誰かが密輸したんだろう」
「密輸だと?!」
ゾフィーはヒカリに答えを返そうとはせず、キングジョーに立ち向かった。胸に正面からキックを入れる。だが、キングジョーはびくともしない。額の一部が明滅し、咄嗟にゾフィーは横に飛んで、熱線を避けた。ゾフィーは動きを止めるため、再度Z光線を撃つが、キングジョーは分離してこれを避けた。
その別れたパーツが、次々とゾフィーに向かって襲ってくる。正面から飛んできた胸部パーツに手をかけて前転をしながらジャンプすると、更にその上空を飛ぶ足と頭のパーツを蹴飛ばす。上下逆さまになった状態でサーチする。
(人は乗っていないか)
その遠くから赤い二つの光が飛んでくるのが見える。
着地と同時に振り向きざまに小さい光弾を何発か放つ。一発だけキングジョーのパーツに当たった。
「ゾフィー!」
「隊長!」
セブンとマックスがゾフィーの両隣りに降り立った。
「よく来てくれた、マックス。
遅いぞセブン」
「それが別の惑星にいた人間に言う言葉か」
セブンはゾフィーの小声に対して片足を踏みつける。
「あれは、キングジョー?!」
「そうだ。少々堅くて厄介だ。斬ってなんとかできないものか聞きたいな」
キングジョーは4つのパーツのまま上空から次々と攻撃を仕掛けてくる。
「無理だ。俺でも斬れなかった」
「わかりました! ギャラクシーで片付けます!
あ、でも中に人はいませんよね?!」
「大丈夫だ」
ゾフィーはマックスやヒカリに見えないようにセブンを蹴飛ばした。よろけたセブンとゾフィーのマントの間を光弾が抜ける。
爆発の続くなか、マックスはマックスギャラクシーを呼び出して腕に装着する。
「合体させるか、一か所に集めるんだ!」
「わかっている!」
セブンはアイスラッガーを、腰の部分に当たる一番小さい部品めがけて投げた。ゾフィーもZ光線で脚のパーツを下から撃つ。二人の意図を理解したヒカリは、ブレードショットを撃った。死角からの攻撃が頭部のパーツに当たる。キングジョーは再び空中で合体すると、ヒカリの方に体を向けた。
「いけえぇぇぇ!!」
ギャラクシーカノンから膨大なエネルギーが迸る。キングジョーの胸部に光線が当たり、虹色に明滅するパネルを光が削っていく。徐々に金属が融けていくのがわかる。
だが、マックスは以前よりも遅い溶け具合に若干の焦りを感じていた。
「こいつ、前よりも堅くなってる?!」
ゾフィーはその呟きを拾うと、光線の種類を切り替えた。ギャラクシーカノンとほぼ同等のエネルギーが、右手から放たれる。
「あつい・・・・」
女の子がヒカリの背中に隠れる。
「大丈夫か?」
慌ててヒカリは子供たちを庇って光に背を向けた。温度がどんどん上がっていくのがわかる。
爆発音が響いた。だが、爆風はこなかった。
「ゾフィ~」
地の底から聞こえるような声がして顔をあげると、バリアを解いたセブンがゾフィーをどつき倒していた。



【“FAIAL BROTHRS8”の続きを読む】

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ぎゃあ!

昨日書いたネタがごっそり消えてるーー!!

か、書きなおし・・・orz



http://m-78.jp/ultraman_donation/

こちらには、ウルトラヒーローのメッセージがありました。
頑張って募金します!

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拍手ありがとうございます!

カーディガンのボタンがとれてしまいました。ブラウスの袖とかズボンや裾のまつり縫いより実は好きじゃないんだ。ぎゅうぎゅう縫ってしまうから。

刺繍はできるんですよ! の私に拍手ありがとうございます!

yamiさん>はい、キングジョーです。ジオルゴンだけで済まそうと思っていたのですが、ヒカリが倒しただけだと、この場から逃げてくれないので、急遽一体追加しました。
これから兄さんの面白カッコイイところを書いて行きます。偏り過ぎないように注意しないといけないけれど、まあ、どっちに転んでも大丈夫なのが兄さんですね。

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FAIAL BROTHRS7

飛んできた金属は、4つそれぞれからヒカリ達に向けて光線を撃った。
「いかん!」
ヒカリはとっさに子供たちを庇いながら横に転がった。周囲の人々た悲鳴をあげて逃げまどう。
「くそ、これではあそこに行くことができん!」
それに周囲への被害も酷い。
ふわふわと浮いた4つの金属は、互いに違う起動を描きながら接近してくる。
「下がっていろ!」
ヒカリは二人を自分から引き離すと、ナイトブレードを出して飛行物体の動きを目で追った。光線の発射に合わせて、ブレードショットを続けざまに放つ。5つ放った内の一つが、表面積の広い一つに当たった。
よろけたように高度を落とす金属を、残った三つが支えるように囲む。
そしてそれは、人型をして地面に降り立った。
「ロボット?!」
金色のロボットはヒカリににじり寄る。
「でえぃ!」
ヒカリはナイトブレードの刃をつきたてるが、頑強な表面はびくともしない。さっきのジオルゴンよりも更に堅い。その腕がヒカリを払った。
「ぐあっ!!」
金属の密度が高く、その威力はジオルゴンよりも遥かに高い。盛大に吹っ飛ばされたヒカリは、腹を押さえてなんとか立ち上がる。
「くっ、面倒な!」
小さな目が節穴のように開いている。動きすらないそのカメラは、ヒカリではなく後の子供たちを見ていた。
「子供たちに手出しはさせん!」
ナイトブレードを構え、再度ロボットに向けて突進すると、頭部のアンテナを切り払った。細いアンテナはナイトブレードの光熱に耐えきれず、あっさりと焼き切られる。
ロボットは指令を受け取れなくなったのか、胸部の偏光パネルが光を喪った。
「やった、か・・・・?」
構えたままロボットを見守ること10秒。ロボットは再び動き出した。腕のレーザーランチャーが真っ直ぐヒカリに向けられる。
「そうはさせん!」
ヒカリはロボットに接近すると、ランチャーの動きを反らせようと腕を掴んだ。だが、重い。
重くて、腕を動かせない。
「なん、だと・・・・?」
胸に手をついて突き飛ばそうとするが、それすらもできない。ロボットは逆にヒカリの両腕を掴んで地面に向かって叩きつけた。
「ぐっ・・・うわあああ!!」
さらにその上から超重量で踏みつけられる。
「おっちゃん!」
「おじさん!」
二人の悲鳴に近い声がする。
パシッという静電気のような音がして、重たい足がヒカリの体から退く。
「ヒカリ!」
マントを閃かせたゾフィーが、上空から降りてきて、ヒカリを助け起こした。

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明日憂鬱~

ワープする宇宙って本を借りてみたら、マルチバースって書いてあったんで喜び勇んでその章を呼んだんですが、泡なんて一言も書いてなかったのでした。なんでやねん。
どーでもいいかもしれませんが、外人さんの物理本の方が物語っぽくて好きです。

読書の春にしようか迷っている私に、拍手ありがとうございます!

yamiさん>はい、以前に出した子供たちです。ただ、あっちは兄さんの夢オチだったんで、もったいないとのお声をいただきまして、今回現実世界で再登場! です。ヒカリ先生の焼き直し風なところもありますが、メインは兄さんです。シリアスなのは今のうちだけです(笑)

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FAIAL BROTHRS6

「おわっと!」
思いの他強く抱きつかれ、ヒカリは顔面から倒れる前に踏鞴を踏んだ。
「危ないだろうが! 何をする!」
「ダメなんだよ! イザがおこるんだ!」
「イザ?」
「ヨミのにいちゃん。おこるとすごくこわいんだ。イザがダメだっていったから、そっちいったらダメなんだよ!」
「だが、あそこにいるんだろう?
心配するな。何が出てきても俺が倒してやる」
「ほんとうですか?」
女の子が心配そうにヒカリを見上げた。
「ああ。そのイザや他の者もあそこにいるんだろう? 一緒に助けてやる」
ヒカリはぎこちなく子供達に笑いかけると、二人の肩を抱いて爆発した建物の方に向かう。サイレンの音がして、警察や消防がこちらに向かっているのがわかる。
(新市街地区は宇宙警備隊の管轄外だと言っていたな。だが、人命救助ぐらいなら文句は言われないだろう)
周囲の人垣の視線に少し嫌気を感じつつ、建物の残骸の方に足を向ける。女の子がヒカリにぴったりとくっついてきた。
頭のすぐ上から電波音のような飛行音がした。
「?!」
見上げると、金色の金属が4つ、ゆったりと感じられる速度で飛んでくる。


「では、次の議題に入ります」
会議室にゾフィーの堂々とした声が響いた。ざわめきもなく、参加者達は手元の資料のページを新しくする。
「先日起きた、惑星トーラにおける怪獣の大量発生時の対処の一つとして、宇宙警備隊に常駐して欲しいという要請が・・・・」
会議室のドアがバタン! と開いた。ドアから、身をかがめたゼブルンが大急ぎで走ってゾフィーの元にくる。突然の乱入者に、年嵩の者たちは顔を顰めたが、ドアをくぐって背筋を伸ばしたゼブルンの巨体に口には出さずにいた。
「会議中申し訳ありません、隊長!
宇宙港の入国検査所から、検査中の荷物の一つが突然爆発。中から4つの物体が飛び出して、新市街地区へ向かっているとの情報が入りました!」
ゼブルンはそういうと、持っていたプレートを開く。検査所の監視カメラに、飛行する金属物体が見えた。
「これは・・・・・!」
「宇宙警察にはこちらと同時に連絡が行っています!」
「会議は中止!
セブン、マックスに出動要請! 検査所にはウルトラマンとエースを向かわせろ! 私も新市街地区に行く!!」
「了解しました!」
ゾフィーは指示を出すと、マントを翻して真っ先に会議室を飛び出した。本部の建物を一気に駆け抜ける。
「おっと、失礼!」
途中でぶつかった誰かに軽く謝り、建物の外に一歩出た瞬間、飛び上がった。

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拍手、ありがとうございます!

停電中の通勤という一週間が無事に終わりました。無事故で帰ってこれて本当に良かった。
来週もこんな中の出勤ですが、なんで停電が終わってからの出勤じゃなく、中抜けなんだろう。一日8時間無理にきっちり働かせなくたっていいじゃないか。

停電中の良かったこと。

ディシディアが進む
捨てろと大不評だったアロマキャンドルが大活躍!

まあ、これぐらいかな。


少しでも良かった探しをする私に、拍手ありがとうございます!

yamiさん>ジオルゴンを見た時に、「こいつ売り飛ばせねーかな?(ゴルドン的に)」と思ったので、大丈夫です。これで幹部クラスに強くて不気味なんですよね。
おっちゃん呼びは、前回もそうだったので、今回もおっちゃん確定なのです。ヒカリの格好良い戦闘を考えながらDVD見たりしてましたが、結構華奢な感じだったのでまたびっくり。学者だから仕方ない。

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FAIAL BROTHRS5

ジオルゴンの頭が内側から熱破壊される。頭部を失った体は、乾いた土くれのようにボロボロと崩れていった。
「やったか・・・・」
ヒカリは腕を下して着地をした。
「おっちゃんつえーー!!」
茶色い毛をした男の子がヒカリの側に駆け寄ってくる。
「大丈夫だったか?」
「うん! すげーな! おれもわるいやつ、あんなふうにいっぱいやっつけたい!」
カステラの入った袋をぎゅうっと握りしめ、男の子はヒカリを見上げた。
「そうか。・・・・・・・・頑張るんだぞ」
ヒカリは男の子頭を軽く撫でると、女の子の方を見た。騒ぎを聞きつけて集まってきた人達の間で、まだ不安そうにヒカリと男の子を見ていた。ヒカリが近づくと、男の子もヒカリにぴったりとくっついて女の子に近寄った。
「もう大丈夫だ。他に一緒に逃げてきた人はいるのか?」
「ううん。あのね、わたしをうちゅうけいびたいにつれていってほしいの」
女の子は小箱を胸の前でしっかりと抱きしめてヒカリに訴えた。
「あ、そうだよ! さっきのわるいやつらも、これをよこせっていったんだ!」
「なんだと?う
「だから、えんちょーせんせいとおにいちゃんが・・・・」
小箱を抱えたまま、女の子は下を向いてぎゅうっと小箱を抱きしめ、唇を噛んだ。ヒカリは壊された工場の隣の建物を見る。
「あそこに?!」
ヒカリは血相を変えると、まだ煙のくすぶる建物に向かって走ろうとする。
「おっちゃんまって!」
ヒカリの足に、男の子がしがみついた。

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FAIAL BROTHRS4

同じ堅さの物は、やはり効いたようで、ジオルゴンの体表を覆う岩石が、時折煌めく貴石と共にパラパラと落ちた。左半身はまるで採掘したての岩のように見える。落ちた石達がまた勝手に動いてジオルゴンに磁石のようにくっついていく。
「なんとかあの再生を止めなければ・・・・!」
ジオルゴンはナイトブレードを構えて滞空するヒカリを見ると、ぐるりとそこだけ生々しい目玉をまわし、体を回転させながら飛んだ。地面を動くのとは真逆のスピードに、一瞬驚いたヒカリの身体が硬直する。
「何っ?! ぐわっ!!」
堅いジオルゴンの身体が、猛烈なスピードでヒカリの胸と腹に当たる。一瞬息がつまり、ナイトブレードが消えた。
「げふっ・・・・っく、くう・・・・しま・・・・」
ジオルゴンは空中で旋回すると、地面に倒れたヒカリに向かって再び降下してくる。
「!!」
咄嗟に横に転がって避ける。頭から地面に激突したジオルゴンは、首がもげて地中に埋まり、胴体だけが地面に転がった。土煙りが上がる中、ジオルゴンの身体から取れた貴石が、ヒカリが再び出したナイトブレードの光を受けてキラリと光った。
「! そうだ!!」
「ド・・・コ・・・ダ・・・ヨ・・コ・・・セ・・・・・!!」
首のないジオルゴンの胴体が、頭部を掘り起こす。小さく息を飲む声がしたのでそちらを見ると、さっきの女の子が怯えて男の子にしがみついている。
「すぐにケリをつける・・・・!」
頭をつけ終わったジオルゴンが、両腕を前に突き出してゾンビのように歩いてくる。
ヒカリは咄嗟に両手を組み合わせ、頭に向かってナイトシュートを撃った。岩が崩れて小石が落ちる。そのまま間髪いれずにナイトブレードを引き出すと、
「でえぇい!!」
ヒカリは剥き出しになった貴石を真横から叩いた。ビシリと、貴石にヒビが入る。ジオルゴンが腕を振るってヒカリを薙ぎ払う。痛む脇腹を押えもせずに、ヒカリは再びナイトシュートを撃った。短い間隔で何発も。岩が砕け、貴石が何個も剥がれ落ちて行く。ヒカリは素早く足を振り上げると、落ちる貴石を次々と蹴り上げた。そしてそれに向かって、今度は焦点を絞り込んだナイトシュートを撃つ。
光線は貴石に当たって内部で乱反射を繰り返し、最後に収束した一点から石の外に出る。飛び出した光はまた次の石の中でも反射をした。都合7個の石を通って高密度に収束された光が、ヒビの入ったジオルゴンの頭部の貴石を貫いた。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

拍手、ありがとうございます!

今日は花粉が酷かったです。目が覚める時も呼吸困難で起きたぐらい。
でも被災地の方々は、ティッシュも目薬もないんだよなあ。今、洟がかめるのは幸せなんだ。
それにしたって一日二回の停電は本当にきついです。何もできない。停電中にディシディアやってるぐらいしか。


日常の小さな幸せを発見した私に、拍手ありがとうございます!

リオさん>実は初めてヒカリの戦闘を書きました(笑)大体、兄さんとセットで酷い目にあってるヒカリですが、単体だとちゃんと格好良いんですよ! でもヒカリとしてのまともな戦闘がそもそもえべっさんだったんで、自分の脳内では翻弄される戦闘しか思い浮かびませんというか(笑)
セリザワさんとヒカリは、ゼロとランよりももうちょっと境界が曖昧な感じですね。融合が進んでいると確か35話で言っていましたし。今の状態はジャックと郷さんに近いです。
コスモスの歌もいいですよね。メビウスの主題歌を昨日今日と聞いたら、本当に涙出てきました。今必要なのは、こういう歌だと思います。

yamiさん>最初は新規に怪獣を考えるかロボットを使おうかと思ったんですが、インペとかエースキラーとかキングジョーとか、どうもしっくりこないので、資料用の内山マンガを読んでいて引っ張り出してきました。時折宝石を露出させた岩石なので、戦う相手を美しく演出してくれると思います。でもダイヤは燃えると炭なんですよね。兄さんが燃やしちゃったらオシマイだw

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FAIAL BROTHRS3

「ヨ・・・コ・・・・セ・・・・」
砂煙の上がるなか、黒い岩石のところどころが光を反射して七色に輝いている。
「ジオルゴン?!
「ソ・・・レ・・ヲ・・・ヨ・・・コ・・・セ・・・」
ジオルゴンは、まるでロボットのようにぎこちない動きでヒカリ達の方に歩み寄ってくる。
「倒したはずだが・・・・同族か?!
しかも本来の動きとは違う。誰かに操られたかのような動きにヒカリは戸惑いながら、男の子にカステラの入った袋を押し付けた。
「下がっていろ」
「たすけてくれるんですか?」
女の子が不安そうにヒカリを見上げた。両手で何かの箱をしっかりと抱えている。
「当然だ。早く!」
言うが早いか、ヒカリはジオルゴンに向けて飛んだ。ナイトブレードが空中に煌めき、ジオルゴンの頭部に当たる。だが、光の剣は体を構成する岩から数個のかけらを削りだしただけに終わった。
「くっ・・・相変わらず堅い!」
ジオルゴンが堅い腕を振るう。咄嗟にそれをかわし、上からナイトシュートを撃った。光線が間接部分に当たり、左腕がごとりと地面に落ちる。
「こいつの弱点は頭部だが・・・・」
少なくとも、以前に戦った知性のある個体の方はウルトラキーを使わなければいけない程堅かった。だがこの場にウルトラキーはないし、付近には住人もいる。何より固唾を飲んで見守る子供がいるのだ。
「何か、代わりがいる。何か・・・・!」
ゴトゴトと地面に落ちたジオルゴンの腕が勝手に動き、ヒカリに向かって飛んでくる。
「でえぃ!」
ヒカリはナイトブレードを一際堅い宝石部分に当て、腕をジオルゴンに向けて打ち返した。

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白い自己存在の風の日

13の月の暦によると、今日は「赤い倍音の月 白い自己存在の風の日」らしいです。マヤ歴を基礎とした暦。
でもマヤ歴もまだ謎が多くて、本借りてきても説明不十分で投げてしまいました(笑)
昔懐かしノストラダムスの大予言。1999年に地球は滅亡する、ですが、実際には当時と暦の計算方法が違い、西暦12年が当時の1999年らしいとか。もちろん、外れてノストラダムスにあかんべーをしてやるに一票です。

光の国も当然地球と違う暦を使っているわけで、どんな月の呼び方をしているのか、考えると楽しいです。

なんか日付があいまいになってる私に、拍手ありがとうございます!

yamiさん>ストーリーよりもこの店員さんを最初に思いついてしまったんですよねー。腕が途中から二本になってる。今までの星人でも出ていなかったので、書いてみましたw 未知の生命体を色々想像できるのもウルトラの良いところですね。

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FAIAL BROTHRS2

ヒカリはチラシを持って新市街地区に出た。クリスタル製の地面や建物の比率が徐々に減り、石畳や土が固められたものになっていく。どこか懐かしさを感じるのは、ヒカリの内側にいるセリザワの記憶に繋がっているからなのかもしれない。
異星人達の比率が多くなっていき、飲食のできる店が増えてくる。光の国の中にある、ここは異国だった。
「いらっしゃいませー!」
「今日はセールですよー!」
商店から聞こえる声を少し耳触りに感じながら、簡易地図を見て歩く。やがて正面に異性の技術で作られた工場地帯が見えてきた。光の国の基準に従って、完全にクリーンなエネルギーとリサイクル技術を伴っているものの、その建物の形状は惑星ごとにバラバラだ。
(ふむ、建築工学の面から見たら、確かに面白いかもしれん)
目当ての店は、工場に勤めている者が食事を求めてくる通りにあった。開店して間もないのに、もう店の外に行列ができている。尤も、この行列の長さはヒカリの基準準拠であり、キルシュとペシェからしたら「奇跡みたいに空いてます~!」と喜ぶ程だ。
しかめっ面をしたまま15分程並ぶと、ようやく順番が回ってきた。
「いらっしゃいませ! お決まりでしょうか?」
合いそう良く呼び掛ける店員は、両腕とも肘から先が二股に分かれていて、合計4つの手で器用にケーキを詰めてレジ打ちをしている。
(珍しい体型だな。どこの惑星の出身だろうか)
ヒカリは失礼のないように少しだけ視線をずらしてケーキと店員の両方を見た。
「あー、このハチミツ半熟カステラを二つ」
「ありがとうございます! リボンはお付けいたしますか?」
「いや、別にプレゼントではない」
「かしこまりました」
奥から出てきた店員が、4つの手でケーキの入ったトレーを二つ持ってきた。
(便利そうだ)
今度擬態して実際に便利かどうか試してみたいかもしれない。ヒカリはそんなことを考えながら、店員がカステラを詰めるのを待ち、代金を支払った。
「ありがとうございましたー!」
店を出たヒカリは周囲を軽く見渡して深呼吸する。ゾフィーが会議では、あと2時間は戻ってこないだろう。
(さて、どうするか・・・・建築関係の資料を調べに図書館に行くのもいいかもしれん)
閃光が奔った。
ドン! という音と何かが崩れる音がする。
「なんだ?!」
見ると工場の近くから煙が上がっている。
「事故か?!」
ヒカリは慌てて工場の方に走った。火の気配はしないが、立て続けに爆発がする。近づくと、爆発したのは工場ではなかった。
隣にある、庭は広いが小さな建物が爆発したのだ。
「にげるぞ、はやく!」
「やだー! おにいちゃんとえんちょーせんせいがー!」
「子供?!」
ヒカリは慌てて煙の中から聞こえる声の方に走る。膝の当たりに何か柔らかいものが当たった。
「ご、ごめんなさい!」
「あ、ウルトラ族?!」
ふさふさとした毛を持つビファレスト星人の子供がヒカリを見上げる。
「おっちゃん、ウルトラ族だろ?! あいつやっつけてよ!」
子供はヒカリの手をひっぱると、背後を振り返った。

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80先生、ありがとう

明日の停電は12時から15時までらしいんですよ。そうしたら、会社の方で「一回帰れ」とのこと。
ざけんなー! ガソリン今手に入らねーんだぞーー! でも停電だからコンビニもやってなけりゃファーストフードもスーパーも開いていない。図書館もアウト。家に帰るしかなくなる。
ただ一つ言えるのは、これは全員が車通勤の会社だからできるってことだけだ。

わがままばっかりの私に、大事なことを教えてくださって、ありがとうございます。

takekoさん>こちらこそ、大変に申し訳ございません。山形のお客様は他にいらっしゃって、辛うじて繋がって本当に良かったと思っています。それに、あちらの方こそ大変なのに、こちらに対して気遣いをしてくださる方も大勢いらっしゃいました。それゆえに、たった一人のお客様のその一言が、もの凄く腹が立ってしまったようです。
takeko様を始めとして、山形にも良い方は本当にたくさんいらっしゃる、それを忘れないようにしたいと思います。気付かせてくださって、ありがとうございます!
それと、東北地方にも私のブログを楽しみにしてくださっている方がいらっしゃること、そして何より今回ご無事だったことがわかって不敬かもしれませんが、嬉しいです。もともと一日一回でちまちまストーリーを組み立てて行こうと思ったのは、昼休みの楽しみと言われたのが嬉しかったのがきっかけなんです。今、そちらでもお辛いかもしれませんが、少しでも楽しい一瞬ができるように頑張ります!

yamiさん>兄さんとヒカリ、ラブラブですか(笑)まーラブラブでしょうか。兄さんとヒカリはお互い若くしてトップに上り詰めた同士の苦労というか、わかりあえるような部分もあるので、他の兄弟とはやっぱり違う中の良さがあるんじゃないかと。ヒカリ、兄弟的には末っ子だけど、年齢とか功績は兄さんと同等だから、兄弟の間でもちょっと隔たり感じちゃうところがあるのかもしれません。しかし兄さんのボケが全てを粉砕してくれるという。


リオさん>はい、見てきました! ひらがらのメッセージ見たら涙出てきました。やっぱりヒーローですね。あー、ウルトラさん達のぬいぐるみが欲しい。抱いて寝たら地震なんか怖くないだろうな。
兄さんは兄弟で一番マント似合いますよねー! 初めて見た時からトリコです。ちなみに今回のマントは、後でごにょごにょするためにくっつけました(笑)乞うご期待!

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FATAL BROTHERS1

「ヒカリ、頼みがある」
マントを羽織ったゾフィーは、ノックもなくヒカリの部屋に入ってきた。
「なんだ、藪からぼうに」
ヒカリはプレートから顔をあげる。急を要する事件もないので、ルベンが奨めてくれた過去の事件の報告書を片っぱしから読んでいる最中だった。
「君は常に探究心を忘れない、立派な心がけを持っている。もちろん私にもあるはずだ」
「最期の一言が余計な気がするが、まあいい。何か用があるんだろう?」
「うん、新市街地区に新しくできたケーキ屋さんで、ハチミツ半熟カステラを買ってき・・・・」
「人をパシリに使うなーーー!!」
ヒカリは持っていたプレートでゾフィーの頭をひっぱたいた。
「だって今日はもうこの会議の後しか休憩が取れないんだーーー! 15分ぐらい早く終わらせるからコーヒー飲もうよーー!!」
「会議か! だったらとっとと行け! 今ここに寄り道してるだけで5分は消費してるだろうが!」
「それを含めて20分短縮させる自信がある! だって今日の議長は私だから!」
「早く行け!!」
ヒカリは廊下で控えているディナに向かってゾフィーを蹴飛ばした。ずるずると、物体を引きずる音が遠ざかっていく。
「まったく・・・本当にあいつは、ヒマなんだか忙しいんだかわけわからん」
腕組みをすると、足元に落ちている小さな広告が目に留まる。ピンクの可愛いプレートに店名が刻まれていて、浮かび上がったホログラムのマスコット人形が、「本日開店! 本日開店!」と騒いでいた。
「これか」
ヒカリはプレートを拾って音声スイッチを切ると、付属の地図を呼び出した。
「新市街地区の、随分外れだな。工場地帯に近い所にあるなんて。
・・・・まあいい。文章ばかり読んでいたんじゃ運動不足になるからな」
ぶつり、とプレートのスイッチを切ると、ヒカリは研究室の外に出た。
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エース兄さんごめんなさい

おれ、人に優しくなんかできません。

今日、山形のお客さんから電話があって「うちは無事だから荷物出してくれ」
山形までの運送だってロクにできないこと知らないのか?!
こいつのところだけM20度の地震があればいいんだ。マグマさんが来たって驚かない。


腹黒くなってる私に、拍手ありがとうございます!

yamiさん>リュウさんとメビは、個人的に実はリュウさんとミライよりも萌えます。なんていうんですかね、言葉が通じない方がお互いの心が通じるような、そんな感じ。メビは遊んでもらえる人が増えて大喜びですね。人懐こいから、浚われないか心配です。
新作、ご期待に添えられるかわかりませんが、自分の脳内で半端ない人数がしゃべっていて、うるせーよコイツら! 状態です。早くなんとかしないと頭がパンクする。敵の設定もしちゃったんで、停電とか残業に突っ走りたいと思います。

そういや、今日は停電なかったな。ないにこしたことはない。だって不便だから。

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リュウさん2

ころんとメビウスは転がりました。着地に失敗したみたいです。でも落ちた先は地面ではありませんし、痛くもありませんでした。
「あー・・・・寝ちまった」
すぐ傍で聞こえた声に、メビウスはびっくりして上を見ました。
人間の男の人が目を擦って起きていたのです。慌てて逃げようとしたメビウスでしたが、首を掴まれてしまいました。
「みゃう・・・・(ごめんなさい)」
ひょっとしたらこのまま虐められてしまうかもしれません。
「なんだ、おまえまだいたのか」
驚いたことに、男の人はメビウスをお膝の上で抱っこしてくれました。そして撫でてくれたのです。
「さっきは悪かったな。セリザワ隊長に怒られちまったもんだからな。つっても、おまえにはわかんねーか」
「にゃあ(おこられたら、あやまればいいんですよ)」
メビウスは男の人の手をちょんちょんと触ってアドバイスをしました。
「ん? 何か言ったか?」
男の人はメビウスをしばらく笑って撫でてくれましたが、やがてピーピーと胸から音がしてきました。
「いっけね、もう時間だ!」
立ち上がるとメビウスをベンチの上に降ろしてくれました。
「じゃあな、ニャンコ!」
「にゃー(さよーならー)」


次の日も、とても良いお天気でした。メビウスは尻尾をぴんと立てて、何時もの公園に向かいます。
ベンチに行くと、昨日の男の人が座っていました。
「お、ニャンコ、また来たのか」
男の人は、そういうと、しゃがんでメビウスを抱きあげて、お膝の上に乗せてくれました。


                  おしまい

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拍手、ありがとうございます!

今日はお客さん、多いですよ?!
なんかびっくりです。

皆様、新しいネタを気に入ってくださったようで、ありがとうございます。兄さんとヒカリのコンビはこんなに人気だったのか。いや、なんでも屋を気に入ってる人がいたんで、もしやと思ってたんですけどね。
明日か明後日からスタートさせます。

拍手ありがとうございます!

iromonoさん>お久しぶりです! そちらもご無事だったようで、何よりです! うう、会社に一泊・・・辛いですよね。私も明日の出勤が不安です。なんとか早く乗り切りたいですね。

リオさん>はい、被害のない場所に家があって助かりました。余震が来るたびに「止まれ 止まれ 止まれ」と念力をかけています。あれ、なんか映画の主題歌っぽい?
新ネタ、ものとしてみたらえげつないかもしれませんが、兄さんの持ち前のボケとヒカリのボケで、明るく仕上げて行きたいと思います。

すずはらあすかさん>初めまして、ようこそいらしゃいました!
素敵な文章、うう・・・そんなこと言っていただけて嬉しいです。明日が楽しみになるような文章が書けるよう、頑張ります! 

玉露さん>こちらの方も初めまして! いらっしゃいませ!
楽しいと言っていただけて嬉しいです。一日のどこかで30秒程の笑いが提供できれば、幸いです。
兄さんへの迸る愛を笑ってやってください。

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よりによって

通勤時間が停電かよ! 朝夕どっちも!
しかも車通勤なのに信号止まってるとか、怖くて会社いけねー! 

4月一杯か・・・事故がないように祈ろう。
それしかない。
被災地じゃないのは確かにラッキーだった。でも日常生活に怯えるハメになるとは、トホホ・・・・。
無事故、無事故運転ーーー!!

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こんなの見たい?

ゾフィー&ヒカリVSウルトラ兄弟

今、ちらっとネタ思いついたんですが。
一応ラストと冒頭は思いついたから、それに向かって突っ走れます。

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リュウさん1

ぽかぽかとした、とてもお天気の良い日です。メビウスはいつもの公園にお散歩にやってきました。
メビウスはここの公園のベンチが大のお気に入りでした。お天気が良い日は、ここでお昼寝をするのが大好きなのです。
ベンチの上で丸くなって眠っていると、突然、体を持ち上げられました。
「うにゃ?!」
「ほら、邪魔だ。どけ」
びっくりして起きると、人間の男の人がメビウスの首を掴んでいました。そのままぽいっとメビウスを投げてしまいます。
「にゃん!」
メビウスはベンチの外の砂場に着地しました。まだ子猫ですが、着地はとても上手なんです。
男の人は、とても怒っているみたいでした。そのままドカッとベンチに座ります。
「にゃー(そこぼくがねてたんですよう)」
「うるせーぞニャンコ!」
ジロリと睨まれ、メビウスは首をすくめました。まだタロウさんのところに行く前に、人間に虐められたことを思い出しました。
「みー・・・・」
メビウスは渋々ベンチに背中を向けましたが、2,3歩行ったところで振り返ってみると、人間はそのままベンチで寝ています。
そっと足音を立てないように近付いてみても、本当に寝ているのか気づいていません。ジャンプしてベンチの上に飛び乗ってみました。目を瞑っています。そーっと胸のところに近づいて、前足でちょいちょいと触ってみました。起きません。
(ちょっとだけなら、だいじょうぶだよね)
メビウスは男の人の上に乗ると、そのまま丸くなって寝てしまいました。


メビウスは木登りをしている夢をみました。街全体が見える公園にある木です。遠くまで良く見えます。
(きれいだなあ)
メビウスはタロウにも見せてあげようと思って、一度木の下に降りることにしました。ですが、枝をいくら降りていっても、一向に地面に辿り着けません。それどころか、木はどんどんどんどん大きくなって、地面がどんどん遠くなってしまいます。
大きな突風が吹いて、枝が大きく揺れました。メビウスは爪を出して必死にしがみつきましたが、とうとう木から落ちてしまいました。
「うにゃー!(たすけてー!)」

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