もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

赤い影12

レオは隊長室のインターフォンを押した。
「レオ、アストラ、任務完了報告に参りました」
「入れ」
内側から鍵の開く音がして、扉が開く。目の前に青い女性が現れた。
「ひえっ!」
アストラは短い悲鳴をあげてレオの後ろに隠れた。
「おい、アストラ!」
レオは軽く叱責するが、ディナの表情はアストラの悲鳴程度では動かなかった。
「隊長がお待ちです」
アンドロイドよりも無機質に言い放つと二人の前に立って歩き出す。
(こら、アストラ!)
(だって、この人怖いんだもん)
「どうぞ」
ディナは意外と優美な仕草で来客スペースのドアを開けた。
「隊長、レオ、アストラ両名が到着しました」
「ああ」
ゾフィーの短い返事に、アストラは急いで部屋に入る。レオは一瞬立ち去るディナを見て、遅れて入った。
部屋には先客がいた。
「あれ、80?」
「珍しいな」
「ちょっとお茶をもらいに。タロウ兄さんが出ちゃっていないんですよ」
80は緑茶の入った湯呑を掲げた。二人は80側のソファに座ると、ゾフィーの出したフロラフルル茶を受け取る。
「タロウ兄さんが?」
「また外に泊まりで研修?」
「いえ、基礎学年の引率で、アカデミーに」
「ええ?」
「なんでまた?」
「そう、なぜまた私に知らせなかったのだ? こんなに面白いことを」
反対の席に座ったゾフィーは長い脚を組んで、不貞腐れた。
「仕方ありませんよ。ルベド先生からの連絡がないのがわかったのが、急でしたから」
「ルベド?」
「本来、今回の引率を担当する先生です」
「ルベドか。確か、タロウの後輩で居たと思ったが・・・・」
ゾフィーは例のプレートを出すと、ルベドの項目を見た。
「ああ、アカデミー時代からの後輩か。うん、確かに見た」
プレートに表示されたレッド族の青年の姿は、レオ達にも見えるように拡大される。
「ああ、この先生か」
「で、タロウ兄さんが、代わりに?」
「もう一日早かったら、レオ兄さんかアストラ兄さんに引率を頼んだんですが」
「すまなかったな」
レオはお茶を啜って、軽く謝った。



「じゃ、次の場所に行ってみようか」
「そうだな」
残っているのは、美術室、図書室、体育館と、校庭の隅でも見かけられたようだった。
「校庭の方が近いが・・・・」
「他の教室にも近いとなると、美術室だね」
三人の指が、プレートのホログラムの上を滑る。
「おし、美術室に行ってみよう!」
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赤い影11

ゼノンがマックスのプレートを持って、校舎の中を探索する。
「一つ目の証言が、先程使用した講堂か」
「でも、どうするの?」
「へっへ~。そこで、コイツの出番だ」
マックスはずっとつけていたポーチから、機械を取り出した。
「それは?」
「父ちゃんが使ってた恒点観測用の機械。この間、新しいのを支給されたっていうから、持ってきた」
「・・・・・支給品って、返さなきゃいけないんじゃ・・・」
「「「・・・・・」」」
メビウスのつぶやきに、微妙な沈黙が暗くなり始めた廊下に広がる。
「次帰った時で大丈夫!」
「いいの?!」
「いいんだよ!
それより、スイッチ入れるからな。しっかり見ろよ」
マックスは観測用のスイッチを入れる。
表れた数値は現在の光の国の通常値だ。
「でも、これだとマイナスエネルギーはわからないよ?」
「まー、なんか見慣れない数値がでるだろ」
「そんな適当な・・・・」
肩を落とすメビウスを放って、マックスとゼノンが歩き出す。
「あ、待ってよ!」
慌ててメビウスは後を追う。昼間とは違う廊下を通って、講堂に入る。壁沿いに沿って一応歩いてみた。
「フォトン、レプトン、ハドロン、グラビトン・・・・反応なし・・・・」
「そんなすぐには見つからないか」
マックスは頭を掻いた。
 


生徒を連れて養成所へと戻ってきたタロウは、解散させた生徒たちの中で、メビウスの姿を探した。
「あれ? さっき点呼をとった時は、あの辺にいたのに・・・・」
メビウス達と同じ列に並んでいた生徒達を捕まえ、タロウは念のため聞いてみた。
「あれ? いたっけ?」
「そういや、マックスとかと一緒に、途中で抜けていかなかったか?」
「ええ?!」
メビウスが自分の引率から逃げてしまったことに、タロウはショックを受けた。

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赤い影10

「それじゃ、とりあえず出た場所を調べてみるよ」
「お願いね。一応、校舎の見取り図渡しておくわ」
シトロネラがプレートを取り出すと、マックスも合わせてプレートを出した。校舎のデータの受け渡しをする。
受け取ったマックスは早速校舎のホログラム図を開いた。
「赤い印のしてあるところが、目撃情報のあったところよ」
「場所が偏っているようだが」
ゼノンは校舎全体の半分ぐらいは全く印のないことに目を向ける。
「そっちは高学年の棟よ。私は行ったことがないし、先輩達の話も聞かないし」
「う、ん・・・・」
机の上でテルピンが目を覚ました。側に付き添っていたメビウスはそっと額に手を乗せる。
「大丈夫?」
「・・・・ええ、すみません」
テルピンはふらつくこともなく、しっかりと立ち上がった。ゼノンはそれを見ると、ふと思った疑問をシトロネラに向けた。
「思ったのだが、君たちは先生に相談はしないのか?」
「最上級生が判断したらね。テルピンが最初に見た時、一応5年生に報告はしたけど、その後の動向は伝わってこないから、マックスに相談したの」
「でも、そんなに悠長なことをしていて、被害が出たらどうするの?」
「自立と相互協力が、アカデミーの基本精神です。
でも、それで対処できないような気がしたんで、個人的にマックスさんに頼んだんです。
・・・・すみません」
テルピンが肩を落として頭を下げるのを見て、メビウスは慌てて手を振った。
「あの、こっちこそごめんなさい!
きっと、怖かったよね・・・・」
そのままテルピンの小さな背中をそっと撫でる。メビウスが一年生の時よりも、まだ小さいかもしれない。
「ま、そういうわけだ。
困ってるやつを見捨てるわけにはいかないよな!
宇宙警備隊、出発するぜ!」

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今日のゴセイジャーははっちゃけすぎw

いきなりアラタ画伯の絵から始まった! 初見のアグリとハイドは、「これなんだ?」的な視線を向けていました。それから改めてしみじみと述懐。
しかしこいつらの服装、そろそろ暑苦しいな。ウルトラさんなら防衛チームなんで制服が変わらないから仕方ありませんが。でも私服はそれなりに変わってた・・・ミライは変わらなかったな・・・・・。
いきなり海に行く4人からハブを食らってしまった男の子達。室内のセミの声が、暑苦しさを倍増してくれます。
今日の幽魔獣は、いきなりDAIGOでした(爆笑!)「知らないよ、そんなこと」っていう膜インさんがなんかいい。あとダイゴ・・・・ザイ粉の作戦、すげーしょぼいような、じわじわというか、いやまあ、確かにそうなんだけどさ(苦笑)汗かいてる地球が凄く可愛い!
暑いんだったらシャワーじゃなくて目の前の海に飛び込めばいいのに。みなさん。水中戦やればいいのに!望まで変な感じにw
変身したら暑すぎて変身してられないって、これはスーアクさんのセリフまさに代理で言ってますよね!
ザイ粉、スカイフィッシュって名前なのになんで水苦手なんだ?
アグリがバラエティ番組で見たことあるってw そうか、地上にいるからもうTV普通に見てるんだな。可愛いな、なんか。ミライもTVに釘づけになってる場面とかあればよかったのに! ま、それはおいておいて、人間の知恵に感心する天使とか! ハイドさんとかばっかり涼しくなっててアラタとアグリがちょっと暑そうです。海ぐらい入れてやれよw
投網で天使が捕まるとは思ってもおりませんでした。
データス、おまえこの街まで走ってきたのか。水が必要なら、アラタが竜巻で水吸い上げて敵の頭上でぶちまければいいんじゃないんでしょうか。
先週見た屋台か何かを押してるシーンはこれかあああ!! ハッカ風呂に浸かりながらのハイドさんを押す二人! 暑苦しいわ!(爆笑)・・・・途中で座礁しました。アグリ、そのかき氷はどこから出したんだ。頭キーンで使い物にならなくなるハイド。アラタ、そのきゅうりはry。しかしのんびり歩いてるなこいつら。そしてトイレに駆け込むハイドさん。アラタ常に「ごめん・・・・」って言ってる(笑)
今回の男連中は、「ファイトー!」「いっぱーつ!」的な暑苦しさにあふれていますね。
土管型大砲に入れられているエリとモネ。それを助けに来たのは、バケツを履いたハイドさんでした。アラタとアグリは格好良かったのに!!バケツの中で靴下履いてたのか、ハイド。
「ハイドを冷やさなくちゃ!」と言って天装術で風でも起こすかと思ったら、でてきたのは団扇でした。もうちょっと効率考えようぜ! でも団扇つかっての戦闘がなかなかいいです。ゴセイジャーはアクションが凝ってるからいいな~。ところで女の子達の水着ロクすぽみえねえんですけど!
やっと涼しげな技を使ったアラタ。初めて植物系の技を使ったアグリ、そういや前半の戦い、斧でテンソウダーを押してるアグリ。
でも爆発しちゃったエリとモネ。久々にダチョウが出てきたと思ったら、タケコプターでした。データスいなかったらダメじゃん! おお、予告であったビキニの上が落ちてきたのはこの時か! アラタ、背中に隠すなw 何気にデータスも頬を赤らめているんじゃありません! 
ゴセイナイト、何やってんだ。一人寂しそうに崖の上に佇みやがって(笑) 「暑さなど我慢しろ!」と無茶言うナイトさん。データス扇風機登場。あのコクピットの中、どういう通気性してるんでしょうか。
あ、皆の浴衣姿だw 可愛いな。でもアラタだけ模様が派手つーか赤で女ものっぽい。
ああっ、ハイドが風邪ひいた(爆笑)
「最近の若い幽魔獣は・・・」とかいう膜インさんが面白い。しかしブレドランさんとナイトだけが気付くこの声は。ブレドラン、それこそ堕天使?
今週から映画のシーンのEDになりましたね。空飛びながら闘ってるのがいいです。天使だからこれぐらいしないとね! しかしブレドランはどうやって更にまたウォースターに入ったんだ。
あと来週からロボだけじゃなくて、個人スーツもパワーアップするようで。昭和戦隊からは考えられん。重たそうな鎧が追加でしょうか。敵もビービだけじゃなく複数出てきて楽しそうです。

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赤い影9

マックスはアカデミーの校舎の中を、迷うことなく二人を案内する。すでに何回かこの校舎に入ったことがあるらしい。
二人はマックスに連れられて教室の一つに入った。
「おーい、待たせたな!」
片手を上げて挨拶をするマックスに、待っていた大小二人の人影の小さい方はペコリと辞儀をし、一人は手を大いに振りながら、三人の前に駆け寄ってきた。
「あ、シトロネラ!」
「メビウス!」
「お、今日の班が同じだったか?じゃあ話が早いや。
こっちがシトロネラで、こっちが弟のテルピン。俺の実家の近所に住んでるんだ」
「そうだったんだ」
メビウスは少々驚いてシトロネラとテルピンを見た。休憩時間中にシトロネラが手を繋いでいたブルー族の男の子だ。シトロネラがシルバー族なので、お互いに肌の色が際立っている。
シトロネラは初対面のゼノンに軽く頭を下げた。
「シトロネラよ、よろしくね」
「ゼノンだ」
そしてシトロネラの横から、ちょこっと出てきた男の子が、また頭を下げた。
「テルピンです。よろしくお願いします」
「よろしく」
「こう見えても、こいつ、俺達と同級生なんだぜ?」
マックスが自慢げにテルピンの肩をバンバン叩いた。その拍子にテルピンがよろけ、結構激しく咳込んだ。
「ええ?!」
「この子、頭がいいから飛び級できちゃったのよ。
あたしと同じクラスなんだから」
シトロネラは自慢そうにそう言って笑った。
「ちょっと体が弱いけどな」
「まだ咳が止まっていないようだが」
メビウスは慌ててテルピンの体を支えると、背中を擦ってやった。
「大丈夫?」
「大丈夫です。ありがとうございます」
「んで、その半透明な人影なんだけど」
マックスはせき込むテルピンを何時ものことと、気にせずシトロネラの方を向く。
「何処に出たんだ?」
「まちまちよ。と言っても、見たことがあるのはまだ5人ぐらいなの。それに、最近だし・・・・」
「だったら見間違いではないのか?」
「いいえ、確かに見ました」
か細いが、しっかりとした声がテルピンから発せられる。
「赤い人影が、壁を通りぬけて行ったんです・・・・」
その時のことを思い出したのか、テルピンはふっと意識を失ってメビウスの腕の中に倒れる。
「えーー?! 大丈夫?! 大丈夫?!」
慌ててメビウスはテルピンの身体を揺するが、すぐに今日の授業で不用意に揺らさない方がいいと教わったことを思い出した。
「あー、ほっとけ。何時ものことだから」
「うん、ちょっと机の上に寝かせておけば大丈夫よ」
「わかった」
ゼノンは早速メビウスの腕からテルピンを引き取ると、近くの机に上に寝かせる。
「ちょっと、ゼノン?!」
いいの?! とメビウスは目をまんまるくして、全く気にしていない三人を交互に見た。

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赤い影8

(んー! んー!)
咄嗟にメビウスは体を捩って暴れた。
(しっ!)
背後から声がかかり、口元を塞ぐ手に力がかかった。
メビウスの目の前で、同級生たちやタロウが遠ざかっていく。
伸ばした手が虚しく宙を掻いた。
そのまま、今出てきたばかりのアカデミーの校舎へと引っ張られる。
「ぷはっ!」
中に入ると、ようやく拘束を解かれた。メビウスは咄嗟に振り向いて構えを取った。
「何やってんだ?」
そこにはあきれ顔もマックスとゼノンがいた。
「あ、あれ?」
「君は事前の打ち合わせを忘れたのか?」
「打ち合わせって・・・」
今度はメビウスの方が呆れ顔だ。
「そう! 正体不明の、謎のマイナスエネルギー!」
「正体不明も謎も一緒だがな」
「そもそも、マイナスエネルギーってわからないんじゃ・・・・」
「いいんだよ! 
それより、事前調査だ」
マックスは二人の手を引っ張る。
「事前調査?」
「そ。やっぱ予備知識は必要だろ?
ほらほら、行くぞ!」
楽しそうに手を引っ張ってくるマックスにつられて、メビウスもついつい笑ってしまった。
「うん!」

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赤い影7

「そうそうそう! 大事なのは気道の確保なのよ!」
シトロネラは床に置いたカラマンチョ星人の人形の喉元を、締め上げるかのように持ち上げた。
「あなた、そんなにぎゅうぎゅう締め付けていたら逆に首を絞めちゃうわよ」
隣からひょいと顔を覗かせた女生徒が注意する。
「え? あ、ああ・・・・そう、かるく~くね! かる~く持って首をこっちに曲げさせてあげるの」
「うん、わかった」
メビウスはシトロネラに教わった通りに人形の首を持って曲げさせる。
「そうそう。それで背中を叩いて、異物を吐き出させるのね」
シトロネラは床に人形を置くと背骨の辺りを押した。
「ちょっとシトロネラ! アンタそこは心臓よっ!」
また隣の人から注意され、シトロネラは慌てて気道の位置を確認した。リアルに臓器を埋め込んである練習用の人形は、触ればちゃんとどこに何があるかわかるようになっている。
「え? あ、ああ・・・うん、そうこっちだった。ゴメンゴメン」
「ううん、大丈夫」
メビウスは気にせず、シトロネラが触っている近くを押して、気道の位置を確認した。
また別の隣から声がかかる。
「大丈夫? わたしが一緒に教えましょうか?」
「だ、大丈夫よっ! ちょっと間違えただけだし!」
「でも、養成所じゃ教えないことをこっちに教わりに来てるんでしょ? あんまり適当じゃいけないんじゃない?」
「あ・・・うん・・・・・」
メビウスはその言葉に少し下を向いてしまったシトロネラを見て、すぐに助け舟を出した。
「大丈夫です。マニュアルも事前に配布されましたし、ちょっと位置が違ってるぐらいですから、人形を触れば修正できますよ」
「そう?」
「わからなくなったらすぐに言ってくださいね」
「私たちで教えますから」
同じグループの女の子達は(さっきから注意をしてくれてる子達でもある)、それだけ言うと自分とペアを組んでいる訓練生の方を向く。
(女の子ばっかりだな)
男の比率が圧倒的に多い養成所とは対照的に、アカデミーは女の子の比率が高かった。メビウスの班もゼノンの班も女の子が教えてくれている。マックスの班には一人だけ男の子が混じっていた。
「ご、ごめんね、間違ってばっかりで・・・・」
「ううん、大丈夫。一緒に勉強しようね」

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

締め切り~

2万ヒットから一週間(と1日?)過ぎたので、リクエストを閉め切たいと思います。

リクエストくださった方々、ありがとうございます!
上手く消化できるかわかりませんが、なんとかやってみたいと思います。
あ、でも一つのリクエストに入っていたゲストキャラ。私はそれを書ける程よく見ていないので、類似のオリキャラで書かせてください。スミマセン・・・・・。

今週は土曜日出勤があるよ~。え~出たくない~。今月は先月より残業してるんだぜ・・・・(涙)

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赤い影6

「・・・えっと・・・誰だっけ?」
相手からしてみたら大変失礼ながら、タロウは首を傾げた。
「ちょっと~、忘れたの~?
まあ~、あなたは~基礎学年しか~いなかったけど~」
のんびりした喋り方に、「あ」とタロウは声をあげた。
「リナリル、だっけ?」
「当たり~」
少し小柄なシルバー族の女性は、パチパチと手を叩いた。
リナリルはタロウがアカデミーに居たころの同級生だ。ゆっくり喋って少し鈍感なところが多い子だったのだが。
「ここの教員になってたのか」
「そうよ~。あなたも教員になっているとは~思わなかったわ~」
「・・・もうちょっと早く喋ってくれ。というか、さっきはまともに話しかけてきただろうが」
「いいじゃないの~。生徒の前じゃないんだし~」
リナリルはそう言うとコロコロと笑った。
「まったくもう・・・・ 。
ところで君は教えないのか?」
「私は~監督してるだけ~。教えるのは~高学年の~役目だから~」
「そうだったけ?」
養成所のグループの中に、同じ学年のアカデミー生が混じってマンツーマンで教える。更に各グループにはアカデミーの高学年生が一人入ってフォローをする。
壇上の先生の指示がよく通り、効率が良い。
「そういや、学年合同とかは、上級生が教えてくれたような気がする」
「上級生は~復習になるし~、教員よりも人数が多いから~助かるわ~」
「手抜きで教えてたら、容赦しないからな」
タロウは軽く睨んでから笑った。

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スパロボに手を出してみた

とりあえずZ。こういう系統はブレサガぐらいしかやったことないのですが、取説なしでも意外といけるもんです。
まだ3話だけど、クワトロ大尉とカミーユが出てきたよ!
クリアしたら次はNeoだ。弟がウイーを買ってくれるようなことを言っていたから。

昨日は雨が降るかどうかの賭けに勝ち(雨だったら映画見に行く)、イエロー見てきました。ブルーとはまた違った感じで笑えるし、最後ちょっとほろっとしたりで面白かったです。見に行って良かった。まだ上映してて良かった!
ゴセイジャーのDVDも借りて、1話を見たんですが、特典映像で「次巻から始まるよ!」はねーだろ!オイイイイ!! メビはちゃんと1巻からミライのインタビューが入っていたというのに!!

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赤い影5

アカデミーの中に入ると、大きな講堂に案内された。そこでアカデミーの生徒200人と一緒に、5:5の10人グループに分けられる。そこに最上級生が4人ずつ加わり、一グループにつき1人の先生がついた。
メビウス達は別々のグループに振り分けられてしまったが、メビウスと一緒のグループになったアカデミーの生徒は、全員とても優しそうだった。
「よろしくお願します」
「よろしくね! あたし、シトロネラっていうの!」
「僕はメビウスっていいます」
グループの最後の一人に挨拶をすると、壇上に上がっている先生がマイクを握った。
「それでは、これより授業を開始します。
今日はまず、気を失った人への対処の仕方を・・・・」

タロウは講堂の後ろの方で始まった実習を見ていた。
アカデミーでの生活は、基本的に上級生が下級生の世話を見る。先生は純粋に勉強を教えるのみだ。だから養成所よりも上下の結びつきが強い。そして下級生は同級生同士で助け合う。
(そういや、僕も上級生にああやって教わったっけ・・・・)
引率と言っても、行きと帰りの点呼を取るぐらいで、授業が始まってしまえばタロウの出番はない。懐かしさに授業を聞いていたものの、だんだん欠伸をするようになってきた。
(あー、だめだ、寝たりしたらダメだ!)
タロウは目を覚まそうと、首をまわしたり、手で足を叩いたりした。
生徒の声があっちこっちで上がる。それぞれが患者役と救護役になって、顔を叩かれたり、叩いたりしている。
(あ、メビウス達もいる)
メビウスは倒れた患者を助け起こし、呼吸を確かめ、気道の確保をしていた。
(うん、うん・・・頑張ってるなあ・・・・・。あっちにはマックスもいるな。あいつは大丈夫かな。叩き過ぎて逆に気絶させちゃわなきゃいいけど。ゼノンは大丈夫そうだけど・・・・)
「あら、タロウじゃないの」
いきなり背後からソプラノの声がした。

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ツブッターが動いてた!

今日はウルトラマンの日ということで、初代さんが地球に来ていたようです。
よるほーから始まってた(笑)
またよるほーでしめてくれるのでしょうか。そしてまた近いうちに全員がつぶやいてくれるようなので、楽しみです。

ニコニコ特撮で44年前のイベントを見たら・・・・1分ちょっとしかなーい!
えええ?! ちょっと、もうちょっと映してくれえ~!!!

でも科特隊と等身大で並んでいる初代さんって貴重じゃないんでしょうか。ステージの後ろからキャップ達が走ってきたのを見たら、凄く興奮してしまいました。ああ、これ全部見たい~~~!!

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赤い影4

校庭に集まった生徒達は、引率の先生が来るまで、ざわざわとおしゃべりをしていた。
「ルベド先生、遅いね」
「そだなー」
「そう言えば、任務があると言っていた気がするが・・・・」
「本当?」
「確か、そうだったと思う」
ゼノンは遠くで聞いただけの会話を思い出すように、顎に手を当てて考え込んだ。
「はいはい、静かに!」
パンパンと手を叩いて現れた人物に、メビウス達は目を丸くした。
「た、タロウ教官?!」
「えー、ルベド先生はまだ任務が終わっていないため、今回の引率は私がつくことになった。
皆、途中でサボったりしたらダメだぞ」
あっちこっちで軽い笑いがおこる。
「それじゃ、点呼を取る」
各班の班長が報告する人数を、タロウが名簿と合わせてチェックする。
「よかった、タロウ教官が一緒だったら、マイナスエネルギーだって大丈夫だよ」
「まだマイナスエネルギーだって決まったわけじゃないだろ?」
マックスはニヤリと笑った。
「え? だって・・・・」
「いいか、メビ。タロウ教官だって忙しいんだ。アカデミーの中でだって仕事するかもしれないだろう? そしたら、そんな忙しい教官に、更に仕事させるのか?」
「えっと、でも・・・・」
「調査ぐらいならば、我々でもできるというわけだな」
「ああ。イイもの持ってきたんだ」
マックスは得意そうに、腰のポシェットを叩いた。
「イイもの?」
「ま、あっちに着いてからのお楽しみw」
やる気満々のマックスと、明らかにノッているゼノンを見て、メビウスは深〃とため息をついた。
(マイナスエネルギーじゃないといいなあ・・・・)

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拍手、ありがとうございます!

yamiさん>レオ兄弟は仲良く出張中です~。兄さんは割と二人とペアで仕事に行かせて、「兄弟仲良く!」を楽しく推進しているのです。
80兄さんはまさにご愁傷様といいますか・・・実は00の裏話だったりするのです。臨時講師の話は(笑)今見たら、3年前のネタでしたーーー!!(爆笑)

報告さん>お久しぶりです! 私よりもお忙しいのに、いらしてくださってありがとうございます! 更新ペースは以前よりも落ちているので、すぐに追いつけるかと。


光太郎総監、なんと1年近く書いてないことに気付きました。うわー! 去年の怪奇シリーズ以来書いてないぞ?! 光太郎さんをZATで書いていたせいか、ちっとも気付かなかった。兄さんへの愛が迸りすぎるのも困ったものです。
次は何書こうかなー。七夕の日は北斗と南じゃなくて、ガバドンのことを考えてました。ガバドンを待っている、大人になった子供たちのちょっと切ないストーリーとか。でも・・・季節外れだよね・・・・orz

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赤い影3

職員会議が終わり、タロウと80は資料を手に席を立った。
「助かりました、タロウ兄さん」
「ん?」
「引率の件ですよ」
「ああ・・・・・あれか」
「レオ兄さんもアストラ兄さんもいませんし、本当に助かりました」
「そんなに安心しなくても」
タロウは80の言葉に苦笑した。
「しますよ。人手が足りなかったら、最悪ゾフィー兄さんが来ます」
タロウは廊下の壁に頭をぶつけた。
「な、なんだってゾフィー兄さんが?!」
「知らないんですか? 代理講師のリストに名前がありますよ」
代理講師は、任務などで正規の教員が授業から外れた場合、退職した教員を中心に代理で授業を進める臨時講師のシステムだ。
現役隊長のゾフィーが講師をするなど通常はありえない。
「・・・どうせまた、『面白そうだな』とか言って無理に入ってきたんじゃ・・・・」
「いえ、ちゃんと宇宙地理のできる人で、空きがある順番がまわってきたんですが・・・・・胃が痛かったです」
「リストから外せ。な?
でも、兄さんは結構教えるのは上手いんだけどなあ」
家庭教師をしてもらった当時を思い出して思わず呟く。
「教えるのだけでしたらね」
80はその時のことを思い出したのか、深〃とため息を吐いた。
「その学期の宇宙地理の成績は凄かったですよ。全員98点以上でした」
「おお~! それなら入っても問題ないかも・・・・」
「問題はその弊害です」
「弊害?」
80は至極真面目な顔で頷いた。
「教室のみならず、廊下の半ばまではみ出て、並んでるんですよ。秘書の人や伝令が」
「げっ! ひ、秘書室が丸ごと教室に来たのか?!」
「ええ・・・・あの威圧感は並じゃありません。兄さんも教えながら書類にサインしたりするんですよ!」
「・・・・・」
「あとこれは後から聞いた噂なんですが」
「まだあるのか」
手の中のプレートが、汗で滑る。
「同時期に、ある惑星国家から内乱鎮圧の要請がありましてね。規模や政府のことを考えて、本当はゾフィー兄さんが直接出向く予定だったのを、ディナさんに行ってもらったそうです」
「ディナ?」
「ほら、第一秘書の」
「うわおうわおうげ?! あ、あのブルーデストロイヤーが?!」
タロウは狼狽のあまり、廊下の壁に張り付いた。
「要請のあった惑星国家の内乱を5日で納めて、国家に恩を売って、政治家個人の弱みを握って帰ってきたと・・・・」
「何処の押し入り強盗だよ!」
「まあ、そんな噂もあって・・・ゾフィー兄さんが講師をするのだけは・・・・」
涙を流さんばかりの80に、タロウは決意の眼差しを向けた。
「わかった、80。ちゃんと引率して帰ってくるからな」
「お願いします! タロウ兄さん!」

教師生活数年。初めて分かり合えた兄弟であった。

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赤い影2

「あれ? ルベドはどうしたんだ?」
職員会議に集まった面子を見て、タロウは一人足りないことに気づいた。
「ルベド先生は、まだ任務が終わってないそうなんですよ」
80が申し訳なさそうに言った。
「そうか、それなら仕方ないな」
「いえ、仕方ないだけじゃありません」
別の教諭がタロウに向かって言った。
「基礎学年の明日からのアカデミーでの研修、引率者がいなくなってしまったんですが」
それを決めるのも今日の会議の議題の一つだ。
「研修って、何かあったっけ?」
隣の80に尋ねる。
「毎年、応急手当を教わりにアカデミーまで行くのがあったじゃないですか」
「あー、そうか。そういや来てたっけ」
タロウは基礎学年の間はアカデミーにいたから、養成所の生徒が来ていたような来ていなかったような・・・・というもやもやとした記憶を思い出す。直接交流した記憶はない。
「基礎学年担当の先生はじゃあ、手一杯か」
「そうなんです」
「ふーん、じゃあ私が行こうか」
「え? でも最上級生は・・・・」
「今年はちょっと教育方針を変えてみたんだ」
そのままリストをスクロールさせる。今年の参加者は200人。
「うん、これぐらいなら多分、面倒見れるよ」
「変えたって、どうしたんです?」
「最初に二週間、ぶっつづけで勉強して、次の二週間、休みにしたんだ」
タロウの声が聞こえた範囲の教諭は、テーブルと顔面をキスさせた。
「ここのところ、宿直室の鍵がずーっとなかったのは、タロウ筆頭教官のせいでしたか・・・・」
「あははは・・・・ごめんごめん。
でもまあ、そんなんだから、別に私が引率でついていってもいいよ。教えるのはアカデミーの先生だしね」
タロウはそう言うと、リストを閉じた。

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今週のゴセイジャー

仕事の1/3を優しい上司に押し付け、点検に出していた車を回収して帰宅。
早く帰れるって素晴らしい。
ちなみに他の人の仕事は一切手伝いませんでした(外道)

さて、ゴセイジャー。大雑把なエリが実は料理できましたよとかびっくりです。エリ丼、アラタは食べ慣れてますね。ハイドさんが慌ててご飯作るから待ってろとかいうのが可愛い。というか、エリとハイドさん、コンビ多くない?! たまにはアグリの出番を増やしてプリーズ!
でもテキトーこいてたらケーキは作れないというのを身をもって知ったエリ。ナイトさんはエリ他天使達の行動が謎でついていけません。こういうロボロボした思考のナイトさんが可愛いです。効率と敵の排除最優先で融通が利かなくて、それ以外のことを優先しているのが理解できないというあたり。それでもって今回はどうも攻撃のタイミングを外してしまっているところとか。
今回は名乗りの時にピンクが中心で可愛いかったな~w あと、フェニックスヘッダー単独でくすぐったり体当たりしたり、久々に個体戦闘が! でも他のヘッダーも戦って欲しかったな。あとダチョウ。
最後に一人で後片付け押し付けられたアラタが可哀想です(笑)

来週はゴセイジャーないのかー。残念。なんかネッシーみたいな幽魔獣が膜インさんより偉いとか、ナイトさんを1万年前に倒し張ったとかそんな気配で凄く楽しそうです! そろそろ2週続けてやるぐらいのスペシャルな戦闘をお願いします!

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赤い影1

「おーい!」
廊下の向こうから、マックスが手を振って走ってきた。休み時間とは言え、先生に見つかったら、それなりに怒られるだろう。
目の前で急ブレーキをかけたマックスに、メビウスはちょっとだけ批難めいた声をかけた。
「マックス!」
「休講中に何処に行っていたんだ?」
「へへ~、ちょっとアカデミーまでな」
「アカデミーまで?!」
「この短時間によく間に合ったものだ。何故、行ってきたんだ?」
「明日から、アカデミーで応急手当の実習だろ? 友達に中の様子とか聞きに行ったんだよ」
「そんなの、明日でいいんじゃないの?」
マックスは人指し指を立てて、チッチッチと舌を鳴らした。
「それだけじゃないんだな~。実は面白い話を聞いてきたんだ」
「「面白い話?」」
「その、面白い話って何?」
メビウスは持っていたプレートをマックスに渡す。次の授業の教科書を持ってきてくれと言われていたのだ。メビウスの言葉に、マックスは待ってましたとばかりに唇を笑みの形に吊り上げる。そしてそっと小声で告げた。
「最近、アカデミーで半透明の人影が目撃されてるんだって」
「半透明?」
「? ホログラムか何かではないのか?」
「それがあっちこっち見かけるんだってさ。歩いているのも見たやつがいるっていうし、声を聞いたってやつもいる」
「ねえ、それってもしかして・・・・」
メビウスは嫌な予感に背筋を震わせた。
「マイナスエネルギーなんじゃないの?」
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何時の間にやら20000だよ

言われて初めて気付いたダメ人間。
おお・・・・なんてこったーーー! 更新が滞っているにも関わらず、見に来てくださっている方々、ありがとうございます!!


お礼として一週間リクエスト受付期間を設けます~。
申請くるかな(苦笑)


拍手、ありがとうございます!
yamiさん>ディシフォネはモデルまんま使ってるんですが、もうちょっと庶民的な可愛らしさとかを付け加えて行きたいと思っています。

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動く木24

ディシフォネは御簾の奥にいるユタドラスに向かって深く深く膝を折り、深く深く頭を垂れた。
「申し訳ございません、ユタドラス様。せっかくの計画を、宇宙警備隊の者に邪魔をされ、おめおめと戻って参りました」
返答は沈黙のみ。
「ですが、あの者の地球での姿がわかりました」
ディシフォネは軽く袖から出した緑の鞭を振るった。空間にトシオの姿が映しだされる。
「あの宇宙警備隊員は、普段はこの姿で地球人として振舞っております。既に行動範囲も調べてありますので、これより直ちに・・・・」
「ふん、擬態の外見なんぞすぐに変えられるだろう。大した策略家だな」
そわそわと退室したげな様子のディシフォネの背に、バスカチーフの言葉が投げつけられる。
「・・・・・・・・・ぶち」
「所詮は女の浅知恵か」
ヒューゼルは呟き捨てると、剣の稽古をしに勝手に部屋から出て行こうとする。
「・・・・ぶち」
「そのような焦りが面にでてくるようでは、次の作戦も確実に失敗するであろうが。
ユタドラス様、次はこの私が・・・・」
「ぶちきれましたわーーーー!!」
謁見間をあっという間に植物の蔦が覆ってしまう。
「初回で失敗した男どもが何を言っているのかしら?!」
「ええい、謁見間で能力を解放するとは何事か!」
「邪魔をするなら叩き斬る!」
「つぶすぞゴルァ!」
「オーッホッホッホ! あなたがたの破壊速度とワタクシの再生速度のどっちが早いかしら?!」
喧騒に包まれる謁見の間かの御簾の奥から、ユタドラスの気配がふっと消えた。


終わり
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拍手、ありがとうございます!

yamiさん>タロウっぽいやりとりとご感想いただき、ありがとうございます! 大人と子供だけど、立場は対等でお互い信頼しあっている。そんな会話が大好きなので、この二人に会話してもらいました。
今回はこれで「終わり」とすれば良かったのでしょうが、もうちょっぴりお笑い要素を追加して、とりあえず〆とさせていただきます。

残業続きがまたあり、うげーとなっていたら、来週から絶対に残業あるぞフラグを発見してしまい、休日前なのにブルーになってしまいました。
こ、今年は夏コミなんて行けるの?!
あー、でもウルトラさんを買うなら特撮オンリーイベントの方がいっぱいなんだよね。どうしようかなー。

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