もしも小話

アニメや特撮等、筆者の見たものの「もしも~」的な話を載せたりするブログです。無断転載禁止。

ラジオ局にて12

「いいえ、それは明日人さんの記憶違いです」
「記憶違いなのは君の方だろう! ちゃんとコンサートの間は付き添っていて、終わったら楽屋に連れてきたじゃないか!!」
「楽屋に?」
ゲンは明日人の言葉に首を捻った。
「誰が来たんだ?」
「タクヤ君達だよ!」
ミリーの方を向きながら言い捨てて、それからゲンの方を見る。
「兄さんだって会っただろう? 『俺はアメーバか?!』って笑ったじゃないか!」
「いいや」
ゲンは静かに首を振った。
「あの日、楽屋に来たのはミライ達GUYSのメンバーと、兄さん達だけだ。他には誰もきていない」
明日人の表情が凍りつく。
「な・に、何、言ってるの・・・・?
おかしいよ! 兄さん、あの子達の頭撫でたじゃない!  一緒に話したじゃない!」
「俺はあの時、誰の頭も撫でていないぞ。ミリーも裏方を手伝っていて、誰かの付添はしていない。
どうしたんだ? 疲れているのか?」
ゲンは明日人の肩に手を伸ばしたが、明日人はそれを振り払った。
「いい! なんだよ、二人してそんなこと言って!
俺のこと退け者にして楽しいの?!」
「アストラ!!」
レオが一喝する。
明日人は一瞬体を竦ませると、そのまま二人を突き飛ばすようにして部屋を出て行った。
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

時系列

MAKING PRESENT
00
MAKING MY BODY
Man in the Mirror
セカンドコンタクト
ケーキ
臨時講師
変身!
コーヒー
アフターケア
チェシャキャット
キサス キサス キサス
プリンセス ランサム
FLYING TROUBLE



上の方が時系列的に昔で、下に行くほど最近の事件です。
自分が時系列忘れそうなので。
                   

テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

セカンドコンタクト6

ひょこひょこひょこっとメビウス達は、廊下の壁から顔を出した。見ている先は、タロウの教官室のドアだ。
「い、いるかな・・・・?」
「もう放課後だから、おそらく・・・・・」
「でも最上級生の時間割知ってるか? 俺達の1.5倍ぐらいあるんだぜ?」
「じゃあ、まだ戻ってきてないかも・・・・」
俯くメビウスを、マックスが廊下の外に押し出した。
「ちょ、ちょっとマックス!」
「おまえが『おいで』って言われたんだから、おまえが確かめてこい!」
「そんな! マックス達だってタロウ教官に会いたがってたのに、ずるいよ!」
「頼んだぞ、メビウス」
「一緒に行こうってば!」
メビウスは隠れる二人の腕を必死に引っ張る。
「何をやっているんだ?」
「ひえっ?!」
慌てたメビウスが二人の腕を離す。おそるおそる振り返ると、レッド族ながらもお中に特異なマークを持った人物が、子供達を少し微笑ましそうに見下ろしていた。
「あ、あのっ・・・その・・・別に・・・・」
「まだ新入生だな? ここは君達を教えている教官のいる棟じゃないぞ。基礎学年だったら80先生のところに行くといい」
(この人、レオ師範だ・・・・)
見上げて、大人しく頭を下げる間に思い出す。
(この前、会ったんだけどな・・・・・)
本来の先生の代理で、僅か1時間程度、大勢の同級生と一緒に遊んでもらっただけでは、個別に認識などできていないだろうが。
「で、でも!」
マックスが食い下がった。
「タロウ教官が、わからないことがあったら聞きに来ていいって・・・・・」
(マックス、それ言われたの僕!)
「なるほど」
レオが驚いた表情をする。こう言ってはなんだか、少しひょうきんな感じに見えた。
(ウルトラ兄弟ってヤツか、なるほどな)
先日、道場で少し鬼ごっこをして遊んでやった記憶がよみがえる。
「どれ、俺もタロウ兄さんに用があって来たんだ。一緒に入るか」
警戒していたメビウス達は、わっ! と表情を輝かせた。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

ラジオ局にて11

明日人は顔をあげてミリーを見た。
「ミリー、冗談はいいけど、それはちょっと悪質だよ」
「私は冗談など言っていませんが」
ミリーは明日人の言葉に、少しむっとした表情になる。
「この間、招待のメールとチケット送っただろう?
原島拓矢と時村和樹、須賀沼大の、誰かに」
「私が先日のコンサートチケットを送ったのは、ミライさんを含めたGUYSメンバーのみです」
「違う! 小学生にも送ったよ!」
明日人はソファから起き上がり、声を荒げた。
「思い違いではないですか?」
「違うってば! ラジオ局からアドレスを教えてもらっただろう? メールに残ってるはずだ!」
「いいえ」
ミリーは明日人の睨みにもひるまず、真っ直ぐ見返す。ただし視線に苛立ちは混じっている。
「ミリー! どうして嘘をつくんだよ!」
「私は嘘などついていません!」
「どうした? 騒がしいな」
ゲンが騒ぎを聞いて室内に入ってきた。
「兄さん!」
「社長・・・・」
「何があった?」
「ミリーが嘘をついたんだ!」

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

拍手、ありがとうございます!

拍手回数が1000超えましたーー! 本当にありがとうございます! もうここのところ毎日嬉しくて仕方がありません!!

yamiさん>はい、お姫様だっこです。まあ、メビもまだ子供だから大丈夫でしょう。でもフェニックス一輝が乙女座のシャカに姫抱きにされるという絵も世の中にはありまして(笑) ウルトラでもあれば面白いのに~。
コンサートは、養成所と並行して進めていくので、ちょっとのろのろ気味です。ごめんなさい。

4コマさん>ちょっと不穏な空気になってきました。ただ、私の書く不穏な空気なんて、最後はアレなものです。
養成所は書いてて可愛い感じがして大好きなのです。ちょっとこっ恥ずかしい感じもする学校生活。憧れの先生がいたら、嬉しいですよね。



ダ・ガーンとガイアの話入れ替えてみたい・・・・・。むしろ根源的破滅招来体は、オーボスでいい。
ビオレッツェ書きたいーーー! でででも、ビオレッツェとかピンキーとか書いたら、戦隊っぽくならないかな。XIGのチームなら平気か。

ガイアが身動きの取れない間、2号メカ(違)のアグルが一人で頑張って地球を守る。ガイア復活直後、再び戦闘。ボロボロのガイアに、同じくボロボロのアグルがエネルギーを与えて、V2に! だがアグルは消えてしまう。
アグルの力を失った藤宮は、「何故守ってしまったんだ・・・」とか一人悩みながら彷徨う。
そして再びガイアがピンチの時、力を欲した藤宮は再びアグルの力を手に入れる!
こちらもV2になり、元に戻った我夢と再開した藤宮は「たまたま侵略してきた者がいただけだ」とかツンデレを言う。
・・・でもダ・ガーンXのブレストアースバスターがノアのノア・インフェルノと同じぐらいなんですが。ガイア実は弱いのか・・・。

入れ替わりにダ・ガーンでもガイアのエピソードを入れてもいいかもしれない。「宇宙怪獣大進撃!」だったらいけるかもしれない。
蛍が「彼らを返してあげて・・・・・」とか言って、ヤンチャーが「おまえの父上が悪いわけじゃない! でも、止められないのかよ?!」とか言って。
セブンチェンジャーとグレートダ・ガーンGXでコッヴ達をワームホールに返しに行ってあげたり。その間にランダーズが防衛軍の装備を破壊するとか。

いける・・・これはいけるかもしれない・・・・!
特にビオレッツェはイイ! 我夢にちょっと死ぬほどの自己犠牲させたい気がする。マグマの中に飛び込むとか。

テーマ:小さなしあわせ - ジャンル:日記

セカンドコンタクト5

メビウスはふらふらと酔っぱらったような足取りで寮に帰ってきた。
「おいおい、どうしたメビ?」
談話室でゼノン達と話をしていたマックスは、メビウスを見つけてすぐに駆け寄った。
「あれ・・・マックス・・・・・?」
メビウスはぼーっとした目をマックスに向ける。
「あれじゃねぇよ。どうしたんだ?」
「気分が悪いのか?」
ゼノンも席を立って二人の側に来た。二人の部屋はメビウスの両隣なので、お互い何かと面倒を見合っている。
「ううん・・・あのね・・・タロウ教官にね・・・・」
「お、タロウ教官に会ったのか?!」
「う、うん・・・・それで、抱っこしてもらっちゃった・・・・」
「「ええーーー?!」」
「どうした~?」
椅子に座っているクラスメイトが声をかける。
「な、なんでもない!」
「メビウスを部屋に送ってくる」
二人はメビウスを両脇から支えて、慌てて部屋へと戻る。
メビウスの部屋に入って鍵をかけると、メビウスはは今になって興奮してきたのか、一気にまくし立てた。
「すっごく格好良かったんだよ! 僕の足も光線で治してくれたんだ! それでね、それでね! 『わからないことがあったら部屋においで』って言ってくれて・・・・・格好良かったあ・・・・・」
まだ余韻に浸るメビウスの肩をマックスが掴んでガックンガックン揺さぶった。
「おいいぃぃぃ! マジかぁぁぁ!! それはぁぁぁ・・・・!!!」
「う、う、わ・・わ・・・う、うん・・・・」
「め、メビウス! そ、それは大変な、こと、だぞ!!」
ゼノンも目を回したメビウスの肩を更に掴んで揺さぶる。
「う、う・・・ん・・・・きゅぅ~・・・・・」
完全に倒れたメビウスを放って、マックスとゼノンは額を寄せた。
「お、俺達もタロウ教官のところに行っていいかな・・・・・?」
「だ、大丈夫だと、思うが・・・・・何か質問を考えないと・・・・」
「「教科書ーーー!!」」
二人は同時に叫ぶと、両隣の自分の部屋に駆け込んだ。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

ラジオ局にて10

「うーん・・・金と銀じゃないのがいいなぁ・・・・」
明日人は次のコンサートの演出を考えながら、ペンで紙の上を意味無くぐりぐり塗りつぶす。
「こう、いかにも冒険! って感じの・・・・」
資料がてら、ソファに寝そべってノートパソコンをいじる。
「このターザンとか、結構面白そうだけど・・・・あ! ピーターパンなんていいんじゃないか?」
空を飛んでも怪しまれないし。
更にマウスをいじってピーターパンの話と、いろいろな人が描いた挿絵を見ていると、それに連なって更に色々なアイディアが湧いてくる。
「でもどうせピーターパンなら、ウエンディが必要だよな。といっても、ミリーってわけにはいかないし・・・・飛ぶなら、俺と同じぐらいの身体能力とかあって、こう、息のあったアクション・・・あー、でもウエンディはアクションしないんだっけ」
ハラハラするような冒険の歌だ、どうせならアクションは入れたい。
「うーん、ウエンディはちょっと保留にするとして、アクション相手のフック船長を、兄さんにやってもらうかなぁ・・・・」
フック船長の服装を見ると、時々片足がないものがあった。
「あ・・・・」
ふっとアストラの脳裏に、海賊衣装を着た自分が浮かび上がる。木製の義足の代わりにこの鎖を見立てれば・・・・・。
「そしてウエンディをさらってくると・・・・おお~、なんか悪役楽しい?!」
しかしそれでは自分と同等のアクションをゲンに任せることになる。若いピーターパンが兄で、大人で髭をつけたフック船長が自分。
「・・・納得いかない! それ却下! それだったら・・・・それだったらレディをピーターパンにして、剣の勝負で・・・・」
勝ったらそのまま浚ってしまえ。悪役の特権で。
「ウエンディじゃないけど・・・・・。
って、そういや海賊衣装はNGなんだっけ?」
明日人はタクヤ達からもらったメールを探したが、見当たらない。あれは事務所のパソコンのメールに入っていたのをプリントアウトしたものだ。
「ミリー、ミリー!」
明日人は無精して、寝転がったままミリーを呼んだ。
「どうしました?」
「タクヤ君達からのメール、もう一回印刷してよ。なくしちゃったみたい」
「タクヤ君達・・・ですか?」
「そうだよ」
ミリーは頬に人差し指を当てると、首を傾げた。
「あなたがそれほど親しくしている人のリストに、その名前はありませんが」

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

セカンドコンタクト4

「はい。えっと、警備隊員になったら一人で惑星赴任することもあるんでしょう?
現地の治療が受けられないようなことがあっても、自己治癒力が高かったら大丈夫じゃないかなって・・・・」
タロウは頭を抱えた。
「いいかい? 自己治癒能力ってのは、無理に我慢してたって高くなるものじゃないんだ。
規則正しい生活をして、基礎体力を培って、そうやって高めていくものなんだ」
「ええ?!」
「それに、怪我や病気が酷い時は、一時帰還になる。事件が続行中の場合はちゃんとに代理の者が派遣される」
「でも、遠い惑星に行ったら・・・・」
「高学年になったら空間移動の訓練がある」
「そうなんですか?!」
「そうなんだよ!」
なんだか疲れた気分になり、タロウは溜息をついた。これは他にも思いつきのトンデモ修行をしてそうだ。
「いいかい? これからはそんな思いつき修行なんてしないで、わからないことがあったら僕のところへおいで」
「えっ! いいんですか? でも教官、お忙しいんじゃ・・・・」
『教官』と呼ばれて、タロウは自分の立場を思い出した。子供っぽいこの子に合わせて、ついつい
光太郎と合体していた頃に子供達を相手にしていたように接してしまったが、自分はここの筆頭教官なのだ。
「大丈夫。教官室の鍵は開けておくから、何時でも質問に来ていい」
生徒は花が綻ぶ様に表情を輝かせる。
「ありがとうございます!!
僕、メビウスっていいます!」
「メビウスか。地球では無限を表す言葉だ。君の可能性そのものだな」
タロウはメビウスの頭に手をやると、ぐるぐると回して遊ぶ。
「や、やめてください~~!」
「はは・・・・」
しばらくメビウスの目を回してやっていたタロウは、ふっと思い出した。
「しまった! 君の資料、廊下に放りっぱなしだ!」
「・・・教官って、結構あわてんぼうなんですね」
まだ揺れているメビウスをちょっと睨みつけて立ち上がる。
「今持ってきてあげるから」
「あ、大丈夫です。自分で・・・・」
「もう少しそこにいなさい」
有無を言わせぬ口調で言い置くと、保健室を出て行く。
(変な子だなあ。あんなんで訓練について行けるかな?)
残されたメビウスは、じわじわと頬を紅潮させていった。
(た、タロウ教官に逢っちゃった!!)

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

ラジオ局にて9

北斗の持ってきた差し入れを、皆で食べながら談笑していると、控え室を再度ノックする音がした。
「明日人さん、雑誌社の方がいらしゃる時間です」
「あれ、もうそんな時間か」
頬張っていたスコーンを夕子の入れてくれた紅茶で喉に流し込むと、明日人は慌ただしく席を立った。
「それじゃ、私達もお暇するとしよう」
ハヤタの言葉を皮切りに、ダン達も立ちあがる。
「君達もそろそろ帰った方がいいな。送って行こう」
郷がタクヤ達の側に寄ると、タクヤ達はまだ口をもぐもぐさせたまま首を横に振った。
「あ、迎えならちゃんとあるから平気です」
「です!」
「そうか。それじゃ、外まで送って行こう」
「今度はもっとゆっくりしていってください」
ゲンも立ち上がり、『兄』達に向かって微笑んだ。
「そんじゃ、今日はありがとさん!」
「こら、ありがとうございましただろ!」
カズキはタクヤの頭を押さえつけて、大人達に向かって下げさせた。
「また楽しい歌、歌ってくださいね」
ダイは優しげな笑みを浮かべて、明日人を見上げる。
「ああ。そうしたら、また来てくれよ」
「うん!」
明日人は手を差し出して、タクヤ、カズキ、ダイの三人と、固い握手を交わした。
「それじゃ僕も帰ります」
「ミライ君の方は俺が送っていくよ」
ミライと光太郎もゲンと明日人に手を振って、控え室を出て行った。



「迎えは何処に来ているんだ?」
「んーと」
「あ、あそこで待ってる!」
まだ混雑してるコンサートホール駐車場を、ポケットから取り出した双眼鏡で見渡したダイが指差す。 タクヤはすぐにダイの手から双眼鏡をもぎ取って見た。
「あ、本当だ」
次にカズキがタクヤから双眼鏡を引っさらう。
「いたいた!」
「どれだい?」
「あの金色の車だよ」
カズキは隣にいた北斗に双眼鏡を渡した。
「金色とはまた派手だな」
兄三人は少々反則かなと思いつつ、超能力を使って遠くで停車している車を見る。
ヒュ~と、郷が口笛えを吹いた。
「マクラーレンF1じゃないか!」
「マクラーレン?」
「世界最速の普通自動車です。ほぼハンドメイドで1億円でも赤字だと言われてます。今は2億かな?」
「そんな車に?!」
4人は目を丸くして、外見は下町の子供といった風情のお子達を見る。ミライだけは「お迎えが来ていて良かったね」と声をかけていた。
「そんじゃ、お兄さんたちもありがとさん!」
「どうもありがとうございました!」
「また会えるといいですね!」
お子達はウルトラマン達に手を振って、金色の車の方へと駆けだした。
残されたハヤタ達はその後ろ姿を見送ってから、歩道の方へと向きを変える。

そしてそれきり。
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

セカンドコンタクト3

タロウは生徒の膝裏と脇の下に手を入れて、軽々と体を抱え上げた。
「わっ・・・・・」
びっくりした生徒はタロウをまじまじと見て、それから顔を赤くした。
「あ、だ、大丈夫です! 一人で歩けます!」
「いいから。痛いのを無理に我慢していたって、治りが遅いだけだぞ」
「・・・はい・・・・・」
しょんぼりと項垂れた生徒を抱え、タロウは保健室へと向かった。
「すみませーん、急患でーす」
だが返事はない。そのまま中に入ってみたが、誰もいなかった。
タロウは仕方なく生徒を手近なベッドの上に座らせると、屈んで足首にリライブ光線を当てる。
「わあ、すごい・・・・」
痛みも腫れもあっという間に引いていく。生徒は感嘆の眼差しでタロウを見た。
「こんなものかな? でも、怪我をしてから時間が経っているから、完治はさせられない。
後でちゃんとメディカルセンターに行くんだぞ」
「はい、ありがとうございます!」
タロウは近くにあった椅子を引き寄せると、生徒の正面に座った。
「どうして治癒力を高めるなんて考えたんだ?」

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

見ないなあ

まだ公開中な所為か、超8兄弟のネタ系って全然見ないなあ。
VSゲスラ戦、初代さんのDVDを見て調整しないと。
ヒッポリトタールを見たら、兄さんが1秒ぐらいでカプセルに入ってしまったので涙目です。
くそう、エースの顔を撫でる描写は兄さんにやってもらいたかったのに!
映画といい、セブンの優遇が多すぎる! 納得イカーン!

テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

ラジオ局にて8

「あの底抜けに明るい曲かい?」
「ええ」
「あの曲、凄く良かったです!」
ミライが満面の笑みを明日人に向ける。
「何時も楽しそうに歌っていたけど、こんなに嬉しそうに歌う明日人さんは初めてみました!
それに、レオ兄さんも一緒に歌っていて・・・・・」
「レディ!」
あわわ・・・と明日人は慌ててミライの口を塞ぐ。周りにいるハヤタやダンも何かを喉に詰まらせたかのような表情をしていた。
そーっと後ろを振り返ると、三人の子供達は別のところに目をつけていた。
「『レディ』だって。さっきも言ってたよね。格好良いなあ」
「でも、ちょっとキザっぽくねえ?」
「アレだろ。格好つけたいお年頃ってヤツ」
「あのね、君たち・・・・」
明日人はミライの口から手を外すと肩を落とした。金色に染めた髪が、焦ったおかげで無駄に乱れてしまった。
「もう、オマセさんなんだから~☆ このこの~♪」
「「このこの~~♪」」
タクヤに合わせて、カズキとダイも肘で明日人をつつくようなジェスチャーをする。
「こら! 大人をからかうんじゃない!」
「え? 合ってるじゃないか。ほら、オマセさん♪」
光太郎は明日人の額を指でつつく。
「オマセさんってなんですか?」
ミライが光太郎を見上げる。
「明日人君みたいな人のことかな」
「やめてくださいよ、東さん」
明日人は光太郎の指を邪険に退けると、振り返ってお子達を軽く睨みつけた。
「うは、怒った!」
「おっかない!」
「にげろーー!」
「あ、こら!」
三人はバタバタと足音を立てて逃げ出すと、夕子と北斗の方へと逃げる。
「あらあら、ダメじゃないの」
夕子が笑って窘めると、北斗はしゃがんで紙袋からラッピングされた小袋を三つ取りだした。
「ははははは・・・よくやったぞ、坊主達。ほら、ご褒美だ」
「やった!」
「ありがとうございます!」
「ありがとう、お兄さん!」
最後の言葉に気を良くした北斗はもう三つお菓子を取り出した。
「もう、星司さんたら」
「そうですよ、北斗さん!」
剥れる明日人に、『兄』たちからもからかいの言葉が吹っかけられる。
「子供に遊ばれているうちが花だぞ」
「そうそう。見向きもされなくなったらオシマイだ」
「ファンは大事にしないとな!」
「やめてくださいよ!」
「どうした?」
明日人の声に、着替え終わったゲンが出てきた。そして目の前にいる面子に、目を丸くする。
「おまえがあんなに派手な恰好するとは思わなかったぞ」
茶目っ気たっぷりなダンの言葉に、ゲンは軽く頭を下げて、それから笑った。
「隊長・・・オレだってたまにはハメを外しますよ」

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

セカンドコンタクト2

タロウが授業の教材を探そうと資料室へと向かっていると、丁度その資料室から出てきた生徒がペコリと会釈をしてタロウとすれ違う。
(あれ?)
通り過ぎた微かな違和感に、タロウはすれ違った生徒を振り返る。注意して見なければわからないような、足の引きずり方。
「まだ治ってなかったのか?」
「え?」
いきなり声をかけられた生徒は、資料をバサバサと、よりにも寄って足の上に落とした。
「あいたっ!」
「だ、大丈夫か?!」
慌ててタロウは近づいて、しゃがみこんでしまった生徒を支えた。資料を足の上から退ける時に、軽く表面を触っただけだが、生徒は酷く辛そうなうめき声をあげた。
(まさか・・・・)
そっと足首の上に手を置くと、かなり熱かった。
「何の治療もしていないのか?!」
怒鳴るようなタロウの声に、生徒は一瞬肩を竦ませた。
「・・・・はい」
「どうして!」
「その、治癒力を高めるのにいいかなと思って・・・・」
上目遣いに恥ずかしそうに答えるその姿と、言われた言葉の内容に、一瞬タロウの頭の中はウニになった。
「・・・・何考えてるんだ、このバカーーーー!!」

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ラジオ局にて7

「明日人君、いる? 入るよ」
明日人が返事をするよりも早く、勝手にドアが開いた。
「東さん」
顔をあげた明日人は目を丸くする。
「よっ、中々良かったぞ」
続いて北斗が夕子と入ってきた。北斗の手には紙袋がある。更に後ろからぞろぞろと、郷にダン、ハヤタも入ってきた。
「は、ハヤタさん達まで?!」
「北斗さんのところに行ったら夕子さんが居たから、こりゃぁ何かあるなって思って、兄さん達にも教えちゃった」
光太郎は無駄に爽やかに、全く悪びれない笑顔でそういうと、更にドアの向こうから人影を呼びよせる。
「こんばんは、明日人さん!」
眩しく笑うミライが光太郎に手を引かれて入ってきた。
「レディ・・・・」
そのままドアがパタンと閉まる。
「GUYSの皆は? 一緒に招待したのに」
「ああ、置いてきちゃった。まあ今は水入らずもいいんじゃない?」
あっけらかんと言う光太郎にハヤタ達は苦笑して、明日人はずっこける。
「お久しぶりです、兄さん達」
ミライはハヤタ達の方を見るとお辞儀をする。
「兄さんって、随分歳が離れてるみたいだけど・・・・」
「アレだろ。大人の事情ってやつ」
「でも兄弟が多いっていいよね」
勝手に喋るお子達に郷や北斗が近づいた。
「君達は?」
「僕達、今日は明日人さんに招待されたんです」
「お邪魔してます」
「そうか」
「お前がそんなに子供好きだったとは知らなかったよ」
ダンがニヤニヤしながら明日人の方を見る。
「今日のカバー曲のことを教えてくれたんで、そのお礼に」
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

拍手、ありがとうございます!

報告さん>今回は二人で役割分担をしております。私の方はサラっとテンポ良く。

yamiさん>イサカルよりもゼブルンの方が良心のつもりで書いていたのですが、感染してしまいました。

4コマさん>今回はレオ兄さん、そんなに苦労しないですよ~。むしろ何時も通りに、弟が苦労します。

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セカンドコンタクト1

光の国にて、タロウは盛大に溜息をついた。
(あ~、ダルい。大体、僕には人に教えるなんて向いてないんだ。オマケに人に教えるなんてやったことないのに教官筆頭だとう?! どういう人事してるんだ?!)
養成所のグランウンドの側を、辞令を片手に時折足を引きずり、地団駄を踏み、とにかく時間をかけて歩いていく。
(エース兄さん辺りとでもエネルギーの交換して、任務代わってもらえないかな)
はぁ~と溜息をつき、離れて僅か数日しか経っていない蒼い惑星を想う。
グラウンドの真ん中では、訓練生達が受身の授業をしていた。受身といっても基礎の基礎だ。先日入ったばかりの新入生だろう。
授業終了のチャイムが聞こえ、「ありがとうございましたー!」と元気の良い声が聞こえる。
(僕も数十年前ぐらいは、ああして授業を受けていたっけ)
解散する訓練生達を眺めていると、一人足を引きずるようにしてい歩いている生徒がいる。
引きずるといっても、周りの者は気付いていないし、教えていた教官も注意を向けていない。離れてはいたが、多分タロウぐらいしか気付いていないのではないか。
(大丈夫かな?)
とは思ったものの、タロウはそれ以上生徒の姿を追わず、職員室へと向かった。
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ラジオ局にて6

「明日人さん、入りますよ」
ドアの向こうからミリーの声がした。
「どうぞ」
コンサートが終わった直後、まだ汗も引いていない、キンキラのままの明日人が返事をすると、ミリーが三人の子供達を連れて入ったきた。小柄で髪の長い少年と、ひょろりと背の高い痩せた少年と、その中間でちょっと太めな少年だった。
「ひょー! 本物だ!」
「ばっか、当たり前だろ!」
「あ、あの! こんばんは!」
子供たちの様子を見て、明日人とゲンは思わず噴き出した。
「「こんばんは」」
金色と銀色のユニゾンが室内に響く。見事なシンクロにミリーも思わず聞き入った。
「うわー、やっぱり分裂だよ! そっくりだ!」
「金は分裂しても銀にはならないぜ」
「そっくりさんか双子だよ。さっきタクヤ君、自分で言ってたじゃない」
こそこそと話すお子達の声を耳ざとく聞きつけたゲンは、「俺はアメーバか」と笑った。
「今日はありがとうございます」
子供達のうち、ちょっと太めの子(最初に挨拶をした子だ)がお礼を言うと、他の二人も「ありがとうございます」と頭を下げる。
「いいや、君たちのおかげで、良い唄に巡り合えたんだ。感謝しているのはこっちだよ」
明日人は席を立つと三人の前に立った。そのまますっと手を差し出す。
「タクヤです」と、小柄な少年が答えて小さな手を差し出す。が、寸前で一度引っ込め、慌てて自分の赤いジャケットで掌を拭うと、改めて明日人の手を握り返した。続いて背の高い少年が「カズキ」、太めの少年が「ダイ」と名乗った。
「良かった! 気に入ってもらえて」
「あれ、オイラ達のテーマソングなんだぜ」
「テーマソング?」
明日人は面白そうに笑って聞き返した。
「そ、オレ達こう見えても冒険者なんだ」
得意そうに言うお子達の姿に、子供特有のホラ話だろうと明日人とゲンは笑みを浮かべる。
「じゃあ俺は先に着替えてくるぞ」
ゲンは席を立つと、お子達の頭を順番に撫でて控え室の奥の着替えるスペースへと引っ込んだ。
「明日人さん、あの人は誰なんですか?」
「俺の兄だよ。双子のね。でもこれはナイショにしておいてくれ」
明日人は人差し指をそっと唇の上にあててウインクする。
「ゲーノー人ってそういうの大変だもんな」
お子達は腕を組んで何度も頷いた。
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

ラジオ局にて5

曲の出だしは、しんみりとしたピアノのメロディ。ステージは”月夜”。白いドレスを着た女性のピアニストが、切なく、優しく音楽を奏でる。月と女性が奏でてはいるが、それは慈しみをたっぷりと含んだ、父性愛だった。どこか不器用な大らかさは、夜中にこっそり男同士の話をする親子の姿。
それを朝焼けの煙が包み込み、朝陽が一気にステージを照らしだす。
光の中からステージに飛び降りたのは、ギターを持ち、全身金ピカの衣装に身を包んだ明日人だった。

    冒険が 始まる  ドキドキが 始まる!

今までの彼の歌のイメージを真逆に変える溌剌さに、会場が一気に沸き立った。
お子達もわっと顔を見合わせると、一緒になって歌いだす。
5秒しかない短い間奏に、天井に上っていたマンガみたいな太陽の絵から、もう一人が飛び出した。
銀色の衣装に身を包んだ、もう一人の明日人だ。
会場が驚く中、お子達もはしゃいで手を叩く。
「ひょーー!」
「流石にサプライズ効いてるぜ!」
「でも本当にやってくれたんだね! ゴルドランとシルバリオン!」
「あれ、そっくりさんか双子か賭けないか?」
「負けたらお前が払うんだぜ」
「じゃあやーめた」
現金なタクヤは、自分が払う可能性に気づくと、即効で賭けを辞めた。

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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

ラジオ局にて4

コンサート会場のドームの裏口に、派手な金色のスーパーカーが止まった。ガルウイングのドアが開き、中からはいかにも小学生な格好をした三人の子供達が降りてくる。
「サンキュー。ドランは何処かで待っててくれよ」
『だが、人が多いとは言え、大分暗くなっている。気をつけていくのだぞ』
「わかってるって」
「コンサートってどれぐらい時間かかるのかな?」
「3時間ぐらいじゃないか?」
「じゃ、それぐらいで戻ってくるから」
『心得た』
お子達は通用口にくると、得意そうに招待チケットを見せた。警備の人は一瞬胡散臭そうに三人を眺めまわしたが、すぐに中に連絡を取る。
やがて女性スタッフがやってきた。
「いらっしゃい。タクヤ君とカズキ君、それからダイ君ね?」
「はい!」
「お招き、ありがとうございます!」
「ようこそ! 明日人さんが待ってるわ。と言っても、今は本番直前だから、終わってからになるけど」
「全然!」
「こんなコンサート来たのって初めてだから、見れるだけで嬉しいです!」
素直な子供の言葉に、ミリーは機嫌良く彼らを特別席に案内した。
「ひょー! すっげえ人の数!」
「人の頭で前が見えないかと思ったけど、ちゃんと見えるな」
「こんなに良い席用意してもらっていいんですか?」
「いいのよ。どこのコンサートにも招待席ってあるものだし」
開演直前のブザーが鳴る。
「あら、いけない」
ミリーは三人に手を振ると、慌てて舞台裏へと走った。
「かっこいいお姉さんだなぁ・・・・」
やがて暗い舞台の中央に、スポットライトが当たった。



熱気の消えやらない舞台が暗転し、客席がわずかに明るんで、にぎやかなオーディエンスを照らし出す。
「…ここで十分の休憩をいただいて、第二部の開演となります」。
「は~・・・・凄かったなあ・・・・・」
「音が凄いね。ドキドキしちゃった」
「ん~・・・けどな」
カズキは重大な事に気づいて顎に手を当てた。
「どうだった?」
そこへ丁度、黒と銀のキャップの女性が三人分のジュースの缶を抱えて入ってきた
「ねえ、お姉さん。あの曲、いつ出てくるんですか?」
ミリーは、子どもたちに一つずつ缶を渡しながら微笑む。
「第二部の一番目。…思いっきり派手にやるって言ってたから、楽しみにしててね」
「派手だってさ」
カズキがニヤリと笑う。
「トーゼン!」
「やったね!」
お子達は缶ジュースで乾杯をした。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

ラジオ局にて3

事務所で打ち合わせに使う部屋で、明日人はソファーの上に寝そべって、衣装デザインを決めていた。
「うーん、どうしようかな~?」
そこへゲンが入ってくる。
「こら、なんだ。行儀の悪い」
「あ、兄さん。丁度良かった」
明日人は立ち上がって銀色の布と金色の布を取り出し、ゲンの肩に当てる。
「意外と銀色の方が似合うんだよね」
「なんだ?」
「いやね、次の衣装、思いっきり派手にしようと思ってさ」
明日人はメールをプリントアウトした紙をゲンに見せた。
『明日人さんへ。コンサートへのお招き、ありがとうございます。「僕らの冒険」を歌ってくれるので、とっても嬉しいです。歌ってくれる時は、全身金ピカか、銀ピカでお願いします。海賊衣装はダメです』
「なんだこりゃ」
「だから金と銀で模索してるのさ」
「『年改めの儀』の時だってこんな派手な格好しなかったぞ?」
懐かしい単語に一瞬明日人は目を細める。
「しょうがないじゃん、リクエスト入っちゃったんだしさ。
で、今イイこと思いついたんだけど」
「何をだ?」
悪戯っぽく笑う明日人に、ゲンは警戒の視線を送った。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

またもらっちゃいましたーーー!!

今度は報告さんから、文字のいただきものが!
ありがとうございます!!
一年やりつづけるって、こんなに祝ってもらえる程に凄いことなんだ・・・・。

本当に、ありがとうございます!!


「隊長ぉぉぉv 私たちからの」
「気持ちでぇぇすv」
「生産数限定のレアもの、しかもシリアルナンバー1ですから」
「秘書一同の気持ちです。大切に使って下さいね」

後日
「隊長がいませーん!!!」
「腕時計に仕込んだ発振器は!?」
「それが・・・」
某博士の証言 「全く、部下からの贈物を置き忘れるとは迂闊にも程がある」
「・・・」←100%故意だと思います、とは言えない。

「こんどスターマークに混ぜて仕込みましょうか。何、いっこぐらい数が増えても」
「むしろ本物ととりかえちゃったほうがいいと思いまーす」
「こうなったら、いっそカラータイマーと」
「死ぬ死ぬ」
「下手しないでも死ぬ」
「せいぜい飲食物にナノマシンを混ぜる程度にしてくれやせんかね、お嬢ちゃん達」

10月16日 ボスの日   1958(昭和33)年、アメリカのパトリシア・ベイ・ハロキスさんが、会社を経営していた父の為に提唱。経営者と部下の関係を円滑にするための日。アメリカではボスを昼食に招待したりプレゼントを贈ったりしている。日本では1988(昭和63)年からデパート業界が実施している。 関連 秘書の日は4月最終土曜日の直前の水曜日。

ボスの日なんてあったのか!! 秘書の日なんてあったのか!!
凄いですよ、報告さん。いや、豆知識も身について、素晴らしい! ありがとうございます!

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ラジオ局にて2

ギュィーン!!

「おっと!」
ゲンが明日人の部屋に入ると、ギターの音が耳をつんざいた。
明日人の唇から、精一杯の声量でハイテンションの歌があふれてくる。
ようやく歌い終わった明日人にポイとタオルが投げられた。
「あれ、兄さん帰ってたんだ」
「どうしたんだ? ずいぶんと機嫌が良さそうじゃないか。珍しい曲だし」
「うん、今日さ、凄く良い歌聞いたんだよ」
「今歌ってたやつか?」
「そう。なんだか、本当に子供の頃のこと、思いだして・・・・。ほら、よく城を抜け出して、街とか森に遊びに行ったじゃない。それから、地球<ここ>で暮らそう、歌を歌おうって思った、最近の事も思い出したよ」
「そうか」
「次のコンサートで、この曲カバーさせてもらえないか、交渉中」
明日人は傍に置いてあった缶コーヒーを取ると、一気に煽った。
「この曲を教えてくれた子達も、招待したいな」
「そんなに気に入ったのか」
「そうだね。癒されるってより、活力が出てくる感じかな。
なんだろうな。夢をあきらめなくちゃいけないことがあっても、今度は別の夢を見ることを教えてくれるっていうか。一番大事なのって、ワクワクすることなんだなーって。そんな気がする」
明日人はそう言うと、子供のように屈託なく笑った。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

ラジオ局にて1

その日の夕方、明日人は某ラジオ局の生番組に出演していた。
「さて、今日のゲストは明日人さんです。
こんばんは~」
「こんばんは~」
初めて出演する番組だが、事前の打ち合わせでDJともすっかり打ち解けていた明日人は、気楽に返事をした。
「早速ラジオをお聞きのリスナーの皆から、メールが届いていますよ。これは連名で、石環町の原島拓矢君、時村和樹君、須賀沼大君からですね。 小学校6年生ってありますね。流石、明日人さん。ファン層が広いですねえ」
「はは・・・・。いや実は珍しいんですよ。こんなに若いファンってのは」
「そうですか? それじゃ、新たなファンの獲得ですね。では、読まさせていただきます。
『明日人さん、こんばんは』」
「はい、こんばんは」
「『明日人さんの曲、大好きです! でも、ちょっと寂しい感じの歌が多いですね』」
明日人の歌は故郷を思い出しながら作ったものが多い。
「あはは・・・うーん、ついついそうなっちゃう、のかなあ・・・」
「『だから、たまにはこんな曲を歌って欲しいと思います』
はい、それじゃリクエスト入ります。A-miの《僕らの冒険》です」
どんな歌がかかるのか、明日人は少しワクワクしながら数秒待った。
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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

拍手、ありがとうございます!

遅くなってすみません!

報告さん>兄さんは、大概くだらないことから、重大なことに繋がっていくのです。そしてヒカリはトラブル引き寄せ体質。この二人が一緒になると、もう凄いことに。
メビは多分、もうマックスあたりに見せられて、ものは知ってるかも。ただ、名前とイコールにならないだけで。

yamiさん>兄さんとヒカリは通じ合っているようで通じあってないような気がします。なんとなく。でもその方が長く付き合えるのかも?
サコっちの方も同様でw

4コマさん>そうです。そこから考えた話です。でも先に預金通帳が思い浮かびました。たぶん裏金とかそんなものじゃないかと思いまして。
それと、実はちょっぴり期待していたエッチな博士かもしれません(笑)

テーマ:小さなしあわせ - ジャンル:日記

FLYING TLOUBLE25

ゾフィーはほっと胸を撫でおろし、再びサコミズにテレパシーを送った。
(サコミズ、大丈夫だ。驚異は去った)
(では!)
(彼らは無事だ。メビウスが間に合った良かった)
(メビウス・・・ミライが来ているのですね)
(そうだ)
サコミズから、じんわりとした喜びの思惟が伝わってくる。
(メビウスに会いたいのか?)
ゾフィーの若干からかいを含んだ声も、サコミズは真摯に受け止めた。
(できれば。リュウ達も、もう少し一緒にいたいと思います)
(わかった)
(え? ゾフィー?)
戸惑うサコミズをよそに、ゾフィーはテレパシーを切ると、ベッドから立ち上がった。
「アシェル!」
マフィンにかぶりついていたアシェルは突然出てきたゾフィーの声に、噎せた。
「んんっ?! げほっ・・・・なんですか、隊長・・・・」
「長期の休暇届けを代理で出してくれ。提出人はメビウスで」
「メビウスに?」
「そうだ。エンペラ星人を倒したボーナスを考えていたが、長期休暇に決めた」
「えー、いいなー」
「隊長はどちらに?」
指示を出しながら、ゾフィーは仮眠室からすでに隊長室の出入り口へと向かっている。
「大事な用事がある。できるだけ早くは戻ってくるつもりだ」
「わかりました」


ゾフィーは一気に光の国の外へと飛び立った。星の外周を取り巻くバリアは、デコーダを使って一部分を解除する。ついでにウルトラサインを地球に送るのも忘れない。
やがてダークネスフィアの気配が近づいてきたので、ゾフィーはその内側に飛び込んだ。
「博士」
ゾフィーは両手を地面に着いて荒い呼吸を繰り返すヒカリの側に降り立った。
「ゾフィー、か・・・・」
「無茶をする。君のエネルギーを使い果たしてしまうぞ」
「だが、これは一度このダークネスフィアと同調したことのある俺でなくては動かせん・・・・・」
ヒカリはぜいぜい・・・・と肩で息をしながら再び立ち上がろうとする。それをゾフィーはやんわりと押し止めた。
「もう光の国の重力圏だ。この距離ならば私にも動かせる」
そう言って念力を集中させる。ダークネスフィアは静かに光の国へと降りていく。念力でそれをコントロールしながら、ゾフィーはエンコーダでバリアを再度張った。
「ウルトラタワーだ・・・・」
「出るぞ、ヒカリ」
ゾフィーは集中を解くと、ヒカリに肩を貸してダークネスフィアから脱出した。黒い炎はコントロールを失い、真下にあるウルトラタワーの中へと真っ逆さまに落ちていく。浄化の炎が、消し炭さえも残さずに、邪念の塊を燃やしていった。
「これで一段落か。君も早くメディカルセンターへ・・・・・」
「ゾフィー」
気遣うゾフィーを、地獄の底から響いてきたようなヒカリの声が遮った。
「なんだ?」
「あ・れ・の・・・・・・どこがエロ本だーーーーー!!!」
息も絶え絶えだったヒカリが、空中でゾフィーに飛びかかる。
「おわっ?! なんだなんだ?! 反抗期か?!」
「おまえがロクでもないことを言い出すからーーー! ひょっとしたら等身大のエロ本とか一瞬考えてしまっただろうがーーー!!」
「ぐ、ぐるじい・・・・だが、次はそうかもしれな・・・・・」
「んなわけあるかーーー!!」
ぎゅうぎゅう締め上げて、やがて体力の尽きたヒカリは眩暈がした。落下しそうになるところを慌ててゾフィーが支える。
「げほっ・・・あ~あ、無理するから・・・・。ほら、行くぞ」
ゾフィーはヒカリを抱え上げると、地上に向けて降りて行った。


                        Fin


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テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

FLYING TLOUBLE24

「ちょっと席を外す」
ゾフィーはそう言うと、隊長室の奥にある仮眠室に引っ込んだ。ベッドの上に腰かけ、意識を地球に飛ばす。
大気圏を抜けると、すぐ目の前に赤黒い炎の塊が落下しているのが見えた。
(あれは、ダークネスフィア!)
そこから発せられるマイナスの思念が、怪獣や円盤生物を呼び寄せている。
(これほどのものが一体どうして・・・・皇帝がいなければ動かないものではないのか?)
視線を更にダークネスフィアの内側に突入させる。マイナスエネルギーで弾かれると思ったが、予想に反して素通りできた。
内側にはもうメビウスが侵入していた。そして彼が睨みつける先には、黒い鎧が立っている。
(あれは皇帝のアーマードダークネス! ダークネスフィアが動いたのはこれの所為か!)
メビウスがアーマードダークネスに組みつく。
暴れる鎧を必死に押さえつけていると、彼らの上から、剥き出しになったガンローダーが突っ込んできた。
(何を・・・・!)
そしてリュウが飛び出した。黒い兜の小さなヒビ目がけて。
リュウがアーマードダークネスの中に吸い込まれる。やがて額を中心に闇にヒビが入った。内側から溢れる光が、闇の鎧を打ち砕く。
(ヒカリ!
そうか、ヒカリが取り込まれたから、アーマードダークネスの中に主がいるものと誤認して、ダークネスフィアが起動したのか)
だがアーマードダークネスは半端な鎧ではなかった。砕け散った破片が再び寄り集まり、元の形に戻る。その槍の切っ先が、レゾリューム光線の波動を帯びた。
(いけない!)
手出しの出来ぬ身で焦ったゾフィーだが、メビウスとヒカリのブレスが光ると、上空を旋回していたガンローダー、地上からも光があふれ出す。フェニックスブレイブの光が、恐るべき波動を打ち消した。

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

一周年 ありがとうございます!!

いやもう、本当に、一年やりました! 
見に来てくださってる方々、ありがとうございます!!
飽きっぽい私が何本か話を完結させることができたのは、拍手はコメントでご感想をいただくことができるからだと思いました。もう本当に。何日か経ってからも、また読み返したりしています。
本当にありがとうございます!!

今日の最初の閲覧者の方はどなたでしょうか?
我こそは! というかたはどうぞリクエストしてください。


さてさて、ここで、素ン晴らしい頂き物を大公開!

hisyositu

リンクを張らせていただいている、M787さんよりいただきました!
隊長秘書室の面々です!!
うわー! うわーー!! まさか自分のオリトラが絵になるだなんてーーー!!
凄いです、凄いです! 本当に嬉しい!! ありがとうございますーーーーー!!!ポイントはぞふぃーぬいぐるみv


更に個別もあるのだーー!
hisyo2
ディナの斜めのライン、綺麗だな~。シメオンの胸にドキドキしちゃってます!

hisyo1
渋い男の色気が光るイサカルに、若いのにどこか偏屈そうなルベン。

hisyo3
レッド族の二人。優しいゼブルンと姉御肌なアシェル。

hisyo4
トドメは双子萌え(笑) 左右対称、いいですよね~。可愛い女の子の双子って大好き!


こんな素晴らしいイラスト(しかもカラー!)を贈っていただき、ありがとうございました!!
これからも頑張ります!!

テーマ:小さなしあわせ - ジャンル:日記

FLYING TLOUBLE23

「おーいゼブルン。私のコーヒー豆は何処だ?」
隊長室のお茶汲みは基本的にゼブルンがやっているが、コーヒーだけはゾフィーが淹れる。
「先週、切れたから補充しないと~って独り言を言われていましたが・・・・」
お茶請けを用意していたゼブルンは首を傾げた。同時にすぐにティーポットを用意する。コーヒーがなければ別のお茶を用意しなければいけない。
「そうか。忘れていたな」
ここでゾフィーは良い事を閃いた。
テレパシーを飛ばす。

(サコミズ・・・・サコミズ・・・・)
微かだが、突然話しかけてきた声に、サコミズは驚いた。だが、トリヤマやマル、ミサキの手前、なんとかそれを表面に出さないようにする。
(ゾフィー! やはりこちらのことに気づいていたのですか)
(何か、あったのか?)
(原因は不明ですが、突然また怪獣が暴れだしたんです。円盤生物の出現も・・・・・)
(何?! わかった、すぐに応援を・・・・)
(いいえ。我々はこれ以上、あなた方に頼るわけにはいきません。幸い、一度戦った相手ばかりです)
(だが、原因究明は我々も行わなくてはならない。君達の邪魔にならないように人を派遣する)
(ありがとうございます)

ゾフィーは僅かな瞑目の後、秘書達を振り返る。
「キルシュ、現在一番地球に近い位置にいるのは誰だ?」
クッキーを頬張っていた双子は、慌ててプレートに向かう。
「メビウスです!」
「皇帝の裏金の調査だな。そっちは切り上げて、すぐに地球に向かわせろ!」

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

FLYING TLOUBLE22

ヒカリは暗い空間の中に着地した。炎の熱は感じないが、強めの重力と例のぴりぴりする感じは依然続いている。
「ここがあの炎の中・・・・圧縮した別空間なのか」
ごつごつとした岩が広がる大地は何処までも暗く、今にも嵐が来そうに雷鳴が轟いているが、雲は全く動いてない。
「人工的な気候、光のない世界・・・・・ここはまさか、ダークネスフィアか?!」
ヒカリはプレートに転送された地点のデータと一緒に、ウルトラの父が知りうる限りのエンペラ星人の『遺産』について記入していた。そのうちの一つに、座乗する宇宙船のダークネスフィアがあった。
「では、あれは部下か」
ヒカリは周囲を見渡し、鎧姿を探した。黒い姿は、すぐにわかった。耳障りな金属音を立てて、岩陰の側を歩きまわっている。時折立ち止まり、だだをこねるように持っている三又の槍を振り回した。槍の先から光線が迸り、岩を破壊する。
「こんな奴をのさばらせておくわけにはいかん!」
ヒカリは鎧に飛びかかった。鎧姿はヒカリの気配に気づいて振り向くが、それよりも一瞬早く、槍の間合いの内側に入る。
「イヤーーーー!!」
裂帛の気合と共に鎧の喉元にチョップを叩きつけるが、鎧は全く動じなかった。それどころか痛んだのはヒカリの手だ。鎧は槍の柄でヒカリを突き飛ばすと、首を掴んで持ち上げた。
「ぐうぅぅ・・・・」
そのまま無様に地面に投げ捨てられる。
「くそっ・・・・!」
立ち上がったヒカリはその場から動かない鎧を見て、怒りがこみ上げてきた。
「でやーーーー!!」
ハイキックを立て続けに叩きこむが、相手はよろめきすらしなかった。それどころか、接触寸前のヒカリの右足を掴み、投げ飛ばした。
「うわああっ!!」
地面に倒れこんだヒカリのカラータイマーが鳴る。
(・・・エネルギーの、消費が激しい・・・・・この空間のせ)
「ぐわああ!!」
背中に衝撃が走る。金属の質量が何度もヒカリの背中を踏みつけた。
「うう・・・・」
ぐったりとしたヒカリの背中に槍の切っ先が当たる。
(これ、までか・・・・こんな、所、で・・・・まだ、入ったばかりだというのに・・・・ッ!)
無念に震えるヒカリの体が、不意に引っ張られる。
「な、んだ・・・・・?」
そのまま羽交い締めにされる。何が始まるかわからない恐怖に、ヒカリは必死に暴れた。
「は、離せっ! 貴様っ!!」
鎧の隙間から闇が伸びた。無数の闇が触手を伸ばし、ヒカリの体に纏わりつき、そして引き込もうとした。
「な、なんだと?! 俺を、引きこ・・・・」
触手がカラータイマーを、顔を覆い、空洞の鎧はその内にヒカリを納める。
がらんどうの鎧の中、渦巻く負のエネルギーが更にヒカリの意識を侵食していく。
(こいつ、は・・・・ウルトラの父、のリスト・・・・にあった・・・・・ファイルNo.42 アーマード・・・ダーク・・・・ネ、ス・・・・・)
意識が途切れる最後の一瞬、ゾフィーの声が聞こえた気がした。
『もし、エンペラ星人の遺産が・・・預金通帳やエロ本だったらどうしよう?』
(何がエロ本だ、アホーーーー!!)

テーマ:二次創作 - ジャンル:サブカル

拍手、ありがとうございます!

yamiさん>こういう裏話というか、リンクもの大好きなので、ついつい書いてしまいます。
一周年もyamiさんや皆様が見ていてくださるから、続きました。本当にありがとうございます!
頑張れば毎日ネタって浮いてくるものですね。

4コマさん>ヒカリが知ってる惑星はアレでした。といっても、今回はあくまできっかけに過ぎない惑星なので、特に名前はつけていませんが。でもちょっと気に入っているかも。

ウッチャンさん>ありがとうございます~! ウッチャンさんや皆様に祝ってもらえて本当に嬉しいです。
兄弟全員の会話・・・一人一人の喋る量が少なくなります(笑) エイプリルフールネタなら思いついたので(当分先)ちょっとやってみようかな。今、超8兄弟ネタを考えていますが、いやいや、人多すぎて整理つきません! むしろ主人公が多すぎです!(笑)


一周年記念に、すんばらしいものをいただきました! 10/14にアップしますね!
もうもう! 一人で眺めてニヤニヤして大変です!

テーマ:小さなしあわせ - ジャンル:日記

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