もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

僕の春休は黒こげだった37

ウルトラ水流も止め、ゾフィーは炎の中を走った。
「タロウー!  タロウーー!!」
炭化した木が自重に耐えきれずに倒れてくる。その下をスピードも緩めずにくぐって先を急ぐと、唐突に炎が切れた。
燃やすものがないから途切れたのだ。メタリックブラックに塗装された宇宙船が森の一部を占拠し、無理矢理広場を作っていた。
「この、宇宙船は・・・・」
所属はどこのものかはわからないから、断定はできない。だがそれはすぐにわかった。開きっぱなしだったハッチから、数人のナックル星人が出てきたのだ。
「ナックル星人!」
星人達はぎょっとして、叫んだゾフィーを見下ろした。
「ちっ、だからさっさと移動しようといったんだ!」
「いいからこいつだけでも片付けろ! 増援が来たらやっかいだ」
「おーっと、増援ならもう来てるぜ」
構えるゾフィーの後ろから、若いが不敵な声がする。
「メロス! あの人達は大丈夫なのか?!」
「ああ、歩けるみたいだから早く逃げろって言ってきた」
「それだけか!」
「うっせ、文句言うな!」
メロスは怒鳴ると間近に迫ったナックル星人にハイキックを食らわせた。ドミノ倒しに後の二人も巻き込まれて吹っ飛ぶ。
「へっ、この程度かよ! 噂に聞く体術はどーしたぁ!」
「メロス、あまり挑発するな!」
ゾフィーは横から来たパンチを右腕で流し、そのまま肘鉄でナックル星人の顎を突き上げる。
「ぎゃあっ!」
異星人に相手の初めての実践だが、徹底的に憶えさせられた格闘技は、思った以上に反応良く使える。
(このまま学生だってボロがでなきゃいいけど・・・・!)
後に回った星人に回し蹴りをしながら、ゾフィーは口の中で呟いた。
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僕の春休みは黒こげだった36

メロスが脆くなった草を踏み分けて走っていくと、炎に巻かれた数人の人影が、固まって悲鳴を上げていた。
「こりゃ一気に消すしかねえな。
ちょっと伏せてろ!」
そう叫ぶと両手を合わせてウルトラ水流を最大出力で放水した。
「ぎゃあっ!」
水圧の余り、炎の中心にいた人が倒れた。
「お、悪ぃ!」
「だったらもう少し勢いを弱めればいいだろ?!」
メロスの後頭部が水鉄砲に撃たれたように痛んで濡れた。横目でちらりと見ると、ゾフィーは後方から広範囲を鎮火している。
「大丈夫だ、大丈夫! ちゃーんと透視で見た!」
「今咄嗟についたウソに1000ウラー」
軽口の数秒の間に炎が消える。
「大丈夫ですか?!」
ゾフィーはメロスが水圧で倒した人達を助け起こした。
「は、はい・・・ありがとうございます・・・・」
「あ、あのっ・・男の子見ませんでしたか?!」
「まだいるんですか?!」
「え、ええ・・・ウルトラ族の男の子が、最後尾にいたはずなんですが・・・・」
ゾフィーはムンク星人の女性をメロスに向かって放り投げると、森の奥に向かって走り出した。
「タロウーーーー!!」


ナックル星人はタロウをつまみあげたまま、奥の部屋に移動する。
「ふさふさ! ふさふさ!」
タロウは床に投げ出されたラビドッグを心配して暴れた。
「静かにしろ!」
「いやだ!」
叫んだ途端に床に叩きつけられる。
「うう・・・・い、いた・・・・・」
顔も膝も手も、床に酷くぶつかって痛い。だが、タロウはそれをぐっと我慢して、自由になった途端にラビドッグに駆け寄った。
「ふさふさ!」
そのままぎゅううっと二度と離さないように抱きしめる。
「生意気な!」
「うわっ!」
背中を二度三度と容赦なく蹴られたが、タロウはラビドッグを離さなかった。
「うう・・・げほっ、げほっ・・・・・」
「こいつ、ウルトラ族のガキなだけあって強情な」
「いい、面倒だ」
タロウの身体がラビドッグごと宙に浮かぶ。
「適当な部屋に入れておけ。それと外部の点検をすぐにしろ。宇宙船を移動させるぞ」

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ダークロプスゼロ!

見ました、見ました! やっと見れました!!

ゼロの鼻?をぐしっとやる子供っぽい仕草が可愛い。ダークロプスが細身でなんつーかセクシーというかカッケー! テクターギアの装着シーンとか、ディメンジョンコアが出てくるメカメカしい描写とか、もうその当たりにメロメロです。かっこいいロボ大好き! あれで吸い取られたゼロが映画の世界に放り込まれるんですか。ってことは、このメカ兄弟倒すのってレイ? それとも予告で出てきたレオ師範? マントがちらりと見えてニヤニヤしてしまってしょーがないんですがーー! 4人にフルボッコにされるゼロがなんかいい。去年、無双しすぎたから(笑)まだまだ未熟ちゃんなので、それぐらいでよろしいってか、本当はタイマンでも負けてるぐらいじゃないとおかしいよね。しかし冒頭、ゼロが立ち上がって巨大化するシーンに大変燃えました! 夕日の中岩に座ってるゼロも可愛いなーと思ったんですが、巨大化シーン万歳! やっぱお父さんと同じタイプですね。ぐんぐん人形欲しい気もしますが(笑) 
しかしトドメのシーンもなしに兄さんロボとジャックさんロボが倒されてましたが、あれは多分初代さん顔が三つあるのがいかんとかそういう理由だよね・・・・。
冒頭アイスラッガーに切られたのはペンドラゴンだったんだなー。髭ありボス発生。ブックレットでクマさんが「あと二行しゃべらせてくれ」ってあったんだけど、うん、確かに(笑)
次回は二人のレイがゴモラを二体出してサロメ星人を倒すんでしょうか。てかメカゴモラかっこいい! もっと出番欲しいよ、メカゴモラ!


浮かれてる私に、拍手ありがとうございます!

yamiさん>パパンとかママンとか助けに来たら、兄さんが恐ろしい目に(笑) コタロウ、この間のウルフェスレポを見ると、怖がったりして普通の子供みたいなんですが、私の予定ストーリーではそんなことなんか全然知らなかったぜ! みたいな。だって去年からぼつぼつオチだけ考えていたんだもの。大穴のエースにきつねうどんとはこれいかに(爆笑!)

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僕の春休みは黒こげだった35

ゾフィーとメロスは燃え盛る森の中をウルトラ水流を放ちながら歩いていた。
「誰かー! 他にいませんかーー!」
「いたら返事しろー!」
炎から逃げていた4人程は、さっき見つけてすぐにホテルへの道へ帰した。しばらく走れば、SP達が見つけてくれるはずだ。二人は他にも森の探索ツアーに出かけた人が残っていないか、消火作業をしながら歩いていた。
「あのよう」
「ん?」
森の中は火事になった所為か明るい。自分たちで灯りを消していくのは妙な気分だ。
「こんなちまちましなくたって、巨大化して一気にぶしゃーってぶっかけた方が早くねぇか?」
「だめだ。そんなことをしたら水圧が強くて、下にいるかもしれない人が圧死しちゃうだろ? それに、うっかり踏みつぶしちゃったらどうするんだ。理由はもう一つある」
ゾフィーはそう言って上を見上げた。焼け落ちた枝の間から、黒い空が見える。宇宙の黒ではない、空虚の黒。
「あのバリアの所為でディファレーターがほとんど遮断されてる。巨大化してエネルギーを使い切ったら、何かあった時に対処できない」
正論ずくしのゾフィーの言葉に、メロスは放水しながら顔をしかめた。
「うおー、めんどくせー。俺はこういう作業には向いてないんだよ!」
「軍隊にでも入れば?」
「あんな規律のめんどくせーところはもっとごめんだ!」
「処置なしだ・・・・」
「誰かー! 誰か助けてーーー!!」
ゾフィーが言いきらないうちに悲鳴が聞こえた。
「待ってましたっ!」
メロスは放水を止めて、火が一段と燃え盛っている方向に向かって走り出した。
「メロス!」
叫びはしたものの、ゾフィーは放水を止めずに、僅かばかり歩みを早めた。

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僕の春休みは黒こげだった34

複数の手から放たれた光線が、宇宙船の外壁を焼いた。だが、もともと攻撃を想定して作られた宇宙船は、それぐらいではびくともしない。多人数が放ったとは言え、巨大化もしていない星人の光線などものの数ではなかった。
「よかった、あつくない・・・・」
背後を振り返ったタロウの頭が、角ごと鷲掴みにされる。
「いたいっ!」
「このガキが・・・よくもやってくれたな!」
「はなせ! はなせ!」
タロウは腕も足もめちゃくちゃに動かして暴れる。
どたばたと外から他のナックル星人も宇宙船に入ってくる。周囲を囲まれて、初めてタロウは怖くなった。
「うー・・・・・」
急に大人しくなったタロウが心細げな声を漏らす。
「すぐに殺せ。計画の邪魔だ」
「それより早く移動した方がいい。ステルス機能の修理をしなくちゃならん。森を燃やした所為で、余計な連中が嗅ぎつけてくる」
「そうだな」
「もとはといえばおまえが光線を撃つから!」
「なんだと?!」
勝手に仲間割れをし始めたナックル星人を見て、タロウはすこーしだけ怖いのがなくなった。

   ふおんっ!

と、ラビドッグの声がする。まだ開きっぱなしだったドアから、タロウを探して登ってきたのだ。
「ふさふさ!」
タロウは体を捩ってナックル星人の手から抜け出すと、ラビドッグを抱えようとした。
「おっと!」
流石にこれ以上はまずいとすぐに察知したのか、ナックル星人はタロウの背びれを掴んで、ぷらーんと猫の子のように持ち上げる。
「はなせ! はなせーー!」
「こいつも五月蠅いな」
ナックル星人は飛びかかってきたラビドッグをこともなげに蹴った。
「ああっ!」
きゅぅ・・・ん・・・と、小さい悲鳴をあげて倒れたラビドッグに、タロウが声をあげる。
「いじめるな! おまえらやっぱりわるいやつだ!」
「黙れ!」
暴れるタロウの腹に、容赦ないパンチが入る。
「げほっ、げほっ・・・うう・・・・」
ぐったりしたタロウの目に涙が浮かぶ。
(おとーさんなら、みんなやっつけられるのに・・・・・)
「このままこの森の中に突き落とせ。勝手に焼け死ぬだろう」
「いや、待て」
星人の一人がタロウを見下ろして制止をかけた。
「こいつは確か、宇宙警備隊長の息子だ。まだ使い道はある」

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僕の春休みは黒こげだった33

ゾフィーはパニック状態の人ごみを掻きわけ、窓に近寄った。煙の代わりに蒸発した海の水蒸気が立ち込めている。
「・・・・あった・・・・さっき、聞いた・・・・・聞いたけど・・・・・」
ガラスについた掌が、体全体が震える。
「本当に、なくな・・・・・」
「ああ、ねえよ。俺なんか直撃の瞬間見たんだぜ」
ゾフィーは掌を拳の形に握りしめた。
「どっちから攻撃が来たんだ?!」
「わかんねえ。方角だけなら、この海の反対側だったが・・・・」
メロスは振り返って正面玄関側の方を見た。外からどっと、恐慌状態の客達が入ってくる。
「大変だ! 森が燃えてる!」
「先発のツアーの中に、うちの姉の家族がいるのよ!」
客達はホテルマンや、警備のものに口ぐちに訴えた。
その声にゾフィーは窓から振り返って、より一層大騒ぎになっている玄関の方を見た。
「この熱帯で勝手に火なんかでるか?」
「気象が突然変わったならともかく、現在の太陽光が遮られて気温が下がった状態から火事になるなんて考えられない」
「誰か火遊びでもしたか、それとも・・・・・」
メロスが最後まで言いきらないうちに、ゾフィーは駆け出していた。
「行くのか?!」
「だってまだ残っている人がいるって言ってただろ?!」
人ごみの間を上手くすり抜け、二人は噴水のある正面玄関の外に出た。木でできた柵の向こうに、森の探検にいくツアー用の小道がある。
「あっちか!」
薄暮の上に更に暗い森の中に、二人は駆けこんでいった。

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安心感

今日は「世界一受けたい授業」にアラタが出てました。先週はハイドさん。二人とも変身してくれて嬉しいなー。

ナックル星人の資料がてらに見た「メビ&兄弟」、よくよく見たら、郷さんの回想に旧ナックル星人が出ていました。灰色地に赤のポンポンだった。後で直さないと。
しかし、この映画見て改めて(泣いて)ウルトラの何が好きかって思い知ったんですが、あの巨体が、どーんと大地に(特に市街地)に降り立った瞬間って、もの凄い安心感を感じるんですよ。ああ、これで助かる! 勝ってくれるんだ! という安心感。これはちょっと等身大ヒーローじゃ出せないよなー・・・。見ている間はタカト君の気分になりましたさ。特に兄さんとタロウが出てきた時は最高だね! もうね!!
新しい映画では、彼らの巨体と重量感がまた楽しめそうなので、待ち遠しいです。ベリアル様もねっ!


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僕の春休みは黒こげだった32

大木は宇宙船の外壁に当たり、そのままゆっくりと丸みを帯びた外壁に沿って滑り落ちる。息を飲んで立ち止まっているナックル星人達のすぐ目の前を、スローモーションのように倒れて行く。
小さなバウンドと、それに伴った地響きの大きさにタロウはびっくりした。
「わー・・・・」
ラビドッグがタロウの足元にすり寄る。
「こ・・・こ・・・このガキはーーー!!」
「殺せ! 今すぐに!」
「嬲り殺してやる!」
次々と出てきたナックル星人が、手を伸ばし、タロウを捕まえようとする。
「にげよう!」
タロウはラビドッグを急かして、その場から一目散に逃げ出そうとした。
と、タロウの前にあった叢が、突然燃え始めた。
「え?!」
後ろから次々と光弾が放たれ、周囲の森が燃え始めた。
「そらそらそら~~!! ここでその毛玉と一緒に焼け死ね!」
逃げようと飛び立った鳥の羽根に火の粉が移り、あっという間に青い体が火だるまになった鳥が墜落する。落ちた草が燃え、火の勢いに加わった。
「・・・・・っ!
やめろ! みんなをいじめたらゆるさないからな!」
振り返ったタロウはラビドッグを置いてナックル星人に向かって突進していく。
「わーーーっ!!」
「おっと!」
振り上げた腕は空振りをしたが、すぐにタロウは急ブレーキで方向転換をすると、すぐ近くの星人に力任せに拳を叩きつけた。
「ぐわっ?!」
「気をつけろ! このガキ、とんでもない馬鹿力だぞ!」
「げほ・・・・わかってる!」
ナックル星人達は各々手にエネルギーを集める。それが光線を撃つ前だというのぐらい、タロウにはわかった。当たったら痛いのぐらい知っている。咄嗟に物影を求め、タロウは宇宙船の中に飛び込んだ。

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メビ&兄弟

久々に見返し。ナックル星人を見ようと思ったけど、ジャックさん借りてくるのを忘れてしまったので。
ナックル思ったより黒くなかった・・・っていうか胸元ふあsふさでした。あれ、もうちょっとポンポンがあった気がしたのに(笑)口のところが上下に点滅しているのがいいなー。

映画の予告でハヤタが出てきた時点で泣いてしまった映画ですよ、もう・・・・どんだけ好きなんでしょうか。
最近戦隊やライダーも見てますが、やっぱり特撮はウルトラが一番好きだな~w


拍手、ありがとうございます!
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僕の春休みは黒こげだった31

透明になった宇宙船から光が二回出た。一度目は真っ直ぐ上に登って空に辺り、ポンポンのついた宇宙人が何かしゃべった。二回目は別のところに光が飛んで行って、花火でも上がったみたいに一瞬真っ白になった。
「あいつ、なにやったんだろう?」
タロウは不安に震えるラビドッグを抱きしめて、森の上を見上げた。まだ明るかったのに、一瞬のうちに夜になってしまった。周囲では急変に怯える昼間の鳥たちが鳴き続けている。
「みんな、ないてる・・・・こわいんだ・・・・」
温かかった空気が冷たくなりはじめ、タロウの胸元とラビドッグの僅かな隙間を通り抜けると、タロウはちょっとだめ身震いをして、ラビドッグを地面に下ろした。
「よーし、わるいやつをやっつけてやる!」
タロウは無残に押し倒された大木の一本に手をかける。
「うーん・・・しょ・・・っ!」
そして外見にそぐわぬ怪力で、自分の身長の10倍以上はある大木を、ほぼ根元から持ち上げた。
「い・・・くぞー・・・ええーーーい!!」
よたよたしながら、狙いを定めると、重力にしたがって倒れる木に更に勢いをつけて、タロウは宇宙船をぶっ叩いた。ガゴーン・・・・! と、お寺の鐘を見当違いの方向から叩いたような音が響く。まだ水気のたっぷりある木は割れもしない。タロウは力をこめてもう一度木を持ち上げた。
「もういっかーい!」
鈍い金属音に、森の中の小動物達がびっくりして逃げ出していく。
「でてこーい、わるいやつ! ぼくがみんなやっつけてやるからなーーー!!」
三回立て続けに宇宙船の外壁を打ちすえると、打ちどころが良かったんだか悪かったんだか、とりあえず、透明な宇宙船がモザイク模様と伴って実体を現した。姿が完全に表出すると、さっきのおじさんが入って行ったドアが開き、中からナックル星人がわらわらと出てくる。
「わ、おんなじやつがいっぱい!」
「さっきから宇宙船を攻撃していたのはおまえか、小僧!」
「こぞうじゃない! タロウだ!」
思わず怒鳴り返したタロウだったが、流石に重たい木を持ち続けていた所為で、足と手がふらついて、持ち上げていた木を、ナックル星人に向かって落としてしまった。
「うおうわおうぎゃーーー?!」

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ブレドランさんふっかーーつ!!

デスマーチの谷間です。ちょっぴりだけ早く帰ってこれて良かった・・・・良かった!(涙)

やっとこブレドランさんを見れたわけですが・・・なんという重武装! 最初の槍をスマートに捌いていた姿が懐かしい! というか髪の毛生えたね、ブレドランさん(笑)
冒頭のロボゴーグ閣下とメタルアリスさんのやり取りを記憶しているシーンとか凄く好きです。これ、絶対にデリートしようが持っていそうだな。既に裏繰り気満々な彼が愛おしい。そしてアリスさんのデータをコピーしてもらってるって、そのうちブレドランさんの中に二人分のデータが入って二重人格になるとかのフラグですか、これ?!でもって武装も凄くて! ネーミングはアレですが、巨大ロボ戦に介入できるだけの高出力ビームとかすげー! ミサイルかっこいいーー! でもあれアリスさんが拾う前にサイボーグ化してたみたいなんですが、ウオースターの時に隠してた機械とか自分で試しにくっつけてみたんでしょうか。謎です。
それにしてもロボゴーグ閣下は、アリスさんを「ロースペックが!」とののしってましたが、あんたバージョンアップぐらいしてやれよ(笑)これは何? 新手のプレイ? 朝から子供になんてもの見せてるんですか、閣下!

過去に飛ばされたアラタが過去の自分と同化してしまいましたが(バックトゥザフューチャーみたいに自分から隠れるタイプかと思いきや)、来週どうなるかワクワクです。しかしアラハは「ダイナミック」とか「ストロング」とか、強い言葉がつきますね。中身はしっかり男の子な彼が可愛くて仕方ないです。


僕の春休みは黒こげだった30

「なんだと?!」
声をあげたのは多分、副大統領だ。大統領の方は驚きつつも、すぐに「ナックル星人からの要求は来たか」と問う。
「い、いえ・・・まだです・・・・」
「このバリアの中では通信もままならんが、なんとしてもナックル星人の居場所を突き止めろ!」
「はっ!」
ムンク星側が動く中、会場のあちらこちらにできた他の惑星代表達のグループが、ウルトラの父に視線を集める。
父はそれに臆することなく、マントを軽く揺らした。
「私も、何か動きましょうか?」
ゾフィーはウルトラの父を見上げる。側に何人か、顔見知りの護衛がいるが、彼らはここからは動かせない。
「いや、おまえはまだ学生だ。動く必要はない。イサカルが救援を呼んでくるまで部屋で待っていなさい。タロウが不安がるだろう」
「・・・・はい」
「あなた、エースだけでも部屋に返しておきましょうか?」
これには途端にエースがびっくりして顔をあげた。
「だいじょーぶだよ! ぼく、こわくないから! おとうさんといっしょに、おかあさんのことまもってあげるからね!」
必死に母にしがみつき、エースが力説する。
一瞬どうやって断ろうか悩んだゾフィーは、すぐにしゃがんでエースの頭を撫でた。
「よし、偉いぞエース。ウルトラの母を頼んだよ」
「うん!」
小さくガッツポーズを取るエースを見てからゾフィーは立ち上がった。
「では、まだホテルの庭にいる他の観光客を中に避難させてきます」
「ああ、そうだな。そうしてくれ」
ゾフィーは一礼して父と母の前から立ち去ると、会場のドアを抜けて、大急ぎでメロスのところに戻った。
「メロスー! メロスーー! 大変だーーーっ!!」
「おい、見たか?! あそこの島が消・・・・」
「ウルトラの母に、タロウはどうしたとか聞かれた! なんか気付いてそうで怖いっ! 早くなんとかしないとーーー!!」
「てめえの心配はそっちかーーー!!」
泣きついてくるゾフィーをとりあえず一発殴り、メロスは倒れたゾフィーの首の後ろの背びれをつかんだ。
「いや、だって今ウルトラの母がもの凄く怖かったんだよー! どどどど、どうしよう?! タロウがいないってバレたら・・・・!」
「とりあえず死ね。俺を巻き込むな」
「それが親友に向かって言うセリフか?!」
「アホウ! もっと先に考えることあるだろ?! おまえ、広間の中に窓はなかったのか?!」
メロスはさっき入ってきたビーチ側の、床から天井まである大きな窓を指した。
「あそこにあった島、消えちまったんだぜ」

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僕の春休みは黒こげだった29

ゾフィーはざわつくロビーをつっきり、パーティーが行われている大広間に行った。扉の前には警備の者がいたが、ドアは僅かに空いていて、内側にいる者達とやりとりが交わされている。
「失礼します」
警備の背中の隙間をそれだけ言って堂々と中に入った。途端に頭から背びれをするりと撫でられる感触があった。
「?!」
驚いて周囲を見渡したが誰もいない。ゾフィーは首の後ろを少し乱暴に擦って、ウルトラの父を探した。
ムンク星の大統領とともに、付近にいる部下達に次々と指示を出している。
「ウルトラの父!」
ゾフィーが駆け寄ると、退屈していたエースが母の腕から飛び出して、ゾフィーに駆け寄ってきた。
「ゾフィーにいちゃん! あのね、わるいやつがきたんだよ! おとうさん、やっつけるそうだんしてるの!」
「うん、僕も見たよ。早くやっつけないとね」
エースを一回抱っこして下すと、ウルトラの父がゾフィーを見た。
「ゾフィーか」
「ゾフィー、タロウはどうしました?」
父の視線と同時に母が問いかける。何時もと同じ表情だったが、なぜか少し寒気がした。
「い、今、友人のメロスがこの星に来ているので、面倒をみてくれるように頼みました」
肝心なところを当たり障りのない言葉にすり替える。言いながら気付いた。彼女の慈母の笑みが、昨日のプールの時のように見えるのだ。
「あの何時も手伝ってくれるメロスね? そう、後でお礼を言わなければいけないわね。あの子も休暇中でしょうに」
「はい、とても良い友人です」
「ところで、先程のナックル星人の宣言は聞いたな?」
「はい、たまたまホテルのビーチにいたのですが、あの後パニックが起きてしまいました。混乱を収めるために、ホテルの中に一般客を誘導しました。この中ならば、今ならSPも揃っていて安全だと思いましたので」
「良い判断だ」
「いいはんだんだ!」
エースが足元で父の真似をして腕組みをし、頷く。その後すぐに母にくっつくと、ゾフィーは軽くエースの頭を撫でた。タロウがいない間はエースが母を独占できるのだ。
「あの黒いバリアのおかげで、惑星の外に連絡がとれん状態だ。今、イサカルに境界面に綻びがないか、ウルトラサインだけでも送れないか調べに行ってもらっている」
「ああ・・・・それだったのか・・・・」
さっき自分の背中を撫でて行ったのはイサカルだったのかと謎が解ける。姿を透明にして出て行ったのだろう。
「こちらに直接コンタクトはあったのでしょうか?」
「ああ。先程の宣言と同じものが、直接送られてきた」
ウルトラの父の横に控えるボディーガードが、ビー玉程の大きさの赤い玉を見せた。
「おそらく次から具体的な要求がくるだろう。まずは様子見か」
「大変です!!」
大広間にムンク星の警備員が飛び込んできた。
「ここから南に30キロの、ヨーデホー島が・・・しょ、しょしょ・・・消滅を・・・・!」

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

僕の春休みは黒こげだった28

突然の闇夜と脅迫に、一人の悲鳴が引き金になって、豪奢なビーチはたちまちのうちにパニックになる。
「おいっ! 騒ぐな! わめいたって逃げられるようなもんじゃねーんだよ!」
メロスは逃げ惑う人々の肩をつかみ、押し留めようとするが一人ではとても手が回らない。
「ゾフィー! てめ、何やってんだよ! 手伝えよ!」
一人映像の消えた空を見上げて突っ立っているゾフィーに向けて怒鳴る。
「あの映像・・・・このホテル所有の森から出ていた・・・・・」
「あ?」
「あの距離ならタロウが迷子になってるかもしれない!」
「そっちか!」
思わずメロスは観光客から手を離し、ゾフィーの後頭部にドロップキックをぶちかました。
「痛いじゃないか!」
顔面を砂にまみれたゾフィーが起き上がる。
「この状況見てからそんな口叩きやがれ!」
「この状況?」
ゾフィーは右往左往しながら、てんでバラバラの方角に逃げまどう観光客や、ホテルのスタッフを見た。
「そうだね・・・・・、うん、ごめん・・・・」
「わ、わかりゃいいんだよ、わかりゃ・・・・」
毒気を抜かれたメロスの前で、ゾフィーは思い切り息を吸った。
「皆さん! 宇宙警備隊です!! 皆さんを救助に来ました!!」
『救助』の一言に、ビーチにいた観光客がぴたりと騒ぎをやめる。
「ぶっ! お、おいっ!」
「順に護送しますから、一旦ホテルに戻ってください! こちらです!!」
ゾフィーはさっとホテルへの入り口を指差すと、観光客達は一斉にわっとそちらへと殺到した。
「メロス、列を外れる人がいないか見てくれ!」
「わ、わかった!」
なんだかよくわからないまま、メロスは言われたとおりに逃げる際に突き飛ばされた子供や倒れてそのままの人を助け起こして、ホテルに入る行列へと戻してやる。
「ウルトラの父に報告してくる」
最後の人がホテルの中に入ったのを確認すると、ゾフィーはメロスの肩を軽く叩いて大広間へと走っていった。

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今週のゴセイジャー

ナイトさんが内藤さんになってしまいましたw もー、ここ最近の、ナイトさんと望の関係にワクワクしっぱなしですよ! こういうのって大好きなんですよー! 子供と人間ではないものとの交流! しかもナイトさんは人間を理解しようと色々調べ・・・ハイド、おまえさん何もって来てんだよ(爆笑)
今週はワンダーゴセイグレートが出たり、ヘッダーで橋作ったり。アグリとモネが主役の話もいいし、マトリンティス編は大変美味しいお話が多いです。あー、もっかいみよ。
アリスはなんだか裏切りフラグが立ちそうですね。来週復活するのはブレドランさん! 二人で協力してロボゴーグを倒せ! しかしブレさんなんだか人が変わってませんか? あんな恨みっぽいんじゃなくて、それすら糧にしてロボゴーグを倒して欲しいんですけど。腹の底から何か企んでそうなブレドランさんが大好きだーー!!

拍手、ありがとうございます!

yamiさん>兄さんとメロスは漫才コンビですね。ヒカリと兄さんの関係とはまた違って、完全に上下関係ができてたりします(笑)学生時代のまだ未熟な二人が、メビ達とは違った漫才をしながら頑張る姿を書きたいなと思います。

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僕の春休みは黒こげだった27

「な、なんだあっ?!」
「何あれ?!」
「うそ、一体なにが・・・・」
「お、おい・・・・こいつは・・・・・」
メロスはゾフィーの肩を掴んだ。
「わからない・・・・けど、誰かが何かの目的でやったんだ」
ゾフィーも戸惑ったままプラネタリウムのようになった空を見上げた。距離感のない夜空。
「よし、調査するぞ」
「待て、それよりもタロウが先だ。いきなり暗くなって泣いてるかもしれない。
君はウルトラの父のところに報告に行ってくれ」
「はあっ?! ちょっと待てよ! 報告に行くならおまえだろ?!」
「僕はタロウのを探す方が先だ」
「俺がいきなりウルトラの父のところになんか行ったら不自然すぎるだろうが!」
「今日、ここにたまたま来ていたからで充分だ」
「どの辺が充分か言ってみろ。ああ?」
メロスがゾフィーの胸倉をつかみ上げようとした時だった。視界の隅から薄い光の柱が立ち上るのが見えた。
「メロス」
ゾフィーは掌をメロスの顔面に押し付けると、光の柱の先を視線で追った。他にも気付いた観光客達が空を見上げる。
「ふがふが?」
同じくメロスが空を見上げると、黒い巨大なスクリーンにナックル星人の顔が大写しに映った。
『ムンク星系に住む者たちに告げる! この星系は我々ナックル星人が徴収する! 無駄な抵抗はしないことだ!
モードモード星にいる住民、および観光客に被害を出したくなければな!』
「ナックル星人だと?!」
ゾフィーの手を振り払ってメロスが叫んだ。
「いやーーー!! 怖いーーーー!!」
誰か一人の絶叫が、静まりかえっていたビーチに広がった。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

僕の春休みは黒こげだった26

ゾフィーはホテルの南棟に走ってきた。動物とのふれあい広場を隅々まで探す。このホテルの中にはウルトラ族の姿はほとんどいないから、すぐにわかる。
「ああ~・・・タロウ・・・一体どこに・・・・・」
ドッグランの中にも再度入ったが、タロウの姿は見つからない。
後はロビー近くの簡易植物園か、ホテルと地続きになっている遊園地と浜辺を探すしかない。ホテルのプライベートビーチには、ドッグランのすぐそばから出れたので、ゾフィーは暗証番号代わりのルームナンバーを入力すると、藤色の波が押し寄せる、ほんのりとピンク色の砂浜に出た。
かなり広い砂浜には、かくれんぼできるだけの椅子やテーブルが並べられ、海で遊ぶ道具が飾られているレンタルスペースや無料で食べものや飲み物を配る場所もある。初心者向けのダイビング教室の看板もかかっていた。
「タロウー! どこにいるんだー?! タロウーー!!」
ゾフィーは子供の隠れられそうなところを小走りに探した。時折後ろを振り向いて、さっき探したばかりの場所をもう一度見る。時折子供連れのお母さんが、アナウンスをしてもらったら? と話かけてきた。
「ありがとうございます。もうちょっと探していなかったら頼んでみます」
ゾフィーはベヴォウト星人の親子に頭を下げて、ボートの貸出場に向かう。
「おい、ゾフィー」
「すみません、この辺に、このくらいの」
と、ゾフィーは自分の腰より少し下に手を持ってきた。
「男の子来ませんでしたか? 体が赤いウルトラ族なんですけど」
「おい、ゾフィー!」
「いいえ、今日はウルトラ族のお客様はお見えになっていませんね」
「そうですか。すみませんでした」
ぺこりと頭を下げるついでに貸出小屋の中を軽く覗くと、
「シカトしてんじゃねーっての!」
「どわっ?!」
お尻に盛大な衝撃を感じたら、顔面にもっと強烈なのが当たった。
「あ、あの・・・お客様?」
「痛たた・・・・・何をするんだ!」
立ち上がったゾフィーは顔面とお尻を押さえて立ち上がろうとする。
「うっせー! さっきから人が呼んでるってのによ!」
腰に手を当てたメロスが、ゾフィーを見下ろして怒鳴った。
「あ、どうもご迷惑をおかけしました」
それを見たゾフィーは気の抜けた表情でメロスを見返し、振り返って店員にお詫びを言って店を出る。
勝手に速足で歩きながら、ゾフィーは周囲を見渡した。それこそメロスには目もくれない。
「遅いぞ、メロス。僕がビーチに出たぐらいに来てくれるのかと思ったのに。
タロウー! お兄ちゃんだよー! 迎えに来たよー!!」
「何が来てくれだ! こっちの状況も聞かずに一方的に呼びつけて通信切ったくせに!
大体、てめーは俺のことをパシリか何かだと・・・・」
「わかった、愚痴は後で聞くからタロウを探してくれ。僕はこっちの方に行くから、君はあっちの柵側の方を頼む」
「俺の愚痴はテメーに対してしかねーんだよ! わかってんのか?!」
一発殴る! とメロスがゾフィーの肩を掴んで振り上げた時だった。
「?!」
「っ!」
ビーチにいた宿泊客も、売店のホテルスタッフも空を見上げた。いや、見上げたのはその周辺にいた者たちだけではない。モードモード星の屋外にいた者たちが全員、空を見た。
不自然な光を散らしながら、黒いカーテンのような膜が、惑星を覆っていくのを。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

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超電王のエピソードブルーが全然借りられない。確かに一回みたけどさ。レッドは当時に借りれたというのに!
明日は久々にお布団が干せそうです。タロウとメビがくればいいのに~。ソフビサイズの小さいウルトラマンが布団の上で丸まってたら、夜は枕の横にいてもらいます。


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yamiさん>ナックル星人って、赤いポンポンがついてるのに凶悪ですよね、黙ってると怖いですよね。でもメビ&兄弟を見たら、大分緩和されました。あとはマグマさんぐらいはっちゃけてくれればなー(笑)
ゾフィー兄ちゃんは、今日からまた心配性で出てきますよ! 今回はどつき役がいてくれます。
アンクにユリアンですか! 比奈ちゃんみたいにやられちゃいそうですね。げっ歯類ならエースにやられて仕返ししようと果敢に挑んでくる派手なインコとかいいかもしれないですね。

テーマ:小さなしあわせ - ジャンル:日記

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