もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

もしも総監が東光太郎だったら第七話10

崖の上に再び顔を出すと、昨日見た3人の子供達が、ご神体とされていた石を持って騒いでいた。それをホウキでお婆さんが追いかける。
「ほーら、何にも起きなかったじゃないかー!」
「祟りなんて嘘っぱちだ!」
「今どき古いっての!」
「早くそれを戻さんか! 恐ろしいことがおきるぞ!」
子供達はお婆さんをからかうように、祠の周りをぐるぐると回っている。
「あんた達! 何やってるのよ!」
「うわ、由香利が来た!」
「おーい、おまえのばあちゃんボケてるぞー!」
「なんですって?!」
「君達!」
ミライが光太郎を押しのけて先に崖の上に上がった。ミライにしては厳しい表情をしている。
「どうしてそんなことをするんだ! お婆さんが言ったことを守れないのか?!」
「そんなの迷信、迷信!」
「だって何も起こらないもんなー」
「なー」
子供達は顔を見合せてお互いに同意した。
「すぐに起きるとは限らないぞ。何しろ祟りだからな。今日の夜になって出てくるかもしれない」
光太郎が登ってきて、少し笑いながら子供達の前に行く。
「だからその前に返しておこうか」
すっと手を差し出すと、石を持っていた子は、反射的に背中に隠した。
「ちょっと、返しなさいよ!」
「やーなこった!」
子供はアッカンベーと舌を出すと、がけっぷちギリギリを走り回る。由香里がその後を追いかけた。
「あ、危ない!」
「君達、危ないぞ!」
ミライは咄嗟に子供に駆け寄った。石を持った子が崖の淵から足を滑らせそうになる。その手を掴んだとたん、その子の足が防砂用の松に引っ掛かり、体が宙に浮いた。
「うわーーーっ?!」
「しっかり! 今引っ張り上げるから!」
「は、早くしてくれよう・・・・・」
「バカじゃないの! ご神体持ってはしゃいでた罰よ!」
「うるせー!」
「ほら、大人しくしててね」
ミライは子供の背中に手を回すと、上に引っ張り上げる。
「あっ!」
男の子が声をあげた。
「どうしたの? どこかぶつかった?」
「石、落としちゃった・・・・・」

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もしも総監が東光太郎だったら第七話9

「すみません、すぐに離れます」
光太郎はとりあえず謝って、ミライを促す。
「いえ、こちらこそ・・・・」
由香里が申し訳なさそうに頭を下げた。しっかりした小学生だ。
「わかればええんじゃ」
お婆さんはホウキとチリトリを下げてウンウンと頷いた。
「ほら、掃除の邪魔になるからどきんしゃい!」
「は、はい!」
お婆さんは光太郎達をホウキでしっしっと追い払うと、注連縄の外側を掃き、それが終わると祠に向かって手を合わせた。
石段の陰からそれをこっそりと覗いていた光太郎とミライは、下の段で俯いている由香里に声をかける。
「信心深いお婆さんなんだね」
「きちんとお掃除されてて、とても偉いと思うよ」
「恥ずかしいです・・・・未だに妖怪がいるだなんて信じてて、島に来たお客さんにまで・・・・」
「そんなことないよ。よそから来た俺達が、この島のことをちゃんと知らなければいけないのは当然だ」
「僕も、初めて聞いた話だけど、とても勉強になったよ」
「そう、ですか・・・・?」
由香里は半信半疑に少しだけ嬉しさを混ぜたような表情で、二人を見上げた。
「こらー! わっぱどもが! ご神体に触れるでない! 祟りがおきるぞ!!」
上からお婆さんの怒鳴り声が聞こえる。三人は顔を見合せると、慌てて階段を上った。

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励まし、ありがとうございます

体調不良の報告ばっかりすみません。
早く治したいです・・・・orz

そんなアホな私に、お優しいお言葉、ありがとうございます!

yamiさん>光太郎さんはやっぱり朝日ですよねー! エネルギッシュで、活力の源! って感じで。
ヒルカワはミライに酷いこと言いましたよねー。でも、光太郎さんから色々教わっているから、大丈夫だと思います。どうもTV版だと、箱入りウルトラマンってなぐらいにGUYSの皆に大事にされていた感じがします。


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もしも総監が東光太郎だったら第七話8

光太郎とミライは、港を迂回して祠のある崖へと向かった。木の杭と切り出した石で出来た、急な角度の階段を上る。ミライは時折崖の下を覗いて、足元で砕ける波を観察した。
やがて崖の上に辿り着く。ミライは鳥居を不思議そうに見ると、軽く触ってみた。木に塗ってある朱色が大分剥がれている
鳥居の下をくぐると、小さな祠が口を開けている。その前に注連縄が張ってあった。
「これは、なんですか?」
「注連縄だよ。神様のいる聖域に、人間が入らないようにするためのもの。あとは、祀られている神様は、必ずしも良い神様ばかりではないんだ。悪い奴を祀って神様にすることで、もう悪いことはしませんようにとお願いする。その場合、神様が人間の世界にこないようにするために、この注連縄を張る。境界線だな」
「じゃあ、この奥にはヨウカイがいるんですね。入っちゃいけないんですね」
ミライは祠の奥を見た。薄暗いがミライの目にはこの程度の暗さなどなんでもない。祠の奥には更に注連縄が円状に張られていて、その中心に細長い石のようなものが置かれていた。
「そうだね。あれが多分、ご神体だろう。静かに眠らせておいてあげるのが一番だよ」
「コラーー!!」
突然背後から怒鳴られ、二人はびっくりして後ろを振り返った。
ホウキとチリトリを持ったお婆さんが、威嚇するようにそれを振りあげていた。後ろには由香里がすまなさそうに立っている。
「祠に立ち入るとは何ごとか! このバチアタリどもめ!」
「ち、違います! 僕達まだ入っていません!」
「お、おばあちゃん! この人達、うちのお客さんなのよ?!」
「だまらっしゃい! 客だろうとなんだろうと、バチアタリには変わりないわい!」
口から唾を飛ばして怒鳴る老婆に、光太郎とミライは困ったように顔を見合せた。

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もしも総監が東光太郎だったら第七話7

翌朝。ミライは潮騒の音で目が覚めた。障子越しに、外が薄青くなっているのを感じる。隣で寝ている光太郎を起こさないようにそっと置き上がると、ベランダに出た。
「わあっ・・・・!」
昨日の昼間とは違う、湿度の低い冷たい風が頬を撫でる。水平線の向こうから、今まさに登ろうとしている太陽から、競うように金色の光が飛び出している。海には漁に出ている漁船がぽつぽつと見えた。
「凄いなあ・・・・」
「昼間よりエネルギーたっぷりだろう?」
「光太郎さん!」
ミライが後ろを振り返ると、光太郎が少々の欠伸を噛み殺して笑っていた。
「夕日も綺麗だけど、俺は朝日の方が好きだな」
「同じ太陽なのに不思議ですね」
地球人の姿なのに、本来の姿に戻っているような気がして、ミライは目を閉じて太陽の光を浴びた。
やがて太陽がすっかりあがりきると、二人は部屋に戻って着替えをし、布団を畳んだ。
階下の食堂に行くと、釣りに行っていたのかこれから行くのか、新しい客が増えていた。
「おはようございます、東さん。ささ、どうぞ。今、あがってきたばかりの魚ですよ!」
すぐに捌かれた刺身に、海水で洗っただけの焼いた貝、味噌と酢であえた海藻など、朝から豪華な
海鮮料理が並ぶ。
「お、美味しそうだな」
「いただきます!」
二人が早速食事を始めると、瀬谷さんがお茶を持ってきてくれた。
「チェックアウトはどうなされますか? よろしければお昼をご用意いたしますが」
「そうだな。昨日ちょっと聞いた祠に行ってみようと思うんだ」
「祠? はは・・・・あんなのただの迷信ですよ。神主さんもいないし。あんなの信じているのは年寄り連中ぐらいなもので」
「でも、信じてるってことは存在していた可能性だってあるってことですよ。俺、こう見えても妖怪とか割と見てるんです」
「ヨウカイ?」
ミライは卵焼きを持ったまま聞き返す。
「普通は伝説とか物語に出てくる、人間とは違った姿かたちをした連中さ。超能力を持っていたりするのもあるし、特定の人しか見えないものもある」
ここで光太郎は、こっそりとミライにだけ聞こえるように言った。
(宇宙人が間違えられて「妖怪」にされちまった例もたくさんあるんだ)
(ええ?! じゃあ僕もヨウカイになっちゃうんですか?!)
(さて、どうだろうね)
光太郎は悪戯っぽく笑うと、瀬谷さんの方を見た。
「ご飯を食べたら散歩がてら行ってみますよ。ちょうどいい運動になりそうだ」
「そうですか? 崖の近くなんで気をつけてくださいね。あ、東さんには関係ないか。はははは・・・・! こっちのヒビノ君の方が心配だな」
「大丈夫です! 絶対についていきます!」
ミライは使命感たっぷりに返事をした。

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まだ吐いてません

血を吐きそうなぐらいに喉が痛くなったので、今度は耳鼻咽喉科に行ってきました。
ずーっと続いてる風邪なんですーと言ったら、「合併症だね」と言われ・・・言われ・・・・
ええ?! じゃあ鼻水担当はこの病気、咳担当はこっちの病気、熱担当はこれですねってやつですか?! うそーん。
詳しい結果は来週出るそうなのです。とりあえず喉の痛みどめシロップもらってきました。今まで内科でもらった薬を言ったら、先生が眉をひそめていたよ。そんなんじゃ治らねーよとかツッコミいれてたんでしょうか。

すみません、二日も更新しなかったの、こういう理由でした・・・・トホホ・・・・。
厄日ならぬ厄年とはまさにこのことかっ!


そんな私に拍手、ありがとうございます!!

yamiさん>飼い主さん達は、お仕事したり、旅したりしながら、専用グラスを片手に待機して見ていたのでしょう。アストラ猫も、初めての出来事にびっくりしていたかもしれません。

報告さん>タロウとメビは色気より食い気だと思います。そんなんで仲良しだといいです。
サルは夕方の行動したんですか。「短い夜」にしておいて良かった~!

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おひさまが消えた日

ある日のことです。
メビウスが縁側で毛づくろいをしていると、急にお空が暗くなってきました。
「ふにゃっ?!」
雨が降ってくるのでしょうか。びっくりしてメビウスがお空を見上げると、おひさまの端っこが欠けています。
「タロウさん、タロウさん! たいへんです! おひさまがかくれんぼしていますよ!」
メビウスは隣でお昼寝をしていたタロウを慌てて起こしました。タロウは手で顔を洗うと、お空を見上げてびっくりしました。
「もうよるになっちゃう?! あ、でも、おひさまはまだおそらのまんなかにあるね」
「いつも、あっちのほうにさよならするのに、きょうはへんです」
二匹は縁側で不思議な気持ちで、だんだん暗くなっていくお空を見上げていました。丸く隠れていく様子は、まるで誰かがおひさまを食べてしまっているみたいです。
メビウスはちょっと怖くなって、お髭をぴくぴくと動かしました。おひさまを食べてしまうなんて、なんて大きな人がいるんでしょう。
やがておひさまがいなくなってしまいました。真っ暗です。でも、おひさまのいた縁が、まだ淡く光っていました。
「もうよるだね。サコミズさん、かえってこないね」
「よるごはん、どうしましょう」
そういえばお月さまも出ていません。二匹は昨日見たお月さまを思い出して、心配になりました。
やがてちょっとだけおひさまが、黒い丸から顔を出しました。
「あ! おひさまがでてきましたよ!」
「はやいなあ。よるがきたとおもったら、もうあさになっちゃった」
食べられてしまったおひさまは、マズイと思われたのでしょうか。だんだんと黒い丸がおひさまを出していきます。やがてお空はさっきみたいに青くて明るくなりました。
「きょうは、よるがちょっとしかなかったね」
「アストラさん、こなかったですね。ちょっとしかよるじゃないから」
二匹は目をパチクリさせると、大きな欠伸をしました。だって短い夜だけど、一晩中起きていたのです。眠くて当然です。
「それじゃあメビウス、おやすみなさい」
「おやすみなさい、タロウさん」
二匹はまた縁側で丸くなりました。
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拍手、ありがとうございます!

日食は見れませんでした。台風めいた強風と雨! まあ、どうせい就業時間中だし~(ふてくされ)

yamiさん>またもやFC2がおかしかったみたいで、ごめんなさい。私もネタの投下ができなかったりしました。FC2はダメなのかなー。サイト作った方がいいのかなー。でもモノグサなので、何時になるのやら。
光太郎さんは地球のあちこちに知り合いがいると思います! たぶん、頼って歩くだけで生活できるぐらい(笑)ミライはまだ親友になれるかなれないかビミョーなところですね。無意識のうちに甘えてしまうかもしれない気がします。

報告さん>喉が痛くて血吐きそうです。でも吐いてない。市販の薬で新しいの買って試してみます。光太郎の都市伝説! もってそうですね。いや、確実に持ってる! 竹槍とかナイフ一本で立ち向かうヤツのことです。等身大宇宙人とか怪獣とか、普通にやっつけてそうです。

真理さん>黒こげメロス、お気に召しましたか。ありがとうございます! なんか兄さんに振り回され、歳を経るにつれ、どんどん良いようにこき使われてるイメージしかないのです(物につられるとか)。おかしい。ジャッカル軍団のマンガを読んだばかりだというのに。アウラの面倒を見ているメロスが、兄さんのところに管巻いてるところとか(女は面倒くせーんだよー。わかってんのか? ああ? とかかたおかマンガ的に)思いついてしかたありません。 

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もしも総監が東光太郎だったら第七話6

由香里は気まり悪そうに慌てて言った。
「あ、全然気にしないでください! ただの島の伝説なんです! そんなのありっこないって・・・・」
「でも、おばあちゃんが何時も言ってるんだろう?」
「それは、その・・・・・」
力なく畳の上に視線を落とす。
「もう、おばあちゃんボケちゃってるかもしれないし・・・・でも、あたしぐらいは、おばあちゃんの言うこと聞いてあげないと可哀想な気がするし・・・・・」
光太郎は由香里の頭を撫でた。思春期の女の子としては、おじさんに頭を撫でられてもあまり嬉しくはないが、
「由香里ちゃんは優しい子だな」
と言われて、少しだけ撫でるのを許す。
「どんなタタミなの?」
ミライも隣に正座をして由香里の顔を覗き込んだ。
「やだ、タタミじゃなくてタタリよ」
由香里はミライの言葉に吹き出すと、表情を和らげて窓の外を指差した。
「港の向こうのあの崖の奥に、妖怪が封印されてるって、島の伝説があるんです。おばあちゃんは祠に近づいちゃいけないって、何時も言っていて・・・・・」
光太郎は窓に近寄って崖を見た。日が暮れかかっているせいで影が濃く、祠があるのかはさっぱりわからない。だがミライには鳥居と注連縄がはっきり見えた。
「赤い門と白いヒラヒラがついたロープが見えるよ。あそこ?」
「そう。よく見えたわね」
「うん」
「どんな妖怪がいるんだい?」
「それが・・・・」
「由香里ー! お客様の夕餉ができたから手伝いなさーい!」
階下から母親らしき人の声が聞こえる。
「はーい!」
由香里は返事をすると、お盆を持って立ち上がった。
「もうちょっと待っててくださいね。すぐにお呼びしますから!」
そう言ってペコンと頭を下げると、パタパタと階段を下りていく。
「妖怪か・・・・よし、明日ちょっと行ってみるか」
「ヨウカイって、なんですか?」
「まあ、見ればわかるさ」
光太郎が好奇心いっぱいの笑顔でウインクした。

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もしも総監が東光太郎だったら第七話5

民宿に着くと、玄関のところで打ち水をしている男性に、女の子が声をかけた。
「お父さん!」
「お、由香里。おかえり」
「ただいま! お客さんよ」
男性は由香里に促されて顔をあげる。
「ああ、東さん!」
「久しぶりです、瀬谷さん!」
光太郎が由香里の父親に近づくと、お互いに軽く腕を叩き、手を握り合った。
「お父さん、お客さんの知り合いなの?」
「昔、怪獣に襲われた時に助けてもらったんだよ」
「ZATの時ですか?」
今度はミライが光太郎に尋ねる。
「いや、辞めてしばらく日本をぶらぶらしてた時にね」
「それにしても東さんが私のことを憶えていてくれたなんて、びっくりですよ。いやー、嬉しかったですねえ」
「俺の方こそ、連絡先が変わってなくて嬉しかったですよ。いきなり電話しちゃってすみません」
「なんの、こちとら商売ですからね。さ、あがってください。
由香里、お客様にお茶をお出しして」
「はーい!」
瀬谷さんに促され、光太郎とミライは宿の中に入った。
案内された部屋の中を、ミライは目を輝かせて見渡す。
「そんなに珍しいんですか?」
急須と湯呑とお茶菓子を持った由香里が、二人のいる部屋に来た。海の見える比較的広い部屋だ。
「うん。僕はこういうところに泊まるのって初めてだから」
「そうなの。リゾートホテルとかばっかり泊ってたの?」
りぞーとほてる? と首を傾げそうになったミライを見て、光太郎はちょっとだけ笑った。
「野宿が多かっただけさ。俺と一緒だったから」
「へー、お客さん、アウトドア派なのね。そうは見えないけど」
コポコポと良い音を立ててお茶が入る。
「ありがとう」
光太郎は湯呑を手に取ると、ミライを手招く。
「由香里ちゃん、さっきは”祟り”とか言っていたけど、それはなんだい?」
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メロス出したいな~

最近、滞っててすみません・・・・てか風邪がまたぶり返してきた! なげーよ、オイ!
職場のクーラーが旧式すぎて、角度調節できないんですわ。でもって、オイラはクーラーの真下にいるんです・・・・。
夏にマスクしてんのなんて初めてだーー! 医者行っても同じ薬しかくれなくて絶望した! うー、でも今週酷かったらまた行かねば。年度末は、確実に医療費控除だ。


ところで最近、メロスを出したい気がしてきたのですが、出しちゃってもいいかな。
兄さんの学生時代で、おもにメロスがおちょくられている感じしか思い浮かばないのですが。
でも兄さんに悪いこと(授業さぼったりとか。地球で言う酒、タバコの類)を教えたのってメロスな気がする。
時系列を考えると

入学→優等生な兄さんにちょっかいを出すメロス→悪いことを色々教えるメロス→エースやタロウの面倒を見始める兄さん→ヒカリちゃん転校→兄さんが主体的に悪戯をし始める→卒業

こんな感じかなー。ちょびっとはヒカリも絡んでくるけど、この頃は「ヒカリ」という名前使えないし。「80」の生徒たちのあだ名じゃないけど、やっぱり博士とかドクターとか更に略してドクとか? メロスなんか口悪いからカイワレ大根とかもやしとか平気で言ってそうだ。この三人は同級生でも全然OKな気がする。てか、トリオ好きだな! 自分!
今ちょっと、兄さんが学生時代にM87光線フルパワーでぶっぱなした後、息切らして倒れていて、隣で煽りを食らって黒焦げになったメロスも倒れて「もー、おまえ光線撃つな」とか言ってる映像を受信したんですが。エースとタロウの面倒見るのが大変になると、助っ人に呼び出されるとかしてそうだ。
そのうち書きたい! かきたい!!

ログ消えちゃっても、あきらめずに拍手ありがとうございます!

4コマさん>メビはとってもケナゲです。タロウ教官にはやっぱり会いたいなー、なんて思っていたりしていますが、レオ師範が来てしまってあからさまに気落ちしてます(笑)ごめんよ、レオ・・・・。

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もしも総監が東光太郎だったら第七話4

やがてフェリーは小さな島の漁港へと着いた。カメモが空を飛んでいるが、それ以上にミライは足元が気になった。
「ここ、猫が多いですね」
「ああ。だからウミネコ島って言うんだ。本当のウミネコは海鳥なんだけどね」
水が怖くないのか、桟橋の方にまでちょろちょろと猫が寄ってきてる。二人は時折猫の頭を撫でたりしながら、島の坂道を上がっていた。
昔ながらの小さな雑貨屋、八百屋がぽつぽつと建ち、ほとんどの家の庭先では、干物を干したりしている。
「フェニックスネストの周りの家と、全然違いますね!」
魚臭いが、ミライはそれもあまり気にせずに、家々を眺めた。
「小さい島だからね。食糧は結構自給できるから、ああやって自分の家で加工しているんだ。魚介類は獲れたてで旨いぞ」
「それじゃ、夕ごはんが楽しみです!」
「本当よ! 嘘なんてついてないんだから!」
二人は突然聞こえた大声に驚いて、そちらの目を向けた。12~13歳ぐらいの子供達が4人ばかり、坂の上のT字路でなにやらもめている。
「今時祟りなんてねーよ。バッカじゃねえ」
「あるわよ! おばあちゃんが何時も言ってるんだから! 祠に近づいちゃダメ!」
女の子が通せんぼをするように道に立ちはだかる。
「そんなこと言って、おまえ洞窟に入るの怖いんだろ。やっぱり女はダメだな~」
「言いつけも守れない男ってダメダメね。そんなこと言ってるヒマがあったら、算数で100点でも取ってみなさいよ!」
「なんだと?!」
「君達!」
光太郎が大股で近づき、子供達に声をかけた。
「男の子が女の子にケンカをしかけちゃいけないな。遊ぶのもいいけど、お父さんやお母さんのお手伝いはどうした?」
「なんだよ、このおっさん」
男の子たちは光太郎と、あとから追いついてきたミライをじろじろ見ると、そのままプイと何処かに行ってしまった。
「あ、ど、どうも・・・・ありがとうございます」
女の子は少し戸惑った様子で、それでも二人に頭を下げる。
「ちょっとお節介だったかな。
ところで、『海の花』って民宿を探しているんだけど、知ってるかい?」
「あ、それなら私の家です! いらっしゃいませ!」
女の子は頭を下げると、にっこりと営業用スマイルを浮かべた。

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もしも総監が東光太郎だったら第七話3

やがて海沿いの駅に降りると、今度は小さなフェリーに乗り換える。
ミライはカバンを持ったまま、デッキの周りをぐるぐる回って、飽きもせずに海と陸と空を眺めていた。
「ミライ君、荷物置いてこようか」
出港してもまだ外を眺めているミライの肩に光太郎が手を乗せた。
「あ、はい。すみません!」
慌ててバッグを肩から外し、光太郎に渡す。
「君は船に乗るのも初めてかい?」
「神戸で兄さん達に初めて逢った時、船の上でした。でも、あの時はドキドキしてて、海とか船とか、よく見なかったんです」
照れたようにちょっとだけ顔を俯けるミライの頭を光太郎がくしゃくしゃと撫でる。
「海はいいぞ。広くて、深い。地球の命を育んでくれたお母さんだ。
昔、船乗りになりたいって思ってた時期もあってね。色々お世話になった船長さんがいたんだ」
光太郎はミライのカバンを手に下げたまま、目を細めて水平線を見た。水面に当たった太陽光が反射して光太郎の顔に当たっている。
「けど、そのうち俺はボクサーになりたいと考えが変わってしまった。船長には悪いことをしたと思ってる」
「でも、それだったら謝れば・・・・」
「その人は、白鳥船長は・・・・もう、いないんだ・・・・・」
ミライは初めて、光太郎が後悔と懺悔と、寂しさを同居させている姿を見た。
「光太郎さん・・・・」
「白鳥船長が死んでしまったことが、俺がウルトラマンを捨てた理由の一つだ。ウルトラマンだって救えない命がある。だったら、人間のまま頑張った方がいいんじゃないかって。強い力に頼ったって、成し遂げてもらえなかったら、恨んでしまうだけだ。
だから、兄さん達の替わりに光の国に戻ってくれと言われた時、俺がタロウに言ったんだ。『君はウルトラ族の一人として頼られている。だから、ここで別れようって』。タロウとまともに話をしたのって、実はあの時が初めてだったんだぜ?」
茶化すような視線がミライに向けられる。ミライはなんと言っていいかわからず、迷った結果、笑ってみた。光太郎が今は笑っていたからだ。
「タロウ兄さん、光太郎さんのこと、たくさん話していました。海も好きだって言ってました」
「そうか」
二人は結局、荷物を持ったまま、島に着くまで海を眺めていた。

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もしも総監が東光太郎だったら第七話2

ミライは光太郎に連れられて、近くの駅から電車に乗った。そこから乗継駅へと数駅。
「ここに来るのは二回目です」
ミライは大勢の人の雑踏に紛れるのを楽しむように、旅行バッグを持ったまま、くるりと回った。
「あれ、電車に乗るのが好きじゃなかった?」
確か何回も出かけているはずだ。
「はい。でも、駅にはあんまり寄らなくて」
それに、いつも違う駅に下りて乗り換える。はじめの頃は、サコミズが何回か迎えにきた。
「そうか。途中下車で色々な街を見るのも楽しいぞ」
「はい!」
駅の中にある売店に入ると、ミライは目を輝かせてお弁当を見た。
「光太郎さん、お弁当がたくさんあります!」
「次の電車の中で食べよう。好きなのを選んでいいよ」
「はい!」
ミライは色々迷った末、小さくてカラフルな可愛いおにぎりがたくさんつまったお弁当を選んだ。光太郎は幕の内弁当の大盛り。ペットボトルのお茶を一緒に買うと、ローカル線の乗り場に行く。10分程待っていると、ゴトゴトと呑気な音を立てて、4両ぐらいの電車がやってきた。
「可愛い電車ですね」
「うん。これぐらいの電車もいいけど、SLもいいぞ」
「SLですか?」
車両の中はガラガラで、4人ぐらいしかいない。二人は対面式の席を確保すると、早速駅弁を取り出した。
「蒸気機関車だよ。今は違うものを使ったりしているけど、昔は石炭をくべて走らせていたんだ。煙が凄くてね。顔なんかすぐ真っ黒になる」
ご飯の上に乗っていた海苔を割箸でつまむと、頬の隣に寄せる。
「けど、あの汽笛の音とか、エンジンの音とか、力強くて・・・・そう、生きてるみたいなんだな」
「生きてる、ですか?」
ミライはピンク色をした俵形のおむすびを手に取った。一口食べると甘い。
「そう。黒くて力強くて、生きてるみたいな鉄道。地球の文明の転機でもある。今度はSLに乗ってみようか」
「はい! 是非、乗ってみたいです!」
二人は次の旅行の約束をすると、本格的にお弁当にとりかかった。
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もしも総監が東光太郎だったら第七話1

もうじき夕方の5時。今日は怪獣が出ていない。夜勤がない人はこれで今日の任務は終了だ。コマンドディスプレイの前で、GUYSのメンバーはあと数分をそわそわしながら待っていた。夜勤のリュウだけは、少しつまらなさそうに将棋の定石の本なんか開いている。
「そういえばミライ君は明日から連休なんだっけ。どこかいくの?」
マリナがシフトを見て、聞いてきた。
「どうせまた山手線ぐるぐる回ってるんだろ」
リュウがちょっと意地悪な口調で、でも目線だけは優しく本に落としていった。
「そんな言い方ないでしょ。
で、どうするの?」
マリナが軽く睨みつけて、改めてミライの方を向く。
「はい。明日から光太郎さん・・・・総監と旅行に行くんです!」
ミライは楽しみで仕方がない、といった満面の笑みで答えた。奥の席でサコミズがコーヒーを吹き出す。
「そ、総監と?!」
ジョージやリュウも目を見開いてミライを見る。
「えー、いいですねえ。どこに行くんですか?」
「あんまり遠くには行けないですよね」
テッペイの言葉に、リュウはうんうんと頷きながらミライに詰め寄るように、椅子を傾ける。
「総監のお知り合いの方が、ミンシュクというのをやっているそうなので、そこにお泊りにいこうって、おっしゃってました」
「民宿・・・・そう・・・・ミライ、メモリーディスプレイは絶対に持って行くんだよ」
サコミズがコーヒーカップを持ったままミライの側に近づく。
「はい。制服も持ってくるようにって言われました」
「制服?! 休暇なのにか?」
ジョージは自分のジャケットの襟を引っ張る。
「はい。何時、どんな時でも事件が起きるかわからないからって」
サコミズは東光太郎の有給時における事件遭遇率を頭の中から引っ張り出して、深い深いため息をついた。
「そう・・・・」
「隊長、どうしたんですか? あとちょっとで定時ですよ?」
「うん、ありがとうコノミ・・・・」
ポーンと可愛いチャイムが鳴り、卓上時計がPM5時を告げる。
「それじゃ皆さん、お疲れ様でした!」
ミライは席を立って膝まで届くようなお辞儀をすると、ワクワクを押さえきれないようにディレクションルームを飛びだしていく。
「・・・・大丈夫かな・・・・」
「・・・・わからねぇ・・・・」
「心配だ・・・・」
ジョージとリュウ、サコミズは串団子のように一緒に首を傾げた。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

戻ってこない

どうやらログは戻ってこないようです・・・orz
うわー! マジで腹がたつんですけどーーー?!

とりあえず、拍手は復旧しました。ご心配いただいた方々、ありがとうございます。
いつも暗記するぐらい読んでます。でも忘れちゃうこともあるから、ログはこまめにとっておきますね。
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テーマ:今日のつぶやき - ジャンル:日記

ただいま授業中!

「ひっく・・・・ひっく・・・・うう・・・・」
「泣くなよ、メビ」
「だって、だって・・・・」
「あーもー! でけぇ図体でベソかくな! うっとおしい!!」
マックスは体育座りでべそをかいているメビウスのお尻を蹴っ飛ばした。
「うう、酷いよぅ、マックス・・・・」
蚊に刺されたほどにも感じないはずだが、メビウスの心はぐっさりと傷ついた。
「今、ゼノンが80先生呼びに行ったから、大人しくしてろ!」
メビウスの足元で、豆粒みたいに小さいマックスが怒鳴る。
「うう・・・こんなんじゃ、明日のミクロ化の授業だって、できないよ・・・・絶対に踏まれてぺちゃんこになっちゃうよ!」
巨大化したまま元に戻れなくなっていたメビウスは、再び膝に頭をうずめて泣きだした。
初めての巨大化の授業だから、他にも元のサイズに戻れなくなってやつだっているのだが、今メビウスの目の前にいるのは、巨大化した上に、更に巨大化までしてみせたマックスである。
落ち込むなという方が無理だった。
「メビ、実はな、明日のミクロ化の授業。タロウ教官が来るらしいぞ」
「ええ?!」
メビウスは慌てて眼を擦ると、すっくと立った。
「うわー! 元に戻る練習しないと! 
集中、集中!」
精神集中にウンウンうなり始めたメビウスを見て、マックスは軽く肩をすくめた。


翌日
レオ「今日は80先生が出張で代わりにタロウ教官が来る予定だったが、こちらも急に任務が入ったので、俺が担当することになった」
メビウス「うそおおお?!」
マックス「落ち込むな。次があるって」
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00-10

「・・・・ですので、こちらとしては航路の確保に苦労しましてね」
「そうですか。指名手配犯がいれば、こちらも動けるので、よろしければ情報をまわしていただけますか?」
会議場を出たロビーでは、それぞれの惑星の代表が休憩を兼ねて雑談をしている。ゾフィーもたまたま隣に座った惑星の軍司令官と雑談がてら情報収集をしていた。
「ええ、頼みますよ」
司令官はゾフィーの後ろに控えるシメオンの胸に釘付けになりながら返事をした。シメオンは当然とばかりにニッコリと微笑んで両腕できゅっと胸を寄せた。
「お待ちしておりますわ」
ゾフィーは相手の反応に満足そうに頷くと、ふと視線を遠くに移す。廊下の向こうから、ディナとルベンの姿が見えた。
「失礼」
ゾフィーは軽く一礼をすると、シメオンを連れて二人のもとに歩いて行く。
「君が一緒だと話が早くなって助かるな」
「あら、そうでもありませんわよ。例えば・・・・あそこのツェラルトの将軍様☆ あの方実はオカマなんです。私が行ったら、凄い目で睨んできますわよ☆」
「それならイサカルにでも交代するか。それとも、戻ってきたルベンかな」
「イサカル様がお気の毒ですのでルベンにしておいてくださいな☆」
二人でこそこそと話しながら、任務を終えて帰ってきた二人の元に行く。ディナが律儀に、ルベンが面倒臭そうに敬礼して、すぐに手元に視線を落とす。
「お疲れ様。随分早かったな」
「情報が正確だったので。それに、ルベンも手伝ってくれました」
「そうかそうか」
ゾフィーはなんとはなしにディナの頭を撫でた。
(あらま☆)
ディナが微かに照れたように俯く。
「それで、アハツェンの方はどうなった?」
「お、おそらく三日以内には連邦に加盟する旨を伝えてくるはずです」
「早くて結構だ。我々もタダで働いているわけではないからな」
宇宙警備隊の給料は、銀河連邦政府から支払われている。加盟している国がそれぞれのGNPに合わせて納めている献金が主な財源だ。
「まあ、あの大統領なら任期中は問題ないでしょう。何しろ『ディナ様』でしたから」
ルベンが下の方から笑っている声を出すと、ディナは少し嫌そうな顔をした。
「それは頼もしいな。
おっと、もう休憩時間が終わりだ。ルベン、シメオンと交代だ」
「はい」
ルベンが本を持ったまま立ち上がる。会議中は動かなくいいので楽だ。
「それじゃ、私たちは休憩といきましょうか」
シメオンは悪戯っぽく笑うと、ディナの腕を取った。
「そ、そうね・・・・・」
ゾフィーは二人に軽く手を振って、会議場の中に再び入っていった。
               
                      
                    おしまい
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拍手、ありがとうございます

試しに自分でコメント投稿してみたら、今日の分は見れた。

昨日の分まで返せーーー!! コンチクショー!!

ブログ怖いな~。こまめにバックアップとらないといけないですね。


データファイル、レオの表紙に惹かれてみたら、兄さんがトップにいました。うっとり~~vv

それにしてもマントの初代さんとセブンは格好良いなー。ゾフィーファンとしてはセブンは鬼門なのに、くそう、惚れてしまいそうだぜ(苦笑)
エース、タロウ、ジャックさんは初めてのマントですね。三人とも似合うぞ!
兄さんのマント、あれまさに脱ぎ払って今にも戦いそうですね。かっけー! 早く兄さんの格好良い殺陣が見たいです。
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拍手がおかしい

いきなり7月分の拍手コメントが全部消えている・・・・orz

せっかくいただいたコメントが・・・・。
試しに去年いただいたものをいくつかコピーして保存かけて削除してみたのですが、治らない。
なんだこりゃ?! どういうこと、FC2!!

他のFC2使ってる方も、ふっとんだと泣いているのをみたので、拍手サーバがいかれたのか・・・・。


明日には治るのかなあ・・・・。
昨日いただいたコメントには、まだお礼していないのに・・・・。


もし、拍手コメントいただけるのでしたら、しばらくの間は、普通のコメントか、メールフォームでお願いします。

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00-9

惑星アハツェンの大統領公邸。深夜、大統領の寝室のドアが、正確にはドアの設置されている壁も丸ごとが、吹き飛んだ。
「な、なんだ?! どうしたというのだっ?!」
ベッドから転がり落ちた大統領は、暗がりの中、静かに歩いていくる銀と青の女性の姿を見た。
「う、宇宙警備隊の・・・・・どういうことだ?! いきなり攻撃をしてくるとは! 海賊退治はどうした!」
「終了したので報告に来ました」
「だったらもっと静かに来ないか!」
静かに。
彼は何かに気づいた。
周囲はとても静かだった。
爆発音がしたのにサイレンの音もしない、SPも、公邸で働く使用人も、誰もこない。非常灯もつかない。ただ、目の前の女性の体を、遠くの街明かりが微かに照らすぐらいだ。
「ま、まさか・・・・」
「ご心配なく。夜は眠るものです」
ルベンが買ってきた本を片手に、催涙ガスを流し、停電させ、たぶん何処かで本の続きを読んでいる。
「アハツェンにあの海賊たちを呼び寄せたのは、あなたですね」
ディナはルベンの調べてきた事実をつきつける。
「な、何を言う! 我々はあの海賊たちにさんざん・・・・」
「おもに被害にあっていたのは、あなたの政敵と、そこに援助する企業。
それと大陸間の民族紛争も、彼らに煽らせるように指示をしていましたね?」
ディナが大統領にゆっくりと近づく。書きもの用の小さなテーブルに腿が当たり、ディナはそれを蹴とばし、踏み砕いた。
「ひっ!」
大統領が小さな悲鳴をあげてベッドの足にしがみつく。
「そして邪魔になった彼らを、我々に始末するように依頼してきた。そんなところでしょうか」
暗闇の中、無表情な銀色の仮面が睥睨している。すっと、銀色の右手が伸びた。
「連邦に加盟していない惑星に関しては、宇宙警備隊が全面的にトラブルに関する権限を持ちます。
また、そのトラブルに人の生死がかかわるような場合、殺傷権も与えられていますが・・・・どうしますか?」
「ひーーーー! お、お許しください! 惑星統一のために、し、仕方なかったのです!」
「ほう、統一」
「か、各部族の長との話し合いがやっと進んで、これで私は、アハツェンの歴史に名を残したことになる! そ、それだけが・・・・」
「大した望みでもないようですが」
とん、と額に指が当たった。
「も、申し訳ありません! この通り! なんでも致します! し、従います! ディナ様!」
「なんでも」
「は、はい! させていただきます! ですからこの通り!」
指が離れる。
「赦すかどうかは後で採決をいただきましょう。しかし、私の言うことには従ってください」
「ひいぃぃ・・・・ああ・・・・・・」
慄く大統領に向け、ディナは無慈悲に言い放った。
「すぐに銀河連邦に加盟してください」

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拍手、ありがとうございます!

昨日の戦闘に緊迫感がなかったので、ちょっとつけたしました。

いつもパチパチ、ありがとうございます!

4コマさん>はい、ディナは秘書室に来る前は、アウラ並みに最前線で戦っておりましたので、かなーり強いです。大概の悪人は名前だけで逃げていきます。しかし基本的にペース配分せずに、しょっぱなから光線を使ってしまうので、実はエネルギー効率の悪い戦い方しております。

報告さん>兄さんとセイジ&セイイチ兄弟のボケとツッコミは、これから書いていきたいところだったので、七夕でちょろっと書いてみました。他の人は夕子と星司とかやっているなか、異色ですみません。
昔取った杵柄でディナ、戦場へ再び。伝説はまだ残っていました。

真理様>ガトリング系っていうのは最初から決めていたんですよー。左右同時発射も。あまりオリトラを強くしすぎてもアレかなーと思っていたので、普段は戦闘をしない秘書ポジションにしたのが実情で。今回やっと戦闘を書けて満足です。

yamiさん>たまにはちょろっとだけ色っぽいシーンを。考えれば考えるほど、女性度低いな、私の話。コイバナとか、なんですかそれおいしいの? ぐらいの勢いで遠いんですが! ちょっぴり、ちょっぴりだけディナと兄さんでコイバナっぽいのをそこはかとなく、うっすらと入れていいですか。

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00-8

ディナに向かって振り下ろされた大剣。長さは彼女と同じ、横幅も変わらない。それが至近距離にまで迫っていた。ディナは光線を撃ち続けたまま微動だにしない。
「とった!」
レッドスネークは先の割れた舌を出して笑った。頭上10センチ、そこでディナは光線を止めた。5センチで片足を引く。
    
             ドゴッ!!

派手な音を立てて大剣が舗装された鉄の床に食い込む。レッドスネークが目を剥いた。三分の一程が埋まってしまっている。
ディナは引いた足を軸にして、床に突き刺さった大剣を握りしめているレッドスネークの背中に回し蹴りを叩きこむ。
「ぐはっ!」
レッドスネークは辛うじて柄に捕まり蹈鞴を踏む。ディナはその踏み止まった首筋に手刀を降ろした。男の体が突き刺さったままの大剣に向かって突き飛ばされた。
「ぐああっ!」
血飛沫が飛ぶ。ディナはもう相手を見ず、再び格納庫に向けてデトネイト光線を発射する。天井から梁が落ち、爆発が更に広がる。荒くれ者の海賊たちが逃げ惑う。
カラータイマーが鳴った。
「待ってたぜぇ」
ぬるり、と足首に赤い蛇が絡みつく。
「?!」
蛇はそのままスルスルとディナの体をよじ登った。なめくじの這った跡のように、赤い血がテラテラとディナの肌を汚していく。ディナの肌に鳥肌が立ったが、悲鳴は喉の下で殺した。蛇は一巻き分上る度に、太く長く成長していく。赤い鎌首を持ち上げ、ディナの顔の真横で舌を伸ばした。
「てめーらは、意外と体力持たねーんだよ。え? お高く止まったお嬢ちゃんよう」
「は、離れなさい!」
片腕と身体に同時に巻きつかれ、ディナは唯一自由になる手で蛇の首を押しのけようとする。
「どうしてくれようか、ああ? このまま全身の骨を折ってやるか? それとも数本残して生かしておくか。女だったらウルトラ兄弟辺りが釣れるか? っけけけ・・・・・面白そうだな」
「・・・・・誰を釣るつもりですか」
ディナの眼光が鋭くなった。押しのける指先に力が入り、レッドスネークがその威力に一瞬気圧される。
「はっ・・・・誰か知り合いでもいるってか。どうせならゾフィーあたりでも・・・・」
「それはこちらで阻止させていただきます」
ストンと、軽い音がして、赤い蛇の背中が垂直に切り開かれる。切っ先が地面にふれる前に素早く抜いてた刀の刀身に、爆炎が映っていた。
「だ・・・・れ・・・・」
鱗の赤だか血の赤だかわからない。炎の赤かもしれないものにまみれ、レッドスネークが割れた背中を開いて、左右に落ちた。
「ルベン・・・・」
ディナは腕についた血をごしごしと擦った。
「隊長の護衛ですから」
トンと刀の背を肩に乗せ、ルベンはひょうひょうとそれだけ言った。

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00-7

「ふん、警備隊だから多少は腕が立つようだが、所詮女一人だ! やっちまえ!」
「ま、待て!」
サブリーダーが叫んだ時、すでに部下たちは十人ほどディナに向かって飛びかかっていた。ディナはそれを避けもせず、細い指先を付きつけるように、真っ直ぐ腕を伸ばした。
小さな光弾がガトリング砲のように無数に発射される。
「ぎゃあ!」
「ぐわああ!」
いきなり放たれた光線に、海賊たちはなす術もなく倒れていく。貫通した光は格納庫の壁に、宇宙船に当たり、次々と爆発を起こしていった。
「やっぱりブルーデストロイヤーだ! くそう、最近、聞かなかったのに・・・・!」
ディナは光線を撃ち続けたまま、ゆっくりと歩いてくる。
「ぶ、ブルーデストロイヤー?! あれが?!」
「そうだ! 早く頭に伝えろ!」
「やられっぱなしでいられるか!」
頭に血を上らせた数人が、迂回してディナの背後に回る。
「とった!」
振りかぶった武器が迫った瞬間、ディナは左手をあげた。その指先からもまた光弾が放たれ、たちまち海賊たちは蜂の巣になった。
「ブルーデストロイヤーが来ているだと?!」
奥から自身と同じぐらいの大剣を担いで出てきた海賊の頭は、無言で光線を撃ち続けるディナを見て、一瞬息を飲んだ。
「・・・・おまえらは逃げたければ逃げろ。ここでこの女の首の一つもとれば俺の名前に箔がつく!」
レッドスネークはチロリと紫色の舌を出すと、光弾の嵐を滑らかに掻い潜ってディナの頭上に迫った。

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短冊に

「セイジ、これは何に使うのだ?」
夕方、セイジに頼まれて双子池のほとりから笹をとってきたトシオは、物干し台にくくりつけながら年下の友人に尋ねた。
「七夕だよ」
「タナバタ?」
「えーとね、好きなのに離れ離れになっちゃった織姫と彦星が、一年に一度、天の川のほとりで逢えるっていう昔話があるんだ」
「なるほど。好きなのに離れてしまうとは辛いな」
「それで、その逢える日っていうのが今日。で、七夕のお祝をするんだ。
あ、織姫と彦星って、お星様なんだよ。ちょっと待って」
現代っ子にしては視力の良いセイジは、今日、理科の時間に教わった通りに天の川を探した。
「あった! あれだよ! それで、あっちが織姫のベガで、こっちが彦星のアルタイル」
「セイジ、あの恒星はもともと離れているものだ。重力関係で引き離されたという距離では・・・・・」
「だああ! そういうサンタさんを否定するようなこと言うな!!」
笹の端っこを持って怒るセイジに
「す、すまない」
トシオは素直に謝った。長身でちょこっと頭を下げる姿に、セイジは溜飲を下げたのか、肩を軽く竦める。
「そんで、二人は無事に逢えて嬉しいから、他の人の願い事も叶えましょうっていうのが、コレ」
さっき飾った短冊を指差す。「もっと背が伸びますように」とか「新しいゲームを買ってもらえますように」とか書いてある。
「それは親切な人達だな」
「そうだよ。だからトシオ兄ちゃんも願い事書きなよ」
セイジは余った短冊とサインペンを差し出した。
「それじゃあ、宇宙平和かな」
トシオはまだ火の入っていないバーベキュー台の隅でちょこちょこと字を書く。セイジの知らない、英語とかそういうのでもない字があった。
セイジの短冊の隣に吊るす腕に、背延びして手を伸ばす。
「ゾフィー、平和になったら帰っちゃう?」
ゾフィーはそっとセイジに手を取ると、微笑んで頭を撫でた。
「そうしたら休暇で来よう。それが一番の平和だ」
「・・・・うん!」
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00-6

コツコツとヒールの音が響く。
「こちらの責任者の方はいますか?」
女性の問いかけに、ならず者どもは一瞬耳を疑い、続いて爆笑した。
「おいおい、どこのお役所だ、ねえちゃん!」
「ならば確認します。宇宙海賊レッドスネークのアジトはこちらでよろしいですね?」
ピンと空気が一瞬で張り詰める。
「わかってて来たか、このアマが」
「銀河連邦政府から逮捕状が出ています。大人しく投降してください」
「すると思うか?!」
血気盛んな一人が真横からディナに突っ込んでいく。ディナは足を水平に上げると、振りかぶった腕の間を縫って、真っ直ぐ星人の頭を蹴り飛ばした。武器を落とし、顔面から血を流して悶絶する。
「これは善意の提案です。レッドスネークに関する逮捕権は宇宙警備隊に譲渡されました。従わない場合、強制的な処置を取ります」
「宇宙警備隊か!」
その場にいた中ではリーダーらしきものが声をあげる。顎をしゃくると伝令が奥の方に引っ込んでいく。
「この場にいるものは全員、すみやかに武装を解き、壁際に整列してください」
「やれ! しょせん女一人だ!」
「いや、ちょっと待て! こいつは・・・・!」
制止の声は間に合わず、同時に5人が飛びかかる。ディナは上空に飛びあがると、空中で前転した。回転する間に、両足をそろえて敵の頭を蹴り飛ばす。蹴られた敵は、一人間を抜かして二人隣にいる相手にぶつかる。着地したディナはそのままハイキックで一人潰すと、もう一度ジャンプした。標的を見失ってオタオタする星人達の上を取ると体を横に捻る。真下にいる敵を肘で撃ち、同時に水平位置にいる敵を両足で蹴とばす。
ディナは沈めた5人を後ろに、サブリーダー格らしき者に向かって顔をあげる。
「警告を無視したため、銀河連邦憲章第42条、及び警備隊条第3条に基づき、殺傷権を行使します」

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拍手、ありがとうございます

ヘロヘロの私に、ありがたいお言葉、ありがとうございます!

4コマさん>どうもこういう設定ばかり考えついてしまうんですよねー。地形とかだとそれを利用した戦闘とかも一緒にできるし。ガワの話が好きなのは、宇宙を簡単に考えられるからかなと、とも思います。
そしてありがたいお言葉もありがとうございます。医者からもらった薬は飲みほしたのですが、どうも熱が下がった気がしません。また行くのかと思うと憂鬱。リライブ光線かけてください、タロウ教官ーーーー!!

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00-5

ディナは空を飛びながら大統領が調査したという、海賊のアジトを探していた。
候補地は惑星の中で一番広い大陸のど真ん中に位置している渓谷で、全長は100㎞にも及ぶ。もともと危険な地形なので、国定公園にした後、立ち入りを禁止している。そこで飛行物体が数回、定点カメラに観測されているという。
ディナは高度を落として谷間に入った。少しスピードを押さえながら岩壁を透視する。下では地下水脈が地上に顔を出していて、かなりの量の水が流れていた。
「もう少し広い場所でなければ、大型宇宙船の出入りができませんね・・・・・」
突き出た岩壁を潜り、更に先に進む。やがて眼下の川が岩棚に潜るような場所が見えてきた。かなり大きな岩棚で、中型の宇宙船ぐらいならば容易に着陸できる。試しに透視をしてみるが、シャッターに阻まれたように中身が見えない。
「情報は正確なようでしたね」
ディナは岩棚の上に着地すると、周囲を見渡した。カモフラージュされた監視カメラらしきものを3台程発見する。
「よろしい」
一つうなづくと、正面の岩壁に向かって真っすぐ右手を突き出した。ゾフィーのように左手を添えることもしない。ただ無造作に突き出すだけだ。手首の周りに光のリングが発生する。そして。

               ドン!!

岩壁に100メートル程の穴が開いた。水音を土砂の落ちる音が遮り、暗闇を砂煙が灰色に汚す。警報音と赤いエマージェンシーランプの点灯するなか、ディナは壊れた岩を更に踏み砕いて、ゆっくりと中へと歩みを進めた。
奥からレーザーが飛んでくる。
「はっ!」
それを横に飛んでかわす。壁面から機銃が顔を出す。ディナが揃えた指先を軽く扇型に動かすと、その軌跡に沿って光のブーメランが形成される。
「たあっ!」
ブーメランを投げつける。弾丸は表面に弾かれ、機銃が次々と破壊されていく。停泊している宇宙船の陰から、セキュリティ用のロボットがふわふわと浮きながらやってくる。ディナは軽く跳躍すると、次々と蹴り壊していった。
「何者だ!」
オートセキュリティシステムが沈黙する頃、どやどやと武装した星人達が姿を現した。
硝煙の立ち込めるなか、カラータイマーの青と銀色の瞳が浮かび上がる。銀と青の体を、赤いセキュリティランプが映し出した。

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00-4

二人は大統領府から出ると、夜の街を歩きだす。行政区は人気がなく、街灯が寂しく道路を照らしだしている。
「なんというか、タダで動かせるから頼ってるって感じでしたね」
「ええ。しかし、我々が無償で動くのは、あくまで地球のような対処能力の低い星を守るため。アハツェンは自軍もロクに動かしていないようです」
「自虐ネタで笑ってましたけど、お金がなくて装備整えられないのは本当らしいですよ」
ディナは名刺ほどの大きさのプレートを取り出してみせた。
「キルシュとペシェに大急ぎで大統領の噂を集めさせました。ルベン、どれか該当しそうなものの証拠を掴んできてください」
「ええ?! 今すぐ? これから?」
「もちろんです」
「ディナさんはどうするんです?」
「私は先方の調査したという海賊のアジトに行ってみます」
「今から?」
「もちろんです」
「今、夜ですよ? 海賊だって寝てますよ! 本屋だって閉まってますよ!」
「ルベン」
ディナは足を止めるとルベンに向き直った。
「夜討ち朝駆けは戦術の基本ですよ」
「不意打ち専門の忍者の私が言うのもなんですが、卑怯じゃないですか?」
「卑怯? そんな言葉は、ここの大統領にでも聞かせてあげましょう」
ふわりとディナの体が宙に浮かぶ。
「ルベン、タイムリミットは私が戻ってくるまでです。それまでに完了していれば、一日分の自由時間を確保してあげましょう」
「わかりました」
ルベンの返事を聞くと、ディナはそれきり振り返りもせずに飛び立った。
「さて、それじゃ私も動きますか」
頭を一つ掻いて、ルベンの姿が闇に溶けた。

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00-3

ディナとルベンは惑星アハツェンの大統領府に来ていた。アハツェンは巨大な恒星の周りを廻っている25もの惑星のうちの内側から18番目の惑星だ。この恒星系は5つの人が住める惑星を有している。うち4つは銀河連邦に属しているが、アハツェンだけはまだ加盟していなかった。
大統領の仕事が終わってからということで、深夜に裏口から入った二人は、秘密の応接室に通される。
大統領府としては、他の惑星とあまり変わらない構造をしている建物をしているなと、ルベンは思った。できれば建物の構造は惑星ごとに特徴が出ていた方が面白いのだが。
「やあ、お待たせしました。遅れてしまって申し訳ない」
SPを引き連れ、大統領が姿を現す。二人は席を立って敬礼をした。
「いいえ。お忙しいところをお邪魔して、こちらのほうこそ申し訳ありません」
大統領が気さくな感じで二人に椅子を勧める。着席するとディナはゾフィーから渡された委任状を見せた。
「おお、ゾフィー隊長が自ら・・・・いや、ありがたいことですな」
大統領は委任状をちらりと眺めると、ディナの体をまじまじと見た。
「何か?」
「いえ、お気に触ったら申し訳ない。ウルトラ族は、そちらのような赤と銀色だけの種族かと思っていたので」
「少数派ですから。
失礼ですが、そちらから宇宙海賊のご依頼をいただいたのは、これで3度目だそうですね? なぜ連邦に加盟して、宇宙軍を常駐させないのです?」
「ご存じかもしれませんが、我らが星は、まだ大陸ごとに派閥がありましてな。宇宙港を開くのでさえ反対されているありさまなのです。いや、惑星国家としてお恥ずかしい限りで」
大陸ごと、部族ごとに独立して国家を名乗っているところなどいくらでもある。ディナだって1000ぐらいは暗唱できる。まあ、とりあえずは黙っておいた。
「そうですか」
「しかし、そうなると実際に惑星ごと侵略してしまうような宇宙海賊には、派閥ごとのやり方では間に合わないのです。そこで宇宙警備隊にお願いしたく・・・・」
「わかりました。現在わかっている状況と敵の戦力について教えてください」

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